あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いしますm(__)m
先日の記事でもうライブレポは厳しい～、なんて書いたばかりですけど(^^ゞ、「SEASONS」のストリーミング配信のライブをこの正月を利用して視聴（参戦？）しました～(*´▽｀*)
せっかくなので簡単にライブレポをあげようと思います。
とはいえこの配信ライブ、１月１１日までまだ続けて視聴できますので、これからご覧になる方もいるかと思います。
ネタバレ防止＆先日も書いたように全部の曲をひとつずつレポする余力は今はないので(^^ゞ、ざざっと簡単にまとめたレポートにしようと思います。
とはいえどういう曲があったかは書かないとレポ自体ができないので……ネタバレを聞きたくない方は、どうぞまずは配信ライブを視聴の後でこちらの記事をご覧いただければ幸いですm(__)m
その点のご注意、どうぞよろしくお願いいたします。
というわけでここからはネタバレありで、ライブレポ（というよりは感想になりますかね(^^ゞ）を書いていこうと思いますが……
まずはこのライブ、なんといってもコロナウイルスの感染防止に注意を払った特別なライブ、というのをまず念頭に置かなきゃいけないですね。
お客さんの様子を見れば一目瞭然ですが、声出しナシ、動きナシ（ライブハウスだけど椅子に座っての参戦になっています）、拍手オンリーという明らかに通常とは異なるライブ。
ですので通常とは異なり大騒ぎできる元気爆発！ なライブではなく、どちらかというと聴き込める曲を中心にセトリを組み立てているのが印象的でした。
これはもう仕方ないですよね～。昨今のコロナ禍の状況を思えば。
逆にここでノリノリの曲をいつも通りにされても、ヘタに動けないだけにライブ参戦した会場の皆さんは生き地獄を味わったんじゃないかと思います(;^ω^) 配信ライブをＰＣの前で楽しんでるなら構わないですけどねｗ
そのため「SEASONS」という四季を題材にしたセトリではありながら、普段はあまりやらない曲、じっと聴き込める曲が中心の特別なライブになっていましたね。まさしく看板に偽りナシの特別なライブでしたｗ
例えば春をテーマにした曲はスキャちゃんには多いですが、シングルになっているような有名曲ではなく……ええ、そこ来るの！？ みたいな曲が多くセトリに入っています。これはもう、敢えてそうしたんでしょうね。
騒ぐことができないのを逆手にとり、今しかできない曲を多く披露したと……。
普段はライブで聴けないような曲がたくさん聴けるので、ある意味でおいしいライブともいえますｗ
正月、こたつに入ってコーヒーを味わいながら楽しむにはとても贅沢な時間を過ごせましたよ(*´▽｀*)
で、そうやって聴き入ると、HARUNAを中心としたヴォーカルの声とか、MAMIやTOMOMI、RINAの演奏の確かさがよくわかるので、これはこれでとても楽しいんですよね(*´▽｀*)
改めて思ったんですが、HARUNAもTOMOMIも発音がすごくハッキリした歌い方をしてますよね。なのでメッセージがしっかり届きますし、聴いていてめちゃめちゃ心地いいんですｗ
バンドのヴォーカルは聴いただけで「あのバンド！」とわかるような特徴ある声が理想だと思うんですが（サザンの桑田さんとか、B'zの稲葉さんとか、みんな一発でわかりますもんね）、なかには捻りすぎて何言ってるのかわからないバンドとかありますもんね(;^ω^) それはそれで味なんですけど、歌詞がわかるのは大事だなと。
あとクリエイティブカンパニーのNAKEDさんの映像がめっちゃキレイ！ これは想像以上に美しかったですね～。
MAMIがNAKEDさんと知り合って今回のコラボに繋げたそうなんですが、こうしたアンテナを常に張っているんでしょうね。プロやな～、MAMIちゃん(^O^)
初っ端の曲から（敢えてナイショにしときますｗ）映像の美しさに圧倒されましたよ。
セトリとしては春から順番に季節の移り変わりに合わせて曲を変えていくんですが、ピッタリ３曲ずつ春夏秋冬、というわけでもなくて、ちょっとずつ変えているところがニクイです(^O^)
単純にスキャちゃんには春夏の曲が多くて、秋冬が少ない……からかもしれませんが(^^ゞ、ボクはなんとなく予想をわざと外しているように思いました。
観客の予想をちょっとでもわざと外すの、けっこう効果的なんですよね～（・∀・） ほんのちょっとしたことでも意表をつくのって、心に残りますので。
配信ライブでいいのはメンバーの表情などもよくわかることですが、HARUNAが歌の内容に合わせて心情を重ねていることなどもよくわかります。
「ショートショート」では曲の最後の方でこの歌詞が別れの内容を歌っていることが明らかになりますが、そのときちゃんと切ない表情になるんですよね(*´▽｀*) こういう細かい仕草にはグッときました。
「テイクミーアウト」ではTOMOMIとMAMIの華麗なステップで、見ているコチラもノリノリになりますしね(*´▽｀*) ＰＣの画面前で踊っちゃいましたよｗ
またこのときRINAが寄ってくるカメラに送る笑顔がズキューンとくるほどチャーミングです(∩´∀｀)∩ オジサンの心にズキューンとくるので、若い方なら尚更じゃないでしょうかｗ 危険です(^^ゞ
その後またカメラがRINAに寄っていく場面があるんですけど、このときは妖艶な表情を見せるんですよねｗ こういうところも配信ライブならではの楽しみかと。
ＭＣでは１年ぶりのライブとなったことで、HARUNAの声にも感極まった様子が現れていましたが、このとき一瞬映るTOMOMIが泣きそうな表情を浮かべていて、見ているこちらも胸が詰まりました。
こうしたＭＣを聞くと、ライブでメンバー４人が楽しんでいる姿を見られただけで良かったと思えますよね。
このＭＣ明けにはアコギバージョンで「Stamp」をやるんですけど……このライブで１，２を争うくらい良いシーンでした。
RINAの簡易なタイコ（正確にはなんというのかわかりませんが(^^ゞ）とMAMIのアコギのみ、という少ない楽器の演奏だけに、逆に声が引き立つんですよ。
HARUNAもTOMOMIもゾワゾワくるいい声で歌ってくれるんですが、この後のMAMIの声がまためちゃめちゃいい……！！
聞いていてグッときましたね～。また歌詞に「毎日が最高じゃないはずなの」というのが、今のコロナ禍の状況に合っていて……本当に勇気づけられる思いがしました。
この「Stamp」のあとがまた良くて、なぜか舞台上のスクリーンに「この曲だけ撮影可能です。スマホなどで撮影してください」との表示が出るんですよ。
なんだろう？ と思っていると「月」が始まり……客席で撮影しているスマホの光がまるでネオンのように輝いているんですよね！(≧▽≦) これにはやられました～！
舞台上でも月の映像が流れて美しいんですが、そこに客席の光が混ざり合ってより幻想的な光景になるという……やりますね～、NAKED！(*´▽｀*)
会場全体の美しさと楽曲の良さとがあいまって、思わずホロリときましたよ。美しさに涙が、なんてなかなかないですよね(*´▽｀*)
ラスト付近もですね～、これもネタバレになって恐縮なんですけど……
てっきり季節が変わって冬で終わるのかと思っていたら、ラス前の曲で「HARUKAZE」を持ってくるなんてニクすぎですよ！(*´▽｀*)
冬で終わるとやっぱりなんとなく、しんみりしちゃいますもんね。それを希望を感じさせる春の曲「HARUKAZE」に戻して一年をぐるりと一周させるのは上手い！
また「HARUKAZE」が次に踏み出させてくれる曲なので……今の閉塞感ある状況にピッタリなんですよね。
「SEASONS」という四季をテーマにしたライブでありながら、裏テーマである「対コロナ」をバッチリ意識したライブであったと思います。
ラストの「マスターピース」も聴きようによってはコロナを乗り越えようというメッセージ性に溢れた曲になりますもんね。「いくつもの日々を越えて」とか「願い事を迎えにいこう」とか。めっちゃ刺さるんですよ。
まったりコタツに入って楽しむライブ、であったはずなのに、気付けばホント、明日に向かっての活力を得たライブでした(*´▽｀*) これだからスキャちゃんのファンはやめられないんですよヾ(*´∀｀*)ﾉ
いつものようなノリノリライブではなくても、最後はSCANDALへの感謝に溢れる配信ライブでした～(∩´∀｀)∩
こんな感じでボチボチの更新になるかと思いますが(^^ゞ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。