去年の6月14日…といえばサッカーのワールド杯だったんですよねw もう何年も前のことだと思っていたのにw
そしてもちろん忘れちゃいけない、スキャの「雨上がりの決戦~江戸編~」だったわけで…
6月14日と聞いて、パッと「雨上がり」のことを思い出したときは、自分でもビックリしましたねw 必要のないことはどんどん忘れていく人間なのに(^^ゞ、どこまでスキャに嵌っているのか、とw いやー、怖いです(*_*)
さて、いよいよ最後まで辿り着きましたね~。「Dreamer」ツアーを踏まえてのメンバーの魅力を語るシリーズもラスト、ドラムのRINAの出番となりましたw
その前にちょっとだけ話を脱線しますと…3rdアルバムのタイトル「BABY ACTION」って、英語苦手なボクはハッキリと断定はできませんけど、直訳「赤ちゃんの動き」から転じて「はじめの一歩」「初体験」みたいな感覚で捉えればいいんでしょうかね。(まあ、BABYには「カワイイあの子」みたいなニュアンスも含まれているかもですが)
とすると、スキャにとってアルバムでの初体験となれば、パッと思いつくのはやはり作曲…
というわけで、メンバーひとりひとりによる作詞作曲歌があるような予感がしますね。3rdアルバムのウリのひとつになるのかな?なんて思っていますが…
アルバムツアーではない「Dreamer」ツアーでは、これまでにもよく聴いた曲をたくさん披露してくれたんですが、その一方でメンバー作曲の作品をライブで聴けるのも楽しみのひとつでした。
そういう意味ではRINA作曲の「Emotion」とMAMI作曲の「Want you」はツアーの主役のひとつだったといえるかもしれませんね。
そして今、改めてツアーを振り返ってみると、「Want you」の期待通りのカッコよさにニヤニヤしてしまうわけですが…(^O^)
「Emotion」が自分のなかで、ここまでクルとはいい意味で予想外でした(*^_^*)
この「Dreamer」というツアーを数年後に自分が思い返すとしたら、恐らく真っ先に思い出すのは「Emotion」でしょうね。それくらい、今回のツアーで主役となった曲だと思います。
ふと記憶を蘇らせると、ライブでの楽しかった光景が走馬灯のようにいろいろと浮かび上がってくるんですが(ほとんど爺さんですなw)、一番印象に残っているのは、「Emotion」でのRINAのドラムなんですよね。
今回のツアー、敢えてMVPを決めるのならば、RINAになるんじゃないか。
それくらい、RINAの成長を強く感じたライブだったと思います。ボクのなかでは「Dreamer」=RINAのツアーというほどの印象がありますね。
とはいえ…毎度言ってることですけど、音楽素人のボクに、楽器の上手さや技術をわかるだけの能力は本来ないのですよ(^^ゞ
特にドラムっていうのは、わかりにくいです。ギターなんかは音が目立ちますし、「上手い」と評価されてるギタリストさんのプレイを聴く機会があるぶん、「いいギターの音」てのがなんとなくわかる気がするんですが…ドラムの場合は「上手い」ドラムスのソロプレイなんてまず聴くことないですからねえ…(-_-;)
そのためどうしても、あくまで素人が感じた、という程度の話になってしまいます。逆にいえば、素人でもわかるほど上達した、とも言えるのかもしれませんけどね。
その点をご了承いただいたうえで、ボクの感じたことを書かせてもらいますと…
ボクが「RINAのドラム」というものを、初めて意識して聴けたのは、多分1年ほど前の「サクラ前線ツアー」でメンバーがソロプレイをやったときだったと思います。ソロだったので、音がわかりやすかったわけですねw
このときのソロプレイが…ぶっちゃけると、ちょっと物足りなさを感じてしまったんですよね。素人のくせにw
それ以前に、楽器に詳しいスキャ友さんたちから、「ドラムロール」の話なんかを聞いていたわけです。「ダララララ♪」みたいな早い連打、あるじゃないですか(^.^) あれ、あんなふうにドラムを連打しようにも、人間の運動神経には限界があるため、普通ではできないらしいですね。スティックがドラムの表面に弾んだ跳ね返りを利用してるんだそうです。(こんな説明で伝わりますでしょうか(^^ゞ)
筋肉をめっちゃ動かして早く叩いてるわけじゃなく、「技術」の産物、って感じなんですよね。
跳ね返りが生み出す音を安定して出すなんて…どう考えても難しいじゃないですか(-_-;) 相当練習をつまないとできないだろうな~と、経験してなくても想像できます。
当時のRINAはこのドラムロールをはじめ、様々なドラムのテクニックをまだモノにできていなかったと思うんですね。それでソロのときに、表現に限りがあったのかなと…
それ以来、音楽素人ながら(何回言うんだw)RINAのドラムを聴いていて、その特徴がガムシャラさにあるように感じるようになりました。
言葉に表すと「ダカダカダカ!」といった感じでしょうかw
悪くいうと固さがある、ってことになるかと思いますが、その分懸命に叩くのが伝わってくるんですよね。技術的に完成していない部分を、根性で補っているような。RINAらしいといえば、非常にRINAらしいですw
ところが、今回。
明らかにRINAのドラムが進化していたと思うんですよ。いや、ボクの耳では「進化していた!」なんですがw、自信がないので「~と思う」をくっつけてますw
先程表現した「ダカダカダカ!」が「ダララララ!」や「ドロロロ!」になっていたんですよw 滑らかというか、柔らかというか、流れるようにというか…固さがとれていたんですよね!(…と思いますw)
もしかしてアレンジが多かったことで、余計にそう感じたのかもしれません。今回のセトリの曲は、ドラムきっかけで入ったりするアレンジが多かったような印象があるんです。ドラムの音があちこちの箇所で目立ってたんですね。
でもこれって、逆に言えば、それだけRINAのドラムに頼れるようになった、ってことでもありますよね。
一番の見せ場である「Emotion」に入る前から、けっこう早い段階からRINAのドラムは光っていたように思います。あれ、なんだ? RINAすげえカッコいいぞ?! と「星の降る夜に」あたりから惹きこまれてましたもん。
まあ、もちろん、ボクのただの思い違いってこともあるかもなのですが…(-_-;)
ただですね、MCの最中って、RINAはよくドラムで「合いの手」いれるじゃないですかw 「ギターのMAMIです!(ダカダン!←コレ)」みたいなw
そのときにですね、RINAは「ドラムロール」の練習を半ば無意識にやってたんですよね!(…と思うw)
いや、でも確かにスティックをスネアに弾ませて「ドロロロ」という音を出してたんですよ。ホントに無意識に練習しちゃってる、という感じで。
実際のところはわかりませんが、RINAがこれまでに出来なかった技術を習得している、身につけつつある確率はかなり高いんじゃないでしょうか。ホントにレベルアップしてる感じがバンバンするんです。
元々RINAの一番の武器というのは、感情を表に出すというか、ストレートな感情を表すところだと個人的には思っていまして。
あくまでもボクの個人的な好み、ということで言わせてもらうと、ギラギラしてるときのRINAというのは凄く魅力的なんですよねw
「負けてたまるか!」オーラ全開のときとか、悔しい想いをしながらもそれに必死に耐えてるときとか。
いい意味でいい子(^O^)が揃っているスキャのなかにあって、見てるこちらがハラハラするほど、危なっかしいことがあるんですよね、RINAにはw でもそのギラギラ感をまともに正面から出せる、てのはRINAならでの魅力だと思うんです。
もうちょっとギラギラ感というのを補足的に説明すると、「上に昇っていこう!」という向上心とか野心(というとちょっと言葉がキツイかもしれませんが)といった感じになるかと思いますが…普通、こういう感情をあまり表に出しすぎてしまうと、周囲には煙たがられる危険もあるわけですよ。
多分、プロのアーティストになるような方ならば、こうした感情は多かれ少なかれ、誰もが持っているはずだと思います。ギラギラしたものを持ってはいるんだけど、それを表に出すのか、胸に秘めているかの違いなんじゃないかと。
では、誰もがギラギラ感を露わにしていいか?というと…上でも述べたようにちょっと間違えると、嫌われてしまう怖さがあるんですよね。
…で、あくまでこれは、ボクが勝手に思っていることですけど…
ギラギラ感を表に出しても大丈夫なひとになるには、条件が必要だと思うんですよ。
それは「礼儀正しさ」と「説得力」です。
例えばですね、「オレが総理大臣になって日本を変えてやる!」といった野心ギラギラなひとがいたとしますw
そのひとがガムを噛みながらポケットに両手を突っ込んでツバをペッペッと道路に吐くようなひとだったら、「ええ~(-_-;)」ってなりません?w うわ、ちょっと応援できんわ…となるのが普通かと思うんですがw
ワルとか不良とか呼ばれてるひとでも、普段の態度が凄く礼儀正しかったら、なんだかメッチャカッコよく見えませんか?w そういうことにも通じていると思うんですけどね。
また、「総理になる!」と言っているひとが、毎日10時間勉強して、英語もフランス語も中国語も話せて、福祉活動にも積極的に参加して…と実際に頑張っていたら、「ああ、大きなこと言うだけあるな」と「説得力」を感じませんか?
ギラギラしている一方で、態度はきちんとしていて、さらには大きいことを言うだけの実力を感じさせる…
それってメチャメチャ魅力的な人物だと思うんですよね。
スキャのメンバーは共演した方や裏方さんの声などを聞いている限り、とても「礼儀正しい」様子ですし(まあブログやらサミットやら見てたら、性格の良さは伝わってきますしねw)、楽器に対する努力も感じさせてくれるので、「説得力」もある程度備わっていると思うんですよね。(受け取り方に個人差があるので、断言はできませんが)
少なくとも、ボクはその両方をメンバーに感じているので、RINAがギラギラ感を出してくれるのは、とても魅力的に映るんです。
さて、ちょっと話が逸れてしまったので、戻しますと。
デビューしたての頃、対バンのライブで(500人ほどのキャパの3割くらいがスキャのファン…ってくらいでしたね、当時は)「カゲロウ」を演奏したとき、RINAは立ち上がってドラムを激しく打ち鳴らしてました。あの光景はメチャメチャ衝撃的で。
ボク自身ライブハウスに行くこと自体がほとんど初めてだったので、演奏の良し悪しなんかはまるでわかりませんでしたが、とにかくRINAのギラギラ感に心捉えられたものでした。
ブログのコメントなどでは一切そんなことは言ってませんでしたが、ボクには対バン相手のバンドさんに「負けたくない!」と言ってるRINAの声が聞こえてくるようで…音楽やライブに興味のなかったボクが「ライブって凄いな」と感じたほどでした。
ただ当時は…やはりできる技量が限られていた、と思うんです。
感情を出したくても、形にすることがなかなかできなかったんじゃないかと。
それが今、技術的に進歩したことで、ついに「音で感情を表す」領域に達したんじゃないでしょうか。
「Emotion」でのRINAを見たときに、瞬間的にボクはそう感じました。
ギラギラ感をはじめ、悔しさや切なさも含めた、実にRINAらしい歌詞の「Emotion」。
その歌世界の内面が、RINAのドラムの音とアクションとで、雪崩れのように押し寄せてきたんですよね。ドラムに魅了された、と心底から感じた瞬間でした。あのときのRINAは、誇張もお世辞も抜きでカッコよかったな~(^O^)
ドラムというポジションからいっても、RINAが動きで魅せるというのは、どうしても限られちゃうところがあると思うんですよ。
ところが今のRINAは「音で魅せる」ことが、できつつあるのではないでしょうか。
となれば、もちろんバンド全体の深みのようなものも増してくるわけで…
「Dreamr」はますますSCANDALというバンド全体の成長にワクワクさせられた、そんなツアーになりましたね(^O^)
…というわけで、メンバーの魅力を語るシリーズ第四弾、駆け足で書き進めましたw
他にやらねばならないことが溜まってしまいましたが(-_-;)、久しぶりに思う存分、スキャについて好きなように語れた気分ですねw
これでまたしばらくは地下に潜りますがw、ニューシングルとアルバム、そしてホールツアーを楽しみに待ちたいと思いますw
そしてもちろん忘れちゃいけない、スキャの「雨上がりの決戦~江戸編~」だったわけで…
6月14日と聞いて、パッと「雨上がり」のことを思い出したときは、自分でもビックリしましたねw 必要のないことはどんどん忘れていく人間なのに(^^ゞ、どこまでスキャに嵌っているのか、とw いやー、怖いです(*_*)
さて、いよいよ最後まで辿り着きましたね~。「Dreamer」ツアーを踏まえてのメンバーの魅力を語るシリーズもラスト、ドラムのRINAの出番となりましたw
その前にちょっとだけ話を脱線しますと…3rdアルバムのタイトル「BABY ACTION」って、英語苦手なボクはハッキリと断定はできませんけど、直訳「赤ちゃんの動き」から転じて「はじめの一歩」「初体験」みたいな感覚で捉えればいいんでしょうかね。(まあ、BABYには「カワイイあの子」みたいなニュアンスも含まれているかもですが)
とすると、スキャにとってアルバムでの初体験となれば、パッと思いつくのはやはり作曲…
というわけで、メンバーひとりひとりによる作詞作曲歌があるような予感がしますね。3rdアルバムのウリのひとつになるのかな?なんて思っていますが…
アルバムツアーではない「Dreamer」ツアーでは、これまでにもよく聴いた曲をたくさん披露してくれたんですが、その一方でメンバー作曲の作品をライブで聴けるのも楽しみのひとつでした。
そういう意味ではRINA作曲の「Emotion」とMAMI作曲の「Want you」はツアーの主役のひとつだったといえるかもしれませんね。
そして今、改めてツアーを振り返ってみると、「Want you」の期待通りのカッコよさにニヤニヤしてしまうわけですが…(^O^)
「Emotion」が自分のなかで、ここまでクルとはいい意味で予想外でした(*^_^*)
この「Dreamer」というツアーを数年後に自分が思い返すとしたら、恐らく真っ先に思い出すのは「Emotion」でしょうね。それくらい、今回のツアーで主役となった曲だと思います。
ふと記憶を蘇らせると、ライブでの楽しかった光景が走馬灯のようにいろいろと浮かび上がってくるんですが(ほとんど爺さんですなw)、一番印象に残っているのは、「Emotion」でのRINAのドラムなんですよね。
今回のツアー、敢えてMVPを決めるのならば、RINAになるんじゃないか。
それくらい、RINAの成長を強く感じたライブだったと思います。ボクのなかでは「Dreamer」=RINAのツアーというほどの印象がありますね。
とはいえ…毎度言ってることですけど、音楽素人のボクに、楽器の上手さや技術をわかるだけの能力は本来ないのですよ(^^ゞ
特にドラムっていうのは、わかりにくいです。ギターなんかは音が目立ちますし、「上手い」と評価されてるギタリストさんのプレイを聴く機会があるぶん、「いいギターの音」てのがなんとなくわかる気がするんですが…ドラムの場合は「上手い」ドラムスのソロプレイなんてまず聴くことないですからねえ…(-_-;)
そのためどうしても、あくまで素人が感じた、という程度の話になってしまいます。逆にいえば、素人でもわかるほど上達した、とも言えるのかもしれませんけどね。
その点をご了承いただいたうえで、ボクの感じたことを書かせてもらいますと…
ボクが「RINAのドラム」というものを、初めて意識して聴けたのは、多分1年ほど前の「サクラ前線ツアー」でメンバーがソロプレイをやったときだったと思います。ソロだったので、音がわかりやすかったわけですねw
このときのソロプレイが…ぶっちゃけると、ちょっと物足りなさを感じてしまったんですよね。素人のくせにw
それ以前に、楽器に詳しいスキャ友さんたちから、「ドラムロール」の話なんかを聞いていたわけです。「ダララララ♪」みたいな早い連打、あるじゃないですか(^.^) あれ、あんなふうにドラムを連打しようにも、人間の運動神経には限界があるため、普通ではできないらしいですね。スティックがドラムの表面に弾んだ跳ね返りを利用してるんだそうです。(こんな説明で伝わりますでしょうか(^^ゞ)
筋肉をめっちゃ動かして早く叩いてるわけじゃなく、「技術」の産物、って感じなんですよね。
跳ね返りが生み出す音を安定して出すなんて…どう考えても難しいじゃないですか(-_-;) 相当練習をつまないとできないだろうな~と、経験してなくても想像できます。
当時のRINAはこのドラムロールをはじめ、様々なドラムのテクニックをまだモノにできていなかったと思うんですね。それでソロのときに、表現に限りがあったのかなと…
それ以来、音楽素人ながら(何回言うんだw)RINAのドラムを聴いていて、その特徴がガムシャラさにあるように感じるようになりました。
言葉に表すと「ダカダカダカ!」といった感じでしょうかw
悪くいうと固さがある、ってことになるかと思いますが、その分懸命に叩くのが伝わってくるんですよね。技術的に完成していない部分を、根性で補っているような。RINAらしいといえば、非常にRINAらしいですw
ところが、今回。
明らかにRINAのドラムが進化していたと思うんですよ。いや、ボクの耳では「進化していた!」なんですがw、自信がないので「~と思う」をくっつけてますw
先程表現した「ダカダカダカ!」が「ダララララ!」や「ドロロロ!」になっていたんですよw 滑らかというか、柔らかというか、流れるようにというか…固さがとれていたんですよね!(…と思いますw)
もしかしてアレンジが多かったことで、余計にそう感じたのかもしれません。今回のセトリの曲は、ドラムきっかけで入ったりするアレンジが多かったような印象があるんです。ドラムの音があちこちの箇所で目立ってたんですね。
でもこれって、逆に言えば、それだけRINAのドラムに頼れるようになった、ってことでもありますよね。
一番の見せ場である「Emotion」に入る前から、けっこう早い段階からRINAのドラムは光っていたように思います。あれ、なんだ? RINAすげえカッコいいぞ?! と「星の降る夜に」あたりから惹きこまれてましたもん。
まあ、もちろん、ボクのただの思い違いってこともあるかもなのですが…(-_-;)
ただですね、MCの最中って、RINAはよくドラムで「合いの手」いれるじゃないですかw 「ギターのMAMIです!(ダカダン!←コレ)」みたいなw
そのときにですね、RINAは「ドラムロール」の練習を半ば無意識にやってたんですよね!(…と思うw)
いや、でも確かにスティックをスネアに弾ませて「ドロロロ」という音を出してたんですよ。ホントに無意識に練習しちゃってる、という感じで。
実際のところはわかりませんが、RINAがこれまでに出来なかった技術を習得している、身につけつつある確率はかなり高いんじゃないでしょうか。ホントにレベルアップしてる感じがバンバンするんです。
元々RINAの一番の武器というのは、感情を表に出すというか、ストレートな感情を表すところだと個人的には思っていまして。
あくまでもボクの個人的な好み、ということで言わせてもらうと、ギラギラしてるときのRINAというのは凄く魅力的なんですよねw
「負けてたまるか!」オーラ全開のときとか、悔しい想いをしながらもそれに必死に耐えてるときとか。
いい意味でいい子(^O^)が揃っているスキャのなかにあって、見てるこちらがハラハラするほど、危なっかしいことがあるんですよね、RINAにはw でもそのギラギラ感をまともに正面から出せる、てのはRINAならでの魅力だと思うんです。
もうちょっとギラギラ感というのを補足的に説明すると、「上に昇っていこう!」という向上心とか野心(というとちょっと言葉がキツイかもしれませんが)といった感じになるかと思いますが…普通、こういう感情をあまり表に出しすぎてしまうと、周囲には煙たがられる危険もあるわけですよ。
多分、プロのアーティストになるような方ならば、こうした感情は多かれ少なかれ、誰もが持っているはずだと思います。ギラギラしたものを持ってはいるんだけど、それを表に出すのか、胸に秘めているかの違いなんじゃないかと。
では、誰もがギラギラ感を露わにしていいか?というと…上でも述べたようにちょっと間違えると、嫌われてしまう怖さがあるんですよね。
…で、あくまでこれは、ボクが勝手に思っていることですけど…
ギラギラ感を表に出しても大丈夫なひとになるには、条件が必要だと思うんですよ。
それは「礼儀正しさ」と「説得力」です。
例えばですね、「オレが総理大臣になって日本を変えてやる!」といった野心ギラギラなひとがいたとしますw
そのひとがガムを噛みながらポケットに両手を突っ込んでツバをペッペッと道路に吐くようなひとだったら、「ええ~(-_-;)」ってなりません?w うわ、ちょっと応援できんわ…となるのが普通かと思うんですがw
ワルとか不良とか呼ばれてるひとでも、普段の態度が凄く礼儀正しかったら、なんだかメッチャカッコよく見えませんか?w そういうことにも通じていると思うんですけどね。
また、「総理になる!」と言っているひとが、毎日10時間勉強して、英語もフランス語も中国語も話せて、福祉活動にも積極的に参加して…と実際に頑張っていたら、「ああ、大きなこと言うだけあるな」と「説得力」を感じませんか?
ギラギラしている一方で、態度はきちんとしていて、さらには大きいことを言うだけの実力を感じさせる…
それってメチャメチャ魅力的な人物だと思うんですよね。
スキャのメンバーは共演した方や裏方さんの声などを聞いている限り、とても「礼儀正しい」様子ですし(まあブログやらサミットやら見てたら、性格の良さは伝わってきますしねw)、楽器に対する努力も感じさせてくれるので、「説得力」もある程度備わっていると思うんですよね。(受け取り方に個人差があるので、断言はできませんが)
少なくとも、ボクはその両方をメンバーに感じているので、RINAがギラギラ感を出してくれるのは、とても魅力的に映るんです。
さて、ちょっと話が逸れてしまったので、戻しますと。
デビューしたての頃、対バンのライブで(500人ほどのキャパの3割くらいがスキャのファン…ってくらいでしたね、当時は)「カゲロウ」を演奏したとき、RINAは立ち上がってドラムを激しく打ち鳴らしてました。あの光景はメチャメチャ衝撃的で。
ボク自身ライブハウスに行くこと自体がほとんど初めてだったので、演奏の良し悪しなんかはまるでわかりませんでしたが、とにかくRINAのギラギラ感に心捉えられたものでした。
ブログのコメントなどでは一切そんなことは言ってませんでしたが、ボクには対バン相手のバンドさんに「負けたくない!」と言ってるRINAの声が聞こえてくるようで…音楽やライブに興味のなかったボクが「ライブって凄いな」と感じたほどでした。
ただ当時は…やはりできる技量が限られていた、と思うんです。
感情を出したくても、形にすることがなかなかできなかったんじゃないかと。
それが今、技術的に進歩したことで、ついに「音で感情を表す」領域に達したんじゃないでしょうか。
「Emotion」でのRINAを見たときに、瞬間的にボクはそう感じました。
ギラギラ感をはじめ、悔しさや切なさも含めた、実にRINAらしい歌詞の「Emotion」。
その歌世界の内面が、RINAのドラムの音とアクションとで、雪崩れのように押し寄せてきたんですよね。ドラムに魅了された、と心底から感じた瞬間でした。あのときのRINAは、誇張もお世辞も抜きでカッコよかったな~(^O^)
ドラムというポジションからいっても、RINAが動きで魅せるというのは、どうしても限られちゃうところがあると思うんですよ。
ところが今のRINAは「音で魅せる」ことが、できつつあるのではないでしょうか。
となれば、もちろんバンド全体の深みのようなものも増してくるわけで…
「Dreamr」はますますSCANDALというバンド全体の成長にワクワクさせられた、そんなツアーになりましたね(^O^)
…というわけで、メンバーの魅力を語るシリーズ第四弾、駆け足で書き進めましたw
他にやらねばならないことが溜まってしまいましたが(-_-;)、久しぶりに思う存分、スキャについて好きなように語れた気分ですねw
これでまたしばらくは地下に潜りますがw、ニューシングルとアルバム、そしてホールツアーを楽しみに待ちたいと思いますw