ガーリーバンドSCANDALに嵌った日

ガーリーガレージなバンド、SCANDALを応援するブログです。

VIRGIN HALL TOURライブレポ ~後編~

2011-11-16 00:40:14 | ライブレポ
時間がうまくとれずに、ちょっと間が空いちゃいましたが…
引き続きライブレポの後編を書いていこうと思います。

ここまでのライブの印象としてボクが漠然と感じていたのは、二階建てのステージの構造をうまく活用して、「空間的な演出がよく出来てるな~」というものでした。
Sparklingのようにメンバーが集まるところもあれば、ひとりが上、あるいはふたりが上になり、フロントの3人が立体的に動き回る…今から冷静に考えると、あれだけのフォーメーションは覚えるだけでも大変じゃないでしょうか。ダンスというバックボーンがこういうところにも生かされてるかもしれません。

もうライブ開始以来、ボクの視線はフロント3人に釘付け…そう、フロント3人に…

ん、待てよ?
中央のドラム、RINAがやけに大人しいぞ。

少女Mでボーカルをとる、という見せ場はあったものの、ここまでの前半というのはドラムのRINAは黒子に徹するというか、あまり目立っていなかったんですよね。フロント3人の活発な動きにどうしても眼がいくので、ついつい見逃しちゃってたといいますか(^^ゞ

ところが9曲目のアップルたちの伝言で、長い髪を燃え盛るように振り上げ、ここくらいから強烈に存在感をアピールです。(前編のレポでうっかり書き忘れてましたw)
ヘドバンがRINAの得意技wであるのは確かですが、デビュー当初とは違って今のヘドバンは迫力が凄いんですよ(^O^)なんというか、感情が乗り移ってるんです。形だけのヘドバンではなく、明らかに狂おしい感情を訴えかけてくるヘドバンなんです。
アップル~がアルバム「BABY ACTION」内でRINAのお気に入りであることはすでに衆知かと思いますが、その気持ちを表すように、激しく乱れ舞う長い髪…

その勢いを駆ったように、続いての曲に進んでいきます。



10、マボロシナイト
11、東京スカイスクレイパー

マボロシナイトを始める前に、突如TOMOMIのベースとRINAのドラム=リズム隊だけで演奏が始まります。ベースとドラムだけだと、さながらジャズのような心地よさに飲まれていきますが…
実はこれがマボロシナイトの主要旋律ライン(という言葉が適当かどうかわかりませんが)なんですよね。マボロシナイトの根幹を成す音、といいましょうか。
推理ドラマで張られた伏線が、後の犯人逮捕に繋がるような気持ちよさ…「あ! さっきのアレはこういうことか~!」という快感!(^O^)
そしてマボロシナイトが今更ながらにベースとドラムに支えられてる良曲であることを発見できましたね。

そしてまた、東京~にはワイパーがよく似合います(^O^)
個人的にはこの曲はタテノリよりもヨコノリが合う曲だと思っているので、気持ちよくワイパーができました(基本的にボクは他人と同じ行動を取るのが好きじゃない人間なんですがw)
ちなみに間奏のシンセが鳴るところで
T←H←M (MAMIからスタートして…)
T→H→M (TOMOMIで反転!)
とウェーブのような動作を起こすんですけど、ここんところなんかツボです(^O^)



12、BURN

今回のツアーの主役がアルバム「BABY ACTION」であると、あくまでこだわるならば、このツアー最大のハイライトはこのBURNになると断言していいでしょう。
それほどBURNはダントツでしたね。もちろんライブ自体の盛り上げという点ではこれまでの神曲たちが大きく貢献していますから、「楽しいライブ」への貢献となると意見が分かれるでしょうけど。

しかし、このライブでのBURNは「BABY ACTION」というアルバムの存在価値をワンランク高めた、といっていいほどの仕事をしたと思います。
それほどに、圧倒的に素晴らしかったですね。恐らく、ボクがSCANDAL初のホールツアーの思い出を今後語るとき、真っ先に思い出すであろう曲はこのBURNです。

まず情緒的なギターから入るのがこの曲の特徴だと思うんですけど、ボクが見た限り、このギターを鳴らしていたのはMAMIではなくHARUNAのようでした。(MAMIは導入部、ハウリングからサビのリフに入っていくので)
てっきりMAMIが弾いているとばかり思っていたので、いきなり衝撃を受けてしまいましたね。失礼な言い方になって申し訳ないんですが、HARUNAのギターがこれほど情緒的に、染み入るように鳴くとは思っていなかったので。
もうこのイントロのギターだけで心の琴線が震えるほど、なんですよ。
そのギターの鳴り方を聴くだけで、物語の主人公が抱く哀しみが、一斉に胸に襲いくるような錯覚。

揺らぐ胸に飛び込んでくるのが、TOMOMIの美しくもしっかりと支えるようなベースラインです。
ああ、BURNのベースはこんなにも美しい旋律だったのか、と思い知らされるような心地よさ。それでいて力強く安定したその響きが、まるで魂の底をガッシリと掴んで離さないんです。
逃げられない。もうBURNの世界からは逃げられません。TOMOMIのベースが、心が逃げることを許さないんですよ。ズブズブと魂が引き込まれて行くのを感じるほどで。

そこに掻き鳴らされる、MAMIのギター。これがまた、BURNの主人公が持つ不安や悩みを表すかのように荒れ狂うんですよ。ギターの音色が感情を語りかけてくるんです。
演奏はしっかりしているのに、音色がボクの心を掻き乱してくる。主人公の不安を乗り移らせたかのように、グラグラと揺さぶってくるんです。
HARUNAに引き込まれ、TOMOMIに捕獲され、MAMIに掻き乱される。まるでBURNの世界が自分と重なり合っていくかのような感覚。

畳み掛けるような情感の雪崩れにトドメを刺すのがRINAです。サビでのドラムは、まさに感情を叩きつけるような魂の一打、一打で…
鬼気迫る、と言う以外に喩えようがないその迫力。
オーバーな表現ではなく、時に浮き上がってドラムを叩くRINA。そのひとつひとつのプレイが雄弁に、BURNの主人公の狂おしいまでの感情を訴えかけてくるんです。
そうか、BURNは「ドラム曲」だったか…と気付いた瞬間でした。
そして同時に、実力ある歌手の方が歌に感情を込めるのと同様に、RINAは感情をドラムで伝えるドラマーであると再確認しましたね。

気がつけば、震えが。両手に走る、痺れるような感覚。
鳥肌が立ちました。
これは凄いものを見ている。紛れもない実感が沸きあがってきました。

ところがこれだけでは終わらないんですよ。

ラストになると、4人全員が込み上げる想いを吐き出すように、鳴らす、鳴らす、鳴らす。
楽器が感情を叫び続けるんです。唸る。嵐のように巻き起こる。

ゾワゾワとしたものが足の裏から這い上がり、背中に広がっていきました。戦慄、と呼ぶに近い感覚。脳髄までを一気に駆け登り、衝き上がる。
痺れは全身を襲っていました。
気がつけば場内は静まり返っていました。硬直したように、手拍子しかけた腕すら止めて。
圧倒的、でした。観客が4人の演奏に飲み込まれた瞬間、といってもいいでしょう。

RINAだけに限らず、4人全員が楽器で感情を伝える圧倒的な曲。それがBURNです。
SCANDALが何者であるか、その答えのひとつを示している曲といってもいいんじゃないでしょうか。



13、ハルカ

前回の「Dreamer」ツアーでもセトリに入っていたこの曲ですが…
実はHARUNAは必ずしもうまく歌いきれていなかった、ところがあったと思います。本人もツアー後「悩み」があったことを告白していますが(その悩みがどんな内容なのかまでは、教えてくれませんけど)、声の不調がその原因だったのではないか?と考える方も多いようです。

これはあくまでボク個人の想像ですが…この曲に関しては、前回のツアーでHARUNAはかなり悔しい想いをしたのではないでしょうか。
彼女は本人も認めるように自分の弱みを見せたがらないひとなので、決して告白しませんけど…恐らくうまく歌えなかった自分に対し、相当な負の感情を抱いたんじゃないかと思うんですね。それが怒りか、哀しみかはわかりませんけど。少なくとも、ボクならけっこうなダメージを心に負います。
ですから、この曲がセトリに入っているのは、正直なところ驚きました。ボクがHARUNAの立場だったら、恐らく二度とハルカは歌わないという判断を下しているように思います。

ところがHARUNAは、冒頭の部分、演奏も効果音もなしの独唱で歌ったんです。

これには震えましたよ。
衝撃を受けた数秒後、熱いものが滲んでくるほどで。

その感情を込めた歌いぶりはもちろんのこと、なにより前回のツアーのことを知っているだけに、その心意気に打たれました。

ハッキリいって、これはHARUNAのリベンジでしょう。

前回ツアーでうまく歌えなかった悔しさを、このツアーで晴らすための。
ボクにはそう思えて仕方なかったですね。
だからこのひとは、カッコイイんですよ。いや、思い返してみたら、スキャのメンバーは悔しい想いをするたびに、みんなリベンジして成長してきたように思います。
カワイイだけのバンドでなければ、見せ掛けのカッコよさだけのバンドでもない。こういうところが、SCANDALのカッコよさの本質に繋がってると思いましたね。

先程のBURNでは楽器演奏によって、グラングラン心を揺り動かされたものですが、このハルカでは一転して、HARUNAのボーカルに震わされました。
こうなるとハルカがボクのなかで、今まで以上に輝きだすんですよねw こんなにいい曲だったか~!と。
BURNとハルカ、特にこのふたつのおかげで「BABY ACTION」というアルバムが、ライブ以降はより魅力的に感じるようになりましたね。



14、Pride
15、Very Special

前の2曲で感情をかなり揺り動かされているのでw、その状態で聴くこの2曲は胸に沁みましたね~。
ハルカもそうなんですが、Prideはシングルで聴いたときには「いい曲だと思うけど、SCANDALっぽくないかな?」なんて思ってたものですよ(^^ゞ(すいませんw)
ただもう、こうなってくると「そんなんどーでもええわ!」ってなりますねw いい曲ならいいじゃないかと。好きですよ、Pride(^O^) セツナ泣けますわw

Very SpecialはTOMOMI作だけあって、彼女の癒しが全編から溢れるような楽曲ですねw 楽しそうに歌っているTOMOMIを見ているだけでも幸せな気分に浸れます。ライブも後半になってそろそろ終わりが見えてくるころなので、ここで「特別」である今を楽しむのは、ホントにいい心地になりますね。



MC

正直、どこでMC入ったのか、まったく忘れてますw ただ武道館公演のお知らせは、当然のようにありました。大阪ではベスト・クリスマスの翌日に男女別に二回公演をやることも発表されてましたが、これは名古屋ではなかったですね。

武道館公演についてのMCはなんといってもHARUNAの一言でしょうw インパクト、ありすぎました(^O^)

「大阪からだとちょっと距離あるけど、新幹線ぶっとばしてきてください。てか、マジで来い!」

Mのひと、これ聞いたらもう、ひゃあああ~~♪ですよ(^O^) 背筋ゾクゾクしちゃうでしょうw
あれ、おかしいな。なぜか、ボクの背筋もゾクゾク…

ただHARUNAさん、あんまり一生懸命誘われると、動員大丈夫なのかって不安になっちゃうんですけど…(-_-;)

そのせいかw、名古屋では「マジで来い!」はなかったですねw



16、瞬間センチメンタル
17、EVERYBODY SAY YEAH!
18、SCANDAL BABY

本編ラストはこの神曲3つで怒涛の締めですw
といいますか、この3つを連続でやられたらたまらないですよ(^O^) 盛り上がらないわけがないw EVERY~でもう十分お腹いっぱいなのに、そこからさらにBABYですもん(^.^)
それまで動かずに見ていた方たちも、このラストには思わず身体が動いちゃうというw EVERY~はシャイな方でも「イエイ!」って言いやすい、本当にライブ名曲ですね。基本、声出したり腕あげたりしないボクでも、この曲は遠慮なくやってしまいます(^^ゞ いや、やりたくなるんですよね、自然に。

いつも思うことなんですが、スキャにはライブを締めるに相応しいような神曲がかなり多いですよね。これって相当武器になってると思います。この3つ以外にも、スペレン、カゲロウ、DOLL、タイキミ…これやっときゃ間違いない!ってアゲアゲソングいっぱいですもん。
これらを組み合わせれば、絶対に盛り上がって終われるというw
武道館のときはどの組み合わせでくるんでしょうか。今回の3つはかなり強力なんで、このまま武道館でも良さそうな気もしますけどねw



アンコール
1、GLAMOROUS YOU
2、one piece

アルバムの一発目とラストをアンコールに持ってくるとは、考えてみると面白いですよねw
GLAMOROUS~はなにげにw、TOMOMIの腰でのリズムの取り方が見所でした(^.^) あらゆる動きに可愛らしさがあるのがTOMOMIの特徴=武器ですけど、この腰でのリズムの取り方も微笑ましいことこのうえなしですw
特に名古屋では異様にテンション高くて、ヘンな眼鏡かけたまま演奏してましたね。

one pieceは武道館でも是非聴きたい一曲ですよね。最終的には大阪城ホールで聴くことになると思うんですが、今から想像するだけでも涙でてきそうです(^^ゞ
イントロのギターはHARUNAで意外だったんですが、やっぱりギターうまくなったな~と思っちゃいましたねw ちなみに最後もHARUNAのギターで終わります。メンバーからファンに贈る曲、というのを強く感じる曲ですね。



ライブが終わるたびに思うことですが、笑って泣けて盛り上がって…本当になんでもアリのライブだとつくづく思います。
いってよかった、とか満足した、とかまた行きたい、と思うのは当然としてw、ライブにいくたびに物語が積み重なっていくような感覚になるんですよね。ハルカなどはいい例です。前回のツアーを見ているからこそ、今回の感動に繋がってるんだな、と。
ちょっと大袈裟にいえば、ファンであるボクらと贈り手であるチームSCANDAL、その両者で物語を紡いでいくのがライブなのかもしれません。

今度の武道館は、その物語に間違いなく大きな印を刻むライブになるんでしょうね。
まだまだ物語は序章を終えたばかり。ずっとこの物語を楽しみ続けていきたいですね(^.^)

VIRGIN HALL TOURライブレポ ~前編~

2011-11-14 05:19:58 | ライブレポ
改めまして「VIRGIN HALL TOUR」大阪&名古屋公演のライブレポを、音楽素人の勝手な思い込みにそって書いていきたいと思います(^^ゞ

無知や記憶違いなどによる誤りも多々あるかとは思いますが、その点は笑ってお見逃しいただければ…
また、繰り返しになりますが、ネタバレを含みますので、今後ライブ参戦される方は閲覧する際はご注意のほど、よろしくお願いします。

さて、今回はさすがにホールツアーということもあって、セットがしっかりありますw
倉庫街をイメージしたような、といいましょうか。
中央のドラムがやや高い位置にあり、その後ろにもっと高いステージがセットされていました。人間ひとりの身長をはるか越えるくらいの高さの。ここに乗ったらどの客席でも絶対見られるというw
前回のツアー「Dreamer」でも左右後方に一段高いステージがありましたが、その進化版という感じ。奥のステージが繋がったことで、直接行き来できるようになってます。

さらにその後方には「Dreamer」でも使用した「ト音記号とリボンの複合マーク」が、いまやスキャライブの象徴と言わんばかりにデーンと浮いています。ライブはじまると半分くらい沈んで、代わりに「BABY ACTION」のロゴが降りてくるんですけどね。

ライブのスタート時には、このマークが降りると同時に金網も落ち、さらに警報や赤いパトカーランプも派手に点滅。まるでなにかを暗示するかのようなスタートです。
なんていうんでしょう、近未来SFで「ターミネーターが出現した!」みたいな感じでしょうかw(わからないですよね?w)

「キケンな奴らが現れたぜ、ヒーハー!」みたいなノリで、スモークと暗闇をバックに4人が登場。(もちろんイメチェンした姿です)
これは普通にカッコよかったですね(^O^)



1、LOVE SURVIVE
2、Sparkling

今回は3rdアルバム「BABY ACTION」を引っ提げてのツアーですから、当然このアルバムが主になるわけですが、スタートにはノリとテンポがとにかくアゲアゲなこの2曲を持ってきましたw これはごくごく納得な選曲です(^.^)
もちろん会場もいきなりヒートアップ! 「ツカミはOK!」な楽曲が多いスキャですが、やっぱりこの2曲もテンポがいいので、とにかくノリやすいのですw
Sparklingのときには(確かそうだったはず(^^ゞ)フロントの3人がひとつにまとまって演奏し、まとまりながらステージを移動してましたが、これはなにげに斬新でしたねw
ワイヤレスを使用するようになって、より一層ステージ全体を動き回るようになったスキャのライブですけど(今回も空間全体を使うように動き回ってました)、逆に「集まる」ってのは意外な感じがあって見た目に新鮮でした。目移りせず、3人を一斉に見られるのでこれはこれでお得感ありますしねw(まあ、RINAだけ蚊帳の外でゴメンよ、って感じですが)



MC

ここで簡単なMCがHARUNAから。MCというよりは、はじめのご挨拶ってとこですね。
「VIRGIN HALL TOURということで…初・体・験♪」とやたら強調していましたねえ~(^^ゞ
HARUNAにこれやらせたいから、ツアー名にしたんじゃないか?ってくらいの感じでしたがw



3、スキャンダルなんかぶっとばせ
4、その時、世界はキミだらけのレイン

アルバムツアーらしく「BABY ACTION」からの楽曲が続きます。
これまでのライブレポでは、ボクはよく演奏面について素人のくせに生意気にも(^^ゞ、取り上げて書いてきたんですが…
いやもう、そんな素人が批評するなんて失礼だ!ってくらい、4人の演奏は安定してましたね~。
もちろん、もっとうまいプレーヤーはたくさんいらっしゃるでしょうし、聴く方が聴けば問題点や改善点などもあるんでしょうけど…少なくともボクが語れるようなことはないですよね、もうw

HARUNAは前回のツアーではちょっと声に不安を感じる時もあったんですが、今回はまるで感じさせず…スランプは確実に脱出しているんじゃないでしょうか。ボク自身はまったく気にならなかったですねえ。
というか、HARUNAって歌うまいですよね(^O^)←今更言うなって怒られそうですけどw
もちろん歌のうまい歌手さんがいっぱいいるのは知ってますけど、歌心といい声質といい微妙なゆらぎといい、実に魅力的なボーカルだと改めて思いましたね。前回の不調があったからこそ、思い知ったんですけどw
HARUNAに関して言えば、声の復活もさることながらギターがうまくなったと強く感じました。こんなに安定&情緒的な音がでてたっけ?と(^^ゞ
バンド全体の安定感アップにHARUNAのギターも間違いなく貢献していると思います。

MAMIはギターの腕がライブのたびに上がっている印象ですが、もうすでに貫禄十分って域に入ってきましたねw 演奏している雰囲気から余裕が漂っていましたw
以前はここぞ!ってところでミスしちゃうようなところがあったんですけどw、今回はバッシバッシ決まるんですよ、ここぞ!ってところで(^O^) カッコよさには定評のあるMAMIなんですけど、キメ!ってところでバシッと決めるもんだから、カッコよさがさらに3割増しって感じで「SO COOOOL!」って叫びたくなるほどですw
イメチェンした今回はミルクティー色(本人曰くw)の長い髪をポニーテールに縛っているんですが、これがまたよく似合うのですよ(^O^) MAMIファンの方は狂喜乱舞されてるのではないでしょうかw
最初にみたときは「くノ一か?」と思ったんですがw(←ボクだけですよね?)、クールにバシバシ決める姿を見ていると「UKのロックギタリスト!」に見えて仕方なくなりましたねw これはもう、絶対にアメリカではなくイギリスなんですよw
長いポニテが演奏のたびに時に激しく、時にゆるやかな波のようにたゆたう様は、妖艶ですらありましたねえ~。MAMIファンの方は狂喜…(略)

TOMOMIの安定感はさすがの一言なんですが、イメチェンしたことでヴジュアル威力がさらに増した感がありましたね。髪の長さが程よくなったのに加え、やや赤みがかった色が実にTOMOMIにあっているのですよw
どんどん可愛くなっていく印象のあるTOMOMIですけど、今回はオトナっぽさも加味されたようで、このイメチェンは個人的には大成功だったんじゃないかと思っています。しかもTOMOMIの素晴らしいところは、ヴィジュアルが美人さんになっていっても、動きの一挙手一投足には園児を見るような(すいません、褒め言葉なんですってばw)可愛らしさがまるで損なわれていないというw
ベースの弾き方や髪を垂らして間を作っている姿はカッコイイのに、動きやリズムの取り方が純粋無垢な可愛さで溢れているなんて…もう半分卑怯ですよ、この方は(だから褒めてますってばw)
「ウソのない世界から来た妖精なんだな…」とアホなことを考えちゃってましたねw

前回ツアーでもっとも進化したと評させてもらったRINAですが、今回のツアーでもその認識が確かだったことを証明してくれました。やっぱり明らかにドラムの実力が上がっているように、素人ながら感じます。
ちょっとした一打にも滑らかさや連続性が感じられ、ドラマーとして一段上のレベルに進んだと感じたのは間違いではなかったと確信できましたね。
さらに加えて「感情を込めるドラム」により磨きが加わって…ドラムを通じて雄弁に感情を語るドラマーとして着実に進化し続けていますね。とりあえず「ドラム曲=ドラムが主になる曲」といえるようなものが存在しているバンドなんて、なかなかないように思いますよ(^O^)
メンバーひとりひとりのレベルアップもさることながら、4人全員が一斉に演奏したときにカチッと曲がまとまってるのは、ドラムの力が大きいと思いますね。メンバー4人の息の合い方はタダモノじゃないですよw

スキャのライブは趣向を凝らした仕掛けや、遊び心、楽曲の素晴らしさももちろん大きな魅力なんですけど、4人の息のあったバンド演奏というのがやっぱり根底にあるんだな~と改めて思いましたね。
ホントにいいバンドになったな~とつくづく思います。



5、DOLL
6、少女S

タオル回しがあるDOLLは、もはやライブの超鉄板w これやっとけば間違いない、って曲になってますね。演奏的には今のメンバーの実力からすれば簡単なものなので、階段上り下りしながらの演奏もさらっとやっちゃいますしw
しかし今回の注目はなんといっても、キャン太ギター&ベースの登場!
なんとフロントの3人はキャン太仕様のギター&ベースでこの2曲を演奏です。こうした遊び心は嫌いじゃないですよ、ええw
ちなみに6万5千円で誰でも購入できるそうです。うーん、この商売上手♪
そんな楽しさもありつつ、やっぱりこのSCANDAL初期を代表する2曲ってのはテンションあがるんですよ(^O^)
何度聴いてもメチャメチャいいんです。DOLLのガッシガッシのリフに、少女Sの特徴的なギター…神曲ってこういうのをいうんでしょうねえw
ぶっちゃけて言えば、ボクはこの2曲が終わった段階でもう満足しちゃってました(←早いw)



7、少女M
8、どぼんどぼんどのテーマ

少女Sといえば少女M…と対のような関係の両者ですが、実は違うのですよw なにが違うって、今回は少女「M」じゃなくて「R」なんですよねw
なに言っとんねん、このオッサン…と思われそうですが(-_-;)、今回の「少女M」はMAMIではなくRINAが歌ったんですよね(^O^) このツアーで一番の「ネタ曲」がここできました~w
MAMI&TOMOMIがどぼんどぼんどに変身する時間が必要ですから
RINAメイン、featuringHARUNAで少女M→MAMI&TOMOMIでどぼんどぼんど→HARUNA&RINAでMC→着替え終わったMAMI&TOMOMIが合流
と「はるりな」と「まみとも」の二組に分けてうまく空白時間が生じないようにしたんですね。よく考えられてるw
そのおかげでRINAの完全ボーカルが実現したわけで…RINAファンにとっては嬉しい副産物といったところでしょうw また少女Mは比較的高音なのでRINAの声質にもあってるんですよね。
惜しかったのは特に大阪で、音が割れたためにどぼんどぼんどの歌詞がよく聞き取れなかったことです。歌詞の面白さがウリのひとつだと思う楽曲なので、初めて聴く方にはその良さがあまり伝わらなかったんじゃないですかね。

しかし、いかにもMAMIな曲、の少女MをRINAに歌わせたのは意表突かれましたね~。またこのときのHARUNAが完全に姉目線でRINAを見守っていたのも印象的でしたw



MC

上でも書いたように、ここでのMCはHARUNAとRINAが主に担当で、MAMIとTOMOMIの着替え時間を稼ぐって意味合いが強かったです。
毎回不思議なんですけど、名古屋ではいつもMCが異様に長いんですよねw 時間の関係か、MAMIが地元ってことでテンションあがるのか知りませんけどw しかも面白いことに、兵庫出身のTOMOMIまでもが地元に近い大阪より名古屋のときの方がよく喋るんです(^.^) TOMOMIは地元の方が照れるんでしょうかね? なんとなく名古屋のときのほうが弾けてる気がするんですが…
今回は4人揃ってよりHARUNAとRINAのふたりでMCやる時間がほとんどでしたが、このふたりでやると「RINA→漫談、HARUNA→ツッコミ」と完全に役割が分かれるのは面白かったですねえ~。この役割がピッタリすぎるんですよw
腕組みしながら半身の姿勢で話聞くHARUNAなんて、完全に芸人のツッコミと同じ姿勢ですもんw しかもツッコミがうまいw(話のオチを邪魔しない話芸ww)またRINAはボケじゃなく漫談ってところがらしいでしょw

めちゃめちゃ長いMCだったんで、全部は到底覚えていませんが、なんとなくこんな感じだったというのを会話調でどうぞ。

《大阪編》
(大阪での思い出について)
R「大阪での思い出といえばアレですよ。当時メンバーでめっちゃ練習しとってん。スタジオにこもって10時間くらい。アホやから(笑)練習終わってから遊ぶのが楽しくて、花火でもやろうとなって」
H「コンビニで買ってね」
R「そう、いろいろ打ち上げ花火やら、線香花火やら買ってな。練習終わりやからもう夜遅い。みんなもう寝とるし、近所迷惑になるから最初は静かにやろうって」
H「打ち上げ花火やってからマズくなったよね」
R「もう深夜になって近所のひとも完全に熟睡しとるわと(笑)打ち上げ花火やって騒いで…ピューと上がってったら、ポン!と何かが落ちてきてん!」
H「ピュー、ポン、ですよ」
R「なんや?と思ったら生卵や。わ~、生まれた生まれた♪って喜んで上みたら…」
H「近所のおじさんが生卵投げてたんだよね」
R「こら~、スキャンダル!と(笑)」
H「そのときはスキャンダルって名前まだついてないけど(笑)」

(11月11日はポッキーの日ということで)
H「実は今日の大阪ライブ、このツアーでちょうど11本目のライブになります!」
R「SCANDALのファンには、2011年11月11日に、さらに1がつくねんで」
H「11月11日に11本目のライブって凄いよね」
R「今日はポッキーの日ってだけじゃなく…(ここでファンが巨大ポッキーを持ってきてるのを発見)おお、ポッキーあるやん! 凄いな!……寂しいから、無視しんでな(そのポッキー持ってきたお客さんに無視されたらしいw)」

SCANDALのスタッフさんのことなので、恐らく11月11日に11本目のライブってのは狙ってたと思いますねえw

《名古屋編》
(メンバー全員、前日から名古屋に宿泊しているようで)
R「昨日はみんなで名古屋に泊まって…RINAはお祭りにいってきてん。そこで占いのひとに無理矢理勧誘されて占いすることに。安いやつなんやけど」
H「ああ、それもうゼッタイあやしいヤツじゃん」←ちょっとヒドイw
R「入ってみたら50歳くらいのおばちゃんでてきてん。レイカっていう(笑)なにやってるひとですか?って聞かれたから、音楽やってますと。」
H「レイカ、推定50歳に(笑)」
R「どれくらいやってる?と聞かれたから、5年くらいになりますって答えたら、ええッ! 5年もやってまだ私のところに相談に来たの!?って(笑)」
H「悩み相談に来たひとって扱いなんだ(笑)」
R「でもな、あなたはまじめだし、いろいろあっても最後は思い描いたようになるって」
H「実際まじめだし、当たってるね」
R「それなら最終的にはいいから、まあいいか、と(笑)そしたら今度は恋愛もみてあげるって」
H「ほうほう、仕事の次は恋愛と」
R「…2年後に結婚やなって」
H「ええ~!(笑)めっちゃいい加減やん」←けっこうヒドイw
R「手相も見てあげるわ。あ、時間過ぎたから延長料金ね、っていうんで必死に謝ってでてきた(笑)」
H「レイカは最初はなにを見てたわけ? 星占いとか?」
R「なんか本読んでてたわ(笑)で、出てきてレイカのプロフィール書いてるのを見たら、他のひとがタロット占いとかが得意とあるなかで、レイカだけは人柄が人気って(笑)」
H「人柄が一番のウリなんだ(笑)」

(ここでMAMI&TOMOMIが『ベントマン』の歌を歌いながら登場)注:『ベントマン』とは名古屋を中心にした弁当屋さんのこと。東海地方の子供は『ベントマン』のCMソングを誰でも歌えるのですw
M「ウチらも昨日はお祭りにいってきたんだよね」
T「ライブやってたんやけど、それが激アツやってん。主婦とか社会人のひとが組んだバンドとかが演奏してるんやけど…」
M「パーカッションのひとの名前がジョニー(笑)ひとりだけ明らかに衣装とかも浮いてて」
T「ボーカル山田。ギター高橋。パーカッション、ジョニー(笑)」
M「しかもジョニーのMCがバンドメンバーの持病の話なんだよね(笑)」
T「山田は腰痛で、高橋は身体は問題ないんだけど、頭がちょっとコレで(笑)」←どうやらジョニーの鉄板MCらしいw

(一方でちょっと感動的なMCも)
H「実はあたしにとっても、今日の会場は特別な想いがあって…初めてオーディションを受けたのがこの会場だったんです。小学4年生のとき。そのとき思い描いていた夢を実現して、この場所に戻ってこれて…」



9、アップルたちの伝言

スキャのMCが楽しいながらもグダグダ(いい意味でw)なのは相変わらずですが、そのぶんMC明けの一発目が切り替えという意味でちょっと難しいところなんですよね。
その点はメンバーも気にしているようで、「テンション大丈夫?」の確認後、「ロックの激しいヤツを」とアルバム「BABY ACTION」内でもっともロック要素の濃いこの曲をセレクトしてました。この曲の盛り上がり方は、再開一発目にはちょうどいい塩梅のように感じましたね。



というところで、MCに文章書きすぎたこともあるのでw、前編はここまでということで。
今ツアー最大のハイライトについてはw、次回の後編に回したいと思います。

VIRGIN HALL TOURライブレポ ~はじめに~

2011-11-14 00:47:40 | ライブレポ
ああー、やっぱ好きやわ、SCANDAL。
やっぱり最高やわ、SCANDAL。

おおっと、すいません。とりあえず、ライブの感想を一言で言っちゃいました(^^ゞw

てことで、改めて…w
いってきました、SCANDAL秋のツアー「VIRGIN HALL TOUR」大阪&名古屋!
ツアーも後半に入りようやくの参戦ですが、プロ野球の日本シリーズも始まって、ボクにとってはお祭りふたつが一度に来たような慌しさ&楽しさですw(それが原因でレポが遅れたわけですが…だって下馬評引っ繰り返して勝つんだものww)

いつも通り、ライブレポを音楽素人のあやふやな記憶といい加減な知識で語っていこうと思いますが、当然ネタバレが含まれるので、今後ライブ参戦予定の方は閲覧にはご注意くださいね。

SCANDALにとって初めてのホールライブ、ということでライブハウスの時と変わってくるところもあるんじゃないか?と思っていたのですが、個人的にはホールライブは大成功だったんじゃないかと思ってます。

まず当然ながら、観客としては自分のスペースが確保されてることで、会場の席取りに四苦八苦することがないですよね。荷物の管理もラクだし。余裕を持って開場入りできたり、トイレに好きなタイミングでいけたりできますから。
特に大阪では雨が降っていたので、今回ホールだったのはとても助かりました。なんか大阪のときはよく雨が降るイメージがあるんですが(^^ゞ、ライブハウスだと開場まで雨のなか待たないといけませんからね。(いい席を確保するために)
もちろん、傘の置き場所も気にしなくていいですし、コインロッカーでの混雑も避けられたりで、まさに「ラク」ですw

ホールになっての一番の懸念材料は、「盛り上がりが欠けるんじゃないか?」というところだったと思うんですが、全体の雰囲気はライブハウスと比べてもとてもよかったように思いました。
むしろ、ライブハウスのときは場所によって温度差が出るようなこともあったのが、全体に万遍なく盛り上がるように見えて、「楽しいライブ空間」というのが広く出来ていたようにも感じました。
一度ライブ中に振り返って会場全体の様子を見ましたけど、どこからでも腕やタオルが上がっているし、どこでもタテノリが見られるというw(いやまあ、それが即ち=盛り上がりとはならないのかもしれませんけど…少なくとも会場全体楽しめてるのはわかりました)
ライブハウス独特のモッシュのような楽しさを期待する観客の方には物足りないかもしれませんが、「SCANDALが創るライブ空間」を楽しむ分にはまったく問題なく、ホールライブも十二分に盛り上がりますねw

大阪公演の会場である大阪NHKホールは、最近出来たばかりのようで、そりゃあもう立派な会場でしたよw すげえオシャレや~♪てな感じでw
段差の角度もついているし、座席スペースも余裕があるので、それはもう快適でした♪ ステージ上が見える見える♪
ただ音響は新しい会場の割りには…って印象がありました。ボクがいた場所では、音がけっこう割れて聞こえましたね。特に高音。

名古屋公演の名古屋公会堂は学生時代によくお世話になった鶴舞公園の一角にある会場で、こちらは会場到着するなりノスタルジーに浸っちゃいましたね~。公会堂自体は初めて行くんですが。大阪とは対照的に、こちらは歴史ある建物といった風情で、オーバーにいえば西洋のオペラ会場みたいな厳かさがあります(かなりオーバーにいってますw)
キャパが2000近いというのは、なにげに名古屋では新記録?じゃないですかね。
造りが古いぶん、傾斜は緩やかで見易さという点では大阪NHKホールとは比べ物にならないですが、音に関してはこちらの方がかなり聞き易かったですね。

大阪と名古屋はボクはよく参戦しているんですが、いつも「元気でノリノリサイコーな大阪!」と「なぜかMCが多く、かつ感動的な名古屋!」ってイメージがあります。
先入観のせいじゃないと思うんですが、今回もそんなイメージを裏切らない、それぞれの土地柄がよくでたライブでしたね~。

もちろん、両会場ともとても楽しかったです(^O^)

では思い出せる限り&音楽素人丸出しのライブレポ本編は、記事を改めて始めることにしますね。

いよいよ参戦…と、なぜか朝青龍w

2011-11-11 00:16:22 | SCANDAL考察
ようやく、といった感じでいよいよ本日「VIRGIN HALL TOUR」大阪に参戦してきます(^.^)

ここに来られる方はすでに参戦済みの方も多そうですが、とりあえずネタバレを避けるために、名古屋が終わってからライブレポを書けたら…と思っています。ラストの東京にも参戦するんですが、さすがにそこまで待つのもツライのでw

ここまでなるべく情報を見ないようにしてきたんですが、それでもチラチラとセトリやらイメチェン後の姿やら…気になってみちゃいますよねw
どうやらライブの評判も上々のようなので、今から非常に楽しみですw

少し前くらいから、メンバーの言動を聞いていると「たくさんのひとに楽しんでもらえるライブ」「遊園地のようなライブ」「なんでもアリのライブ」などなど、今のチームSCANDALが目指している方向性というのが見えてくる気がしていますが…

そうした「とにかく楽しい遊園地みたいなライブ」というのは、ライブハウスよりもホール向けのように思いますので、初めてのホールとはいえその点には凄く注目しています。

でもって、「遊園地みたいな楽しさ」というのは、恐らくSCANDALのメンバーが一番得意とする分野のように思うんですよね。なにしろあの4人のキャラですから(^.^)

「SCANDALらしいライブ」というのがイコール「遊園地みたいな楽しいライブ」となるのは、ある程度予想していたことなので、彼女たちがもっとも得意とする、もっとも輝くライブをしっかりと堪能したいと思っています。(それが今回のライブ参戦のテーマですw)

あの…いきなり話が飛んで恐縮なんですけど(^^ゞ…

元横綱の朝青龍関は、相撲あまり知らない方でもワイドショーなんかでよく見てご存知かと思うんですがw、朝青龍関は横綱になる前って、けっこう押し相撲が多かったんですよね。

力士のなかでは小柄な部類に入り、モンゴル相撲の名門一家に生まれた朝青龍関は、元々は組み相撲が得意なんです。ただ、横綱を目指すために修行時代は敢えて、苦手の押し相撲をやっていたそうで。

組み相撲を中心にしていればもっと早く出世できたんでしょうが、横綱になれたかは微妙です。若いときに苦手の押し相撲をちゃんと練習して克服したおかげで、頂点にまで登り詰めることができたんでしょう。

スキャを見てるとボクはよくその話を思い出すんですよw
得意分野はあとからいつでも使える。だからとにかく、はじめのうちは苦手分野を努力して欲しい、と。(←偉そうw)
この場合、スキャにとっての苦手というと、やっぱり経験値の低い楽器演奏(あるいはロックやバンドの音楽との距離の近さ、というか)になるかと思うんですが、そこを努力でしっかり補ったうえで、得意分野を存分に披露したらどれだけ凄いものができるか…とずっと思っていたんですよね♪

ここまでの努力でかなり番付をあげてきた彼女たちですから、いよいよ綱とり(横綱になろうとチャレンジすること:相撲よくご存知ない方のために説明つけてみましたw)の時が来たんじゃないか…武道館公演も決定した今は、尚更そんな予感がしてしまいます。

「準備は整った。さあ、得意分野を今こそ全力で開放するゼ!」
って感じでしょうか(^^ゞ

大袈裟にいえば、一皮剥けた、全力モードのSCANDALはこのホールツアーから始まるのではないか。
そんなワクワク感を抱きながら、ホールでの初ライブを楽しんできたいと思います(^O^)