ガーリーバンドSCANDALに嵌った日

ガーリーガレージなバンド、SCANDALを応援するブログです。

初恋のひととお母さんのカレー

2011-08-17 23:39:05 | ボクの考え
3rdアルバムの「BABY ACTION」は賛否両論あるみたいですねえ。
ただ個人的には、こうした意見が出るのはいいことなんじゃないかと思ってます。もちろん、全員が大絶賛のアルバムができれば最高ですけど、現実には難しいですからねw
どんなアーティストさんの評価を覗いてみても、程度の差はあれ、賛否両論あるのが普通ですから。好みやツボが受け手によってそれぞれ違うので、ごくごく当然のことですよね。

ただボクなんかはそれ以上に、アルバムや楽曲の出来や好みが話題になること自体が、SCANDALにとってはけっこう重要なポイントだと思っちゃいますね。
スキャちゃんがアイドルか否か、みたいな話題がでたときに、ボクがひっそりと常々思っていたのは、「楽曲自体が話題になっているうちは、アーティストと言えるんじゃないかな」ってことだったので。
新しいアルバムが発売されたときに「これは好きだ」「自分にはイマイチだ」といった意見が出ることは、アーティストに対する接し方としては正解のようにボクには思えるかなー。こうした意見が活発に交わされている間は、SCANDALはまだまだバンドとしてイケルって気がしますね。

で、ここで改めてボクの「BABY ACTION」に対する評価を、これまでのアルバムと比較して述べさせてもらうとですね…(あくまで個人的な評価ですよ)

ボクは野球が好きなので、野球で喩えさせてもらうと…

1stの「BEST SCANDAL」はもうヒットとホームランの連続! アウトになることがほとんどなく、打ちまくりなのですよ(^O^) ホームラン、ヒット、ホームラン、ホームラン、ヒット…くらいの勢いでw
当然大量得点になりますから、向かうところ敵なしですw まさに最強!

2ndの「TEMPTATION BOX」は、実は個人的にはアウトになる曲も多かったんです。その代わりに「会いたい」みたいなホームランや二塁打、三塁打がちょこちょこあったので、一枚まとめてみると点数はそこそこ入ってた、みたいなw 結果としては間違いなく勝利、といえたのでアウトはあっても満足できたわけですね。

で、今度の「BABY ACTION」はというと、実はホームランといえるほどの一撃はまだ見つかってないのが本音なんです。ただし、テンプテとは逆にアウトといえるものがほとんどなかったんですよね、ボク的には。ヒット、ヒットの連続ですから、ベスキャのような衝撃はなかったものの、終わってみれば2ndアルバムより点数は入っていた、みたいな感じです。全体の印象としては上に感じるんですよね。

正直にいって1stの「BEST SCANDAL」は、もう殿堂入りなのですw 神アルバムなのですよ(^O^)
恐らくこれを抜くアルバムは生涯出ないんじゃないかと思ってるほどでして…「BEST SCANDAL」と比べるのはやめよう!と思ってるほどなんです(^^ゞ

当たり前といえば当たり前なんでしょうけど…やっぱりね、嵌るキッカケになった曲とかアルバムってのは強いんですよねw なにしろ、それまで興味ゼロだったのが好き度100になるわけですからw 恋に落ちるのと、なんら変わりはありません(^^ゞ

いうなれば、初恋のようなもので。
初恋のひとって、人生においても特別な存在になりませんか? それと同じで、やっぱりファースト・インパクトの楽曲やアルバムって絶対強いと思うのですよ。

例えばボクがよく話題に出すB’z(神的存在w)にしたって、初期の作品のほうがどうしても思い入れ強いもの多いですしね。
特にファンというわけでもないアーティストさんを考えても、ミスチルなら「CROSS ROAD」、GLAYなら「beloved」、ラルクなら「HONEY」、コブクロなら「風」、レミオロメンなら「粉雪」…と、好きな曲は大体初期の曲が多いように思います(ボクの場合は、ですが)
まあ、デビュー直後の売り始めにいい楽曲を、という背景があるのかもしれませんが、初めて知った衝撃を忘れられない、といった心理面も少なからず影響してると思うんですけどね。

そういう意味では、ボクがスキャに嵌るキッカケとなった「DOLL」や「カゲロウ」、次々にのめりこんでいった「SCANDAL BABY」や「少女S」が収録された1stは強力すぎるんですよ。
これを抜くアルバムはちょっとやそっとでは出来ないように思えてて、ボクのなかではいつか「BEST SCANDAL」に追いつく作品がでるのを楽しみに待っている、くらいの感覚があります。
メンバー作詞作曲の楽曲で、ベスキャに並ぶアルバムがでる…のがもしかしたら、ボクの究極の夢かもしれませんね。大阪城ホールよりも難しいんじゃないか、と思うくらい、ベスキャの壁は厚くて高いんですw

その一方で、ボクはメンバー作曲の作品に関しては、どうしても贔屓目に見てしまうというか、思い入れを持って受け入れてしまうところがあるのは、否定できないところです。

意図的に贔屓目に見よう、なんて意識はもちろんないんですけど…どうしても思い入れが入っちゃってるんじゃないかと。
喩えていうならば、自分の娘が描いた絵は、他の子のものよりうまく見えるというか…(まあ、ボクに娘はいないんですけどねw)
ほら、よく好物を聞かれて「お母さんの作ったカレー」なんて答えがあるじゃないですかw あれと同じですよw
冷静に、純粋に、味だけで評価したら「お母さんの作ったカレー」よりもココイチのカレーの方がうまいはずなんですけど…w
それでも「お母さん」との間にある特別な思い入れが、スペシャルな味として認識させるわけですよ(^O^)
でも、それって決しておかしなことではないでしょ? 
機械じゃないんだから、感情によって評価を変えるってことは人間としてはアリなんですよ(^O^) 好きなひとが作った手料理は美味いのだ♪

そういう意味では、メンバーの作った曲に高評価をするのは、決しておかしなことではないかな、と自分では思っているんですけどねw

「BABY ACTION」はメンバーが関わる比率も高くなってると思うので、その点も無意識のうちに評価を高くさせてるかもなー…とは思いますね。

音楽素人の立場から楽曲について考えると、神アルバムと位置づけた1stに比べて、今作は洗練されたって感はあると思います。逆にいえば、それが「初恋のひと」である1stと比べたときに、物足りなく感じる要因になってるのかな、と。

難しいことはやってないんだけど、荒々しく、勢いがあって、やたらカッコイイ。
これがSCANDALから受けたファースト・インパクトのような気がするので。
技術力と経験値のアップによって、洗練された楽曲ができるようになったのでしょうが、そのスマートさってのは「初恋のひと」の面影とは、やや異なる印象を与えてしまう…てのはあるかもしれませんね。ちょっと皮肉な感じはしますけどね、うまくなったら持ち味が薄れた、みたいな話なので。

1stを神とするボクにしても、「初恋のひと」の面影を追いたい気持ちはもちろんありますけど…
ただですね、「荒々しく“しか”できない」のと「荒々しく“も”できる」てのは全然違うことだと思うのですよ。
今のSCANDALは「荒々しく“も”できる」に向かって発展している途上だと考えたいので…ボクとしては現段階での「BABY ACTION」は十分満足できる作品ですね。

まあ、とはいえ賛否両論のどちらの意見にも、納得できる感じはありますw
繰り返しますけど、賛否両論でアツイ意見が交わされているならば、実に健全なことなんじゃないですかねw

まさか涙でるとはな~w

2011-08-12 23:32:37 | シングル・アルバム感想
SCANDALの3rdアルバム「BABY ACTION」…昨日ようやく手元に届き、リピートしておりますw
発売前にも聴く機会はちょくちょくあったんですが、できるだけ我慢して、我慢して…やっとしっかり聴けたわけですがw

いいですね、いい!(^O^)

一言でまとめると、そんな感想になりますw どの曲もいかにもSCANDAL!というか、実にしっくり入ってきますねw
それが当たり前といえばそうなんですが、前回アルバムは「会いたい」のような傑作もある一方で、ん?と思うような部分もなきにしもあらずで(^^ゞ
実験的な要素やいろいろな可能性を模索した感のある前作に比べて、今回は勢いのあるアッパーチューンやバンドサウンドの要素が濃い感じがして、ボクが思い描いているSCANDALらしさを存分に堪能できてますw
ラーメン屋に入ったら、思った通りにラーメンが出てきて、安心して味を楽しんでる、って感じでしょうか(^O^)
これから聴き込んでいくことで、より味への愛着も深まってくるんじゃないでしょうかね。
第二期SCANDALのスタートと呼ぶのに相応しいアルバムかと、個人的には思っています。

全部の曲の感想を書くのはちょっと大変なのでw、ツボに来た曲から感想を書いていくと…

現時点でパッと聴いたなかでは、一番グッときたのは、やっぱり「アップルたちの伝言」ですかねw
初期SCANDALの作風にもっとも似ている…とは聞いてましたけど、やっぱり嵌っちゃいましたねえ~、悔しいほどにw
念のために書いておくと、先入観があったからではなく、曲順もわからないまま聴いててピーンと来ちゃった!てのがこの曲なんで。
なんていうんでしょう、こういうのをフックがある、というんでしょうか。イントロからもう惹かれまくっちゃうんですよね。作曲の田鹿ゆういちさんの作り方が上手いのかもしれませんが…文句ナシにカッコイイですし、聴いた瞬間に「おおッ、なんだコレ!」って心鷲掴みにされちゃいます(^O^) TOMOMIの歌詞も聴くほどに惹かれていきますしねw
曲順からいっても、「アップルたちの伝言」が今回のアルバムの4番バッターということでいいんじゃないでしょうか(^.^)
この前後の「BURN」と「東京スカイスクレイパー」も凄く好きなので、この3曲でクリーンナップを形成してる、って感じがありますねw(野球を見ない方にはなんのことかわからないと思いますがw)アルバムの中心にドーンと座っている、というか。
この後にシングル3曲を並べ、締めとして最後に、スキャファンとすれば思い入れがどうしても深くなる「Very Special」と「one piece」をもってきたことで、全12曲がホントにあっという間に感じられます。まさに怒涛、これはリピートしてしまうな~!w

「アップルたちの伝言」について話を戻すと、サックスの音がけっこう印象的に入ってるんですけど、これをBye Bye Boyのsaeさんが担当しているとのことで…
事務所も同じことですし、ライブでもここはsaeさんに演奏してもらう、てのもアリなんじゃないでしょうかねw
個人的にはスキャのステージに女子がサポートメンバーとして入っても、違和感は少ないように思います。男子だとちょっと違和感あるかも、ですがw

「東京スカイスクレイパー」もシンセが効果的に入ってるんですけど、印象としてはドラムやベース、ギターといった楽器の方が強く感じられます。つまり、メンバーがあくまで主役、って感じがあるんですよね。
ここらが前作との違いかもしれませんね。前アルバムのなかには、他の楽器のイメージの方が強いって曲がいくつかあったので。
「東京スカイスクレイパー」はシャレオツwな感じがありながら、踊りたくなるような心地よさがあって、ライブでも盛り上がるんじゃないでしょうかw 秋のツアーがホールツアーというのが、ちょっと勿体無く感じたのはここだけの話です(^^ゞ

ノリノリなアッパーチューン好きなボクとしては、「アップル~」や「東京~」、あと「Sparkling」あたりがツボに来るのは自分自身でも「やっぱり」なんですけどw、なにげに好きなのが「BURN」なんです(^O^)

なんでしょう、すげえ好きです、コレw

もうイントロからセンチメンタルになるんですよ(^^ゞ えっと、こういうのは「エモい」っていうみたいですねw エモーショナル=感情的、感動的からきてる言葉のようでw
歌詞がまたいいんですよねw これがホラー映画の主題歌てのは深いなあw(ちなみに「呪怨」の清水監督、ボクはけっこう好きだったり(^^ゞ 怖いのよ、マジで)
RINAが歌詞書いてると思うと、ますますグッとくるところがありますね。ちょっと偉そうな言い方してしまって申し訳ないんですが、最近のRINAは人間的に一皮向けて大きくなったような感すらありますね。
最後のギターソロもライブではアドリブがバンバンきそうで、ここも楽しみなところですねw

「Very Special」はTOMOMI作詞作曲、というだけでなくアレンジまでメンバーがかなり手掛けているということで、ファンから見てもスペシャルな楽曲と言えるんじゃないでしょうか。第二期SCANDALのスタート、という位置づけを代表する曲と言っていいと思います。

いやね、やっぱり感慨深いですよ。メンバー自身の手によって楽曲が生まれた、ってことは。
なんだかんだで、楽器を持ったこともなかった子たちがここまで来るってことは「すげえ!」ことだと思うんですよ。
いや、そりゃあ結成して5年で自分たちの曲を作るようになるバンドさんなんて、アマチュアにゴロゴロいると思いますよ。
凄いのはそこではなくて、いろいろな方向性を選択できるなかで、SCANDALがちゃんと「バンド」として成長してきた、ってことです。プロとしての活動を通じて。
ここまで来るのにいろいろありましたけどw(って、ボクは何者やらw)、まとめてみると周りのオトナたちはwメンバーたちを大事に育ててきたなって感がありますね。「バンドとして育てる」という想いが、ファンが思っている以上に強かったように感じています。ボクのなかでは、もっと評価されていい部分だと思ってますね。

だってねえ…メンバーたちに作詞作曲させた楽曲を生み出させてやりたい!って想いが、節々から感じられません?w 気のせい?w

まあ、ここらについては日を改めて語るとしてw

「Very Special」はTOMOMIの想いがストレートに伝わってくる気がして、聴いてるとTOMOMIの癒し空間に引き込まれる感がありますw
「とにかく笑えばいいじゃない」なんてところは、彼女の周囲を幸せにしたい気持ちが溢れてますよw 曲の生まれた背後を知ってるせいもありますが、「励ましたい」気分に満ち満ちた、TOMOMI流の応援ソングな気がします。

そして最後の「one piece」がね…
これ、不覚にも涙でてきてしまったな~。恥ずかしながら(-_-;)
多分、SCANDALのことを知ってて、「キミ」というのが聴いているひとりひとりを指してのものだと知ってると、感動が全然変わってくる曲だと思うんですが…

まさにスキャちゃんの歴史が詰まったような、バンドのこれまでが凝縮したような曲なんですよね。
チームSCANDALとファンとが、大阪城ホールで一緒に聴くには、これ以上ない曲だと思います。ていうか、涙なくして聴けないでしょ、そのとき(^^ゞ
またね、「10年後」という言葉がでてくるあたり、彼女たちが本気であることを感じさせるんですよw 大阪城ホールでのワンマンと同じくらい、10年後もバンドを続けていることは重要な目標になってるんじゃないでしょうか。

「one piece」はファンのひとりひとりに向けられた、SCANDALからの贈り物のような曲だと思いますね。
それと同時に、彼女たちに改めて、満員になった大阪城ホールの景色を、ステージの上から見せてやりたいと思ってしまいましたね。
華々しそうに見えて、その実、地道に地道に努力を続けている彼女たちに、その努力が正しかったことを見せてあげたい。
いやー、ホントにSCANDALのファンになって良かったなぁ~!

ちなみにですが、「one piece」、ボクのなかではB’zっぽさも感じてるんですよw なぜかw(B’zはボクの神的存在ですw)
多分、なんとなくギターに共通項を見つけてるんでしょうけど…自分でも理由はハッキリわかりません(音楽素人ですからw)
でも、稲葉さんがこの曲歌っても、全然違和感ないと思いますよ。

さてさて、今回の記事では全部の曲は取り上げてませんけど、今回のアルバムはホントにはずれなし、って感じで個人的には満足度が実に高いですねw
シングルのときには正直好きになれなかった「スキャぶっと」も、なぜかアルバムで聴くといいんですよw なぜだろうw
シングルとしてはスキャらしさに欠けた、と感じたのかもしれませんね。こういうのもスキャの一面、とするアルバムなら、すんなりと楽しむことができました。

あと、これは音楽素人の勘違いの可能性大ですけど、最近の楽曲はシングル含めてベースの音がすごく際立って聴こえるような気がしてます。ライブではバスドラやベースの低音が目立つのはよくありましたけどね。
単純にボクの耳がベースを聴けるようになっただけかもしれませんが…
「ラブサバ」のカップリングであるMAMI作曲の「ひかれ」なんか、凄くベースが印象的なんですよね。そのせいか、ボクなんかはチャットモンチーらしく感じてしまっていますがw ただベースラインがカッコイイので、聴けば聴くほど「ひかれ」は好きになっていきますねw バンドとしてのカッコよさが、ますます増してきたような感じがあります(あくまで、音楽素人の意見ですw)

いや~、「BABY ACTION」、いいわ!

ひたひたと…

2011-08-04 17:21:12 | 売り上げ・動員数など人気の話
更新できないときは全然できないんですけど、逆にできるときはまとめてできるという…(^^ゞ
波が激しくて申し訳ないんですけどw、できるときにやらないとなかなか更新できないので、続けて記事を書いてしまいますw

3rdアルバム、「BABY ACTION」の発売まで一週間を切った、ということでSCANDALの露出もいつも以上に多くなってる印象がありますね。

今日は日経エンタ!の発売日だったので購入してきましたが、タイミングをあわせたように(というか、確実にあわせてますがw)公式サイトから紙面コーナー「わらうた」への参加が告知されてましたね。これで近々に日経エンタ!に登場することは間違いないわけで(再来月くらいかな?)、力の入れ具合もわかるというものです。

「日経エンタテインメント!」はテレビや音楽、映画、雑誌などのトレンドを追った雑誌なので、これ一冊あれば今の流行がわかるというものです。
商業雑誌なので純粋に人気があるものを企画した、とは言い切れない面ももちろんありますが…(新聞や雑誌などで、「今、これが売れている!」みたいな特集があったときは、けっこうな確率でお金が動いてるのが常です…こんなこと言っちゃっていいのかな?)、とはいえ現在の流行を抑える目安にはなるんですよね。

ちょっと驚いたのは、SCANDALの扱われているページが、巻頭にある「今月の要チェック!」みたいなコーナーにあったことですね。
ここに載るってのは、そこそこに話題があるひとじゃないと載らないんですよ。
日経エンタ!でいうと、巻頭付近にある特集のインタビューには、相当ブレイクしていないと載らないんですよね。(ここに載ったひとは表紙にもなります)SCANDALが大阪城ホールでワンマンをやるには、日経エンタ!で表紙に登場するのがひとつの目安になるんじゃないか、と思ってるんですけど…
巻頭特集までは無理でも、そこに一歩近づけたかな?と感じられたのは嬉しかったですね。

「LOVE SURVIVE」のオリコン順位が週間で11位、枚数で13500枚ほど、ってことらしいんですけど…
個人的には今はもう、オリコンの結果はあまり気にならなくなってるんですよね。
今回のようにトップ10圏付近にあり続けて、右肩上がりの傾向にあれば今は十分だと思っています。オリコンの順位が意味を持つとすれば、圧倒的な枚数を記録した時ですね。その時がブレイクの瞬間=大阪城ホールへの進出のとき、だと思うので。
ボク自身は今の人気を10年以上保ち続けることの方が価値があると思うし、嬉しいことなんですけど、本人たちの夢が大阪城ホールである以上は、そこは達成するところを見たいですからねw
その意味でブレイクの瞬間は待ち遠しくはありますが、今のように少しづつ力をつけていくのは決して悪いことではないと思っています。

日経エンタ!の件も含めて…個人的には少しづつ、でも確実にSCANDALの人気はあがってきているのかな、と思うことが多いんですけどねw

デビュー当時からずっとスキャちゃんを見続けてきましたけど、正直にいえば大ブレイク!って瞬間はないんですよね、これまでw 
明らかに知名度が上がった!と感じたのは「少女S」のときですけど、それ以外はちょっとづつ、ちょっとづつ、人気がじわじわ上がってきてるな~という感じなんですよね。決定的なブレイクって感じじゃないんです。
逆にいえば流行に乗っての人気、ってわけじゃないと思うんで、アーティストとして長く活動していくにはむしろ良いんじゃないかと思ってますけど。

例えば、昔からず~っと活動していて、今でも各地を回ってコンサートするようなアーティストさんっていますよね。大御所と呼ばれるようなw
そういう方たちが今でもヒットチャートに名を連ねているかというと…そういうわけじゃない。(小田和正さんみたいな方もいらっしゃいますがw)
でもず~っと長く愛されているのは、根強いファンを多く獲得しているからで、本当の人気ってなんだろうな?と思っちゃいますね。(まあ、B’zやミスチルみたいな別格の存在はありますけどw)

ある期間だけ爆発的に売れて、時代の寵児となるのがいいのか。
大ヒットはなくても、ずっと長く音楽活動を続けられるのがいいのか。
…もし二者択一を迫られたら、ボクなら後者をとるかな~。もちろん、どちらが正しいってわけじゃなく、それぞれの価値観次第ですけどね。
ただし、ファンとしては間違いなく後者なんですよね。これは、恐らく誰もがそうだと思うんですけど。
だって、活動を見られなくなったら意味ないですから。ファンとしては一日でも長く、1曲でも多く、活動を望む、ってのが普通じゃないでしょうかね。

話が少しズレてしまいましたが…(^^ゞ
最近、SCANDALの人気が上がってきたのかな? と感じることが、ちょくちょくあるんですよね。
「お前、それは勘違いだろ!w 単なるイタイファンだぜw」というものも含めて(^^ゞ、紹介していきますと…

・発売日にラブサバが売り切れてた!(入荷が少なかった可能性もありますが…逆にハルカはまだ売れ残っていたというねw)

・日本テレビ系列「ハッピーMUSIC」の新聞欄に「スキャンダル」の文字が!(深夜枠なので一組しか出演者の名前が載らないのです。そこにスキャ…その日はSKEも出演していたので、普通ならそちらになりそうなのにw)

・雑誌「GO! GO! ギター」を手に取ったら、一発でスキャのページがめくれた!(これって誰かがそこを読んでいた、ってことでは…え、考え過ぎ?(^^ゞ )

・地元テレビの情報番組のBGMに、「少女S」が使われてた!(単にディレクターの趣味か?(^.^))

・中川翔子さんが「瞬間センチメンタル」大好き発言!(え、いろんな意味で今更ですか?w しかし、しょこたんの性格の良さはガチだな~)

・美浜海遊祭ライブに出演していたDream5のメンバーの方が、SCANDAL大好きだったらしいです。偶然ネットで拾い読みしたものなので、ちょっとだけコピペ…

あのねあのね
みこと、SCANDALさん大好きなの…夢の同じステージ…)^o^(

同じ音楽業界のなかにもSCANDALファンって方の声をよく聞くようになった気がしますね。ちなみにDream5はボクは今回初めて知ったのですが、AAAの妹分のようなダンスユニットでメンバーさんは中学生くらいに見えました。やはりスキャと通じる部分があるのかも…w
先日HARUNAがSPEEDと共演したときは、感動したものですが(ああいうところで人前では涙見せないのがHARUNAらしくていいんですよね~…)、彼女たちも徐々に憧られる存在になりつつあるのかもしれませんね。

・アジアツアー決行! しかもワンマン!(ワンマンてのは凄いですよ…)

・「女性ベーシストがいるバンドのなかで、かっこいいと思うバンド」で「SCANDAL」が2位!(1位が「その他」だったことを考えると実質1位! しかも好きなガールズバンドでもプリプリ、Zoneに続く3位…つまり現役では1位!…これってかなり凄いことのように思うんですけど。一方でプリプリは別格として、Zoneよりも下というところに一般的な認知度はまだまだという感じはありますが…)

他にもMAMIやRINAが雑誌に連載を持つようになったり、音楽番組のMCを務めたりと…個人としてもバンドとしても格が上がってきたと感じることが多くなりましたね。
業界内でも世間一般に対しても、少しづつですが確実に認知度は広がってきていると言っていいんじゃないでしょうか。

そしていよいよ迎える3rdアルバム「BABY ACTION」…
第二期SCANDALのスタートとも位置づけされたこのアルバムで、ロック志向の楽曲が揃ったことは大きな意味があるように思うんですよね。
その辺りはおいおい好き勝手に語るとしてw、発売日に向けてますます楽しみが増えていきそうです。

美浜海遊祭ライブ、観戦(テレビで)

2011-08-03 03:07:00 | テレビ・ラジオ・ネット番組出演
先日、愛知県の美浜で行なわれた美浜海遊祭のライブが、テレビで放映されまして無事に見ることができましたw

いやー、こういうときは地方に住んでてよかった♪と思いますねw 東海地方限定で放送されたでしょうから…。できるなら、皆さんにも見てもらいたいんですけど、ボクの方から何もできないのは本当に残念なところです(-_-;)

放送されたのは新曲の「LOVE SURVIVE」と「DOLL」の2曲だったんですけど、実に堂々たるパフォーマンスでしたねw(演奏という意味も含めて)

このライブは海浜近くの野外でのライブフェス、といったものだったんですが、確か当日はTBSの「音楽の日」に出演するため、スキャちゃんたちは一番バッターで登場して、その後すぐに東京へ帰る…といった強行軍だったと記憶してます。
ライブには他に5組のアーティストさんが登場しましたが、バンドはSCANDALだけだったので、バンドセットを組む手間を考えても、トップバッターでの登場はよかったのかもしれませんね。

ノリのいいボク好みの曲を2曲、ということで、画面越しでもライブをたっぷりと堪能できましたが(ちなみに放送は深夜12時50分からw)、それにも増して印象深かったのが、会場での盛り上げ方ですね。

テレビ放送は、AAA、ももいろクローバー、そしてSCANDAL…(残りの皆さん、割愛してごめんなさいm(__)m)という順で放送されたんですが、その順番がそのまま格付けされた順、みたいな感じでして。
会場の様子を見てるとわかるんですけど、ほとんどの方がAAAのファンの方、という状況なんですね。いわゆるスキャにとってはアウェーというんでしょうかw ももいろクローバーのファンの方もいるし、SCANDALのファンの方も盛り上げてる様子はよく映ってたんですけど、それでもファンの数はAAAが圧倒的、という感じでw

去年もAAAは同じライブにでているようなので、このフェスの主役がAAAというのは間違いなかったと思います。テレビの放映時間も特に多かったですしねw
ファンの比率をわかりやすく喩えれば、三国志時代の魏がAAA、呉がももいろクローバー、蜀がSCANDALというとピッタリかと思いますね(^O^)
小説である三国志演義では、蜀こそが正統と位置づけされて主役扱いされていますから、SCANDAL応援ブログであるここではスキャを蜀に当て嵌めるのは、まさしく妥当とも言えるでしょう。(え、かえってよくわからないですか?)

いやいや、三国志はどうでもいいのですよ。
大切なポイントは、会場の多くはSCANDAL以外のファンの方だった、ということです。

ですから新曲のラブサバが披露されたときも、蜀の戦士たちは盛り上がってるんですが(いい加減に、三国志から離れろって?w)、けっこう周囲は冷静だったりしてるんですよね。まあ、こういうフェスではよくありがちなことですが(^^ゞ

ところが「DOLL」ではほぼ会場中が、ビッシリとタオル回してるんですよ! 少なくとも画面ではそう見えました。
2年前のめざましライブでは、RINAがかつてない多さの「DOLL」のタオル回しを見て感激していましたが、あの時と比べても遜色ないほどのタオルが回ってました。
でも、2年後の今回の美浜は、スキャ目当てのお客さんばかりではないですからね。
アウェー会場でこれだけのタオルを回させるとは…と、成長ぶりに改めて感心してしまいましたね。

最近のアウェー会場では、よくタオルが回るようになったのは知っていましたけど、アウェーでの「DOLL」のキラーコンテンツぶりを再認識させられました。
放送はしてませんでしたが、恐らくTOMOMIあたりがMCでタオル回しの説明をしてるでしょうし、演奏中もHARUNAが「せーの!」とタイミング合わせたりしてました。工夫を凝らしてあるがゆえの、アウェーでのあの盛り上がりなんだと思います。

実際、ブログを拾い読みしてみたんですけど、ライブ参戦者の方は、あのタオル回しの印象かなり強く残ってるようなんですよね。「タオル回しが楽しかった」「スキャンダルは面白かった」という声がけっこう多くあるんですよ。(SCANDALじゃなく、スキャンダルってところがリアルでしょ?w)

頭ではわかっていたつもりでしたが、今回目の当たりにして、つくづく「DOLL」の威力を思い知りましたねw
こんな武器がもうひとつ、ふたつあるとさらにアウェー向けにいいんでしょうけどw

それともうひとつ、ブログを拾い読みして「面白いな」と思ったことがあります。

AAAのファンの方は、けっこうな確率でスキャのことを好印象で捉えてるんですよね。どっちもファン、という方もいますし、関心も高ければ評価も高い、という感じなんです。とりあえず、ボクが読んだなかには、否定的な意見ってありませんでした。
AAAはダンスパフォーマンスユニットですから、ダンススクール出身のスキャとは、パフォーマンスの部分で通じる部分があるのかもしれませんね。

一方でももいろクローバーのファンの方も、スキャに対して相性がいい、と感じられてるみたいです。これまたけっこうな好印象なんですよね。
ももいろクローバーはバリバリのアイドルですが(ライブも口パクでしたけど、ファンの方はそんなことにお構いなく盛り上がってましたねえ。見た目も喋りなども、まさにアイドル!でした)、かといって、恐らくファンの方はスキャをアイドルとしては見てないと思うんですよ。アイドルとして見たらライバルになりますから、もっと否定的な意見が出てきておかしくないですもん。
「魅せる」というウリは一緒だけど、あくまでバンドという別物なので、どこか通じる部分を感じながらもライバルとしては見えていない、というところじゃないでしょうか。

いずれにしろ、別ジャンルのファンの方にも、SCANDALは受け入れられる素養を強く感じましたね。
スキャが独特の立ち位置にあるのはデビュー当時から感じていましたし、製作サイドもそれを狙っているのは確かだったんですけど、今回はちゃんとその位置に立てていることが実証されたような気がしましたね。

ただ、今回のAAAにしろ、ももいろクローバーにしろ、基本的にはメジャーサイドのアーティストさん…広く名前を知らせていくことを目的に活動している方々なんですよね。
メジャーなアーティストさん相手のフェスでは、十分スキャは魅力を伝えられると確信できました。
となると今度は、どちらかというと深く魅力を伝えていく作業…そんなコアな活動をしているバンドさん相手にして、どこまでやれるかが見てみたくなりますよねw
ボクはロックフェスにスキャが出るのにあまり興味なかったんですけど、今後はちょっとそそられるものがありますねw

あ、最後になりましたが、美浜でのスキャファンの皆さん、評判よかったですよw
これは嬉しいことでしたので、報告しておきますw