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ガーリーバンドSCANDALに嵌った日

ガーリーガレージなバンド、SCANDALを応援するブログです。

武道館明けに…個人的な願望などを②

2012-04-17 03:25:49 | SCANDAL考察
新年早々の記事に「個人的な願望“①”」としていたので、②はどうなってるんだ? と気になっていた方もいらっしゃるかもしれませんが…(いないですかw そうですかw)

武道館明けでスキャちゃんがひと休み中(といっても、レコーディングなど進んでいるようですが)に、書いておこうと思います。
ぶっちゃけ、①で書いた「音楽家」になってほしい、のと基本同じなんですが…(^^ゞ

武道館でのワンマンを成功させ、念願だった大阪城ホールでのワンマンも視界に捉えかけた現在。SCANDALは「人気」という面ではほぼ目標を達成しつつあるように思うんですよね。
このブログを始めたきっかけのひとつは、「こんなに面白い存在なんだから、もっと売れて欲しい」という一面があったわけですが、その点についてはもう満足しちゃっていいんじゃないかと。(個人的にはですよ)

…となると、人気が根付いてきた今だからこそ、今後は内容を求めていくべきかな…と思っています。

とにかく、「いい曲」を作って欲しい。
SCANDALの代表曲、といえるものを作って欲しい。

今、もっともボクが個人的に望んでいるのが、コレですねw 特にライブにいくたびに強く思います。

というのは、SCANDALの「いい曲」、代表曲、っていうのはすでにたくさんあるわけですよ。
「DOLL」「カゲロウ」「SCANDAL BABY」「瞬セン」「EVERYBODY SAY YEAH!」「会いたい」「スイッチ」「BURN」…挙げればキリがないです(^O^)
ライブにいくたび、これらの曲を聴くたびに気分が超ハイになるわけですよw 鬱な気分のときも、イマイチ乗り気でなかったときも、「やっぱりライブに来てよかった」「SCANDALのファンでよかった」と思わせてくれる…これまでの神曲たちがいい仕事をしてくれるおかげでw、常に満足して家路につけるわけです。

SCANDALの魅力は確かにメンバーの個性が大きな要因になっていますが、ハッキリ言えばこれら名曲の存在なくしては嵌ることはなかった。ボク個人的には断言できることですね。

だからこそ、今後さらに名曲たちを生み出し続けて欲しいんですよね。
全曲が名曲…なんてムチャは言いませんw アルバムのなかに1つか2つでもいいんですw その曲を聴くためにライブにいきたい、と思えるような「いい曲」を“たまに”でもいいから作って欲しいんです(^^ゞ

ライブにいく理由はひとそれぞれでしょうが、根本には「好きな曲があるから」だと思うんですよ。
誤解を恐れず極論してしまうと、アーティストは「ライブに来たくなるような魅力的な曲を持っているかどうか」で評価がかなり決まってしまうような気がしています。

例えばですね、ボクが今「ライブにいってみたいな」と思うアーティストさんをババっと考えてみましょうか。

パッと思いついたのは、エリック・クラプトンさん。一度でいいから生で「レイラ」を聴いてみたいんですよねw
次に思いついたのはレッチリ。最近嵌っていて「BY THE WAY」とか「SNOW」とか大好きなんで…
あとは最近流行り(?)のバンドでいえばサカナクションやワンオク、BAWDIESなどは興味がありますね。9mmとか。ホルモンなんかはかなり楽しそうです(n‘∀‘)η それらとは別に昔ながらの大御所、ミスチルやらドリカム、果てはSMAP(^.^)なんかも一度は行ってみたいですw

…とまあ、ボクのミーハーな嗜好は置いておいてw、重要なのは「聴きたいと思う楽曲があるアーティストさんほど、ライブにも興味がわく」ってところです。

極端に言っちゃうとクラプトンさんなんてボクが聴きたいのは「レイラ」と「Change the World」だけですよw でもこの2曲が聴けるなら行ってみたいな、と思ってしまうんです。
それはもう、古さとかCDで何度も聴いてるとか、関係ない魅力なんですよね。「いい」ものは「いい」と。

世間で流行しているとか、これまでにない最新のミュージックとか、そういうのはテレビや雑誌などでは見ると思いますよ。興味引きますからね。
でもライブにいくかと言えば、行かない。
実際に楽曲を聴いて、「これはいい!」と思えない限りはライブなんていきませんよ。面白そうなキャラのアーティストやバンドはいくつかありますが、結局のところ、肝心の楽曲がよくなきゃわざわざ時間割いて会場まで行きませんってw

本来音楽に興味のないボクが、SCANDALのライブには圧倒的に行きたがるのは、「いい曲」がいっぱいあるから。これに尽きます。
ライブにいけばかなりの高確率で「いい曲」を聴ける。だから迷わずライブチケットを購入するわけですよ。

ただ、人間ってのは欲張りなのでw、神曲がすでにいっぱいあっても「もっと! もっと!」と欲しがっちゃうんですよね(^^ゞ
ライブでこれまでの名曲たちでアゲアゲになる一方、「今後、こんな名曲でてくるのかな…?」と一抹の不安に駆られるときがあるんです。「DOLL」を聴いたときのような衝撃はもう味わえないかな…? とか(^^ゞ 「瞬セン」みたいな心躍る名曲はさすがにもうないか…? とか(´・ω・`)

大阪城ホール目指してこれまで邁進してきたスキャちゃんは、とにかく遮二無二突き進んできたと思うんですよ。
ひとつの裏合言葉のようになっている「10年後も今のメンバーで活動を」という目標を達成するには、ある程度の人気獲得は絶対条件ですしね。武道館や大阪城ホールは、やっぱり絶対避けられないでしょう。

ただふと視点を変えて…
「20年後、30年後も記憶に残るアーティスト」となるには、神曲中の神曲が必要になると思うんですよね。
同じガールズバンドの先駆けであるプリンセスプリンセスやZONEが神格化されているのは、「ダイヤモンド」「M」とか「secret base」といった看板曲があるのが大きいでしょう。

時代背景が違うので、以前のように日本中の誰もが知ってる名曲、を作るのは難しいとは思います。
でも、密かにw、挑戦して欲しいんですよね。今、音楽に接点がない暮らしをしている人々も、実は心のどこかでめっちゃ「いい曲」ってのを、聴きたがっていると思うんですよ。最近の音楽業界から目を背けているひとたちってかなりいると思うので、そこをスキャちゃんには刺激してやって欲しいんです。「いい曲」、ありますってw

日本中、というのはともかく、SCANDALファンみんなが心震わすような名曲をまた作ってもらいたいです。それがメンバー作なら最高ですが、そこはこだわりませんw

次回のツアーは凄い!

2012-03-07 17:22:58 | SCANDAL考察
本日はSCANDAL初のベストアルバム「SCANDAL SHOW」の発売日ですね。早速購入し、聴いている方も多いかと思いますが…
すでに知っている曲ばかり、とはいえ改めてこれまでの総決算をまとめて聴くと、感慨深いものがありますねえ。ああ、あんなこともあったな、と思い返したり。

シングル「HARUKAZE」からこのベスト、そして武道館と、いつにも増して「SCANDAL祭り」の雰囲気色濃いここ最近ですが、ネタが多すぎてw、たまにしかブログを書かない今のボクにとっては追いつくのも困難(不可能?w)なほどです(^^ゞ

というわけで、このブログで「ベストいいよね~」などと普通の感想を書いても面白くないでしょうからw、なるべく違った角度で見ることにこだわりたいと思ってますが…

そんなボクが、最近のニュースで注目したのが、次回ライブ「LIVE IDO LIVE」決定、についてですね。

もちろん単純に次回ライブツアーが決定したのは嬉しいですし、これで武道館後も引き続きスキャちゃんから眼を離せずに楽しめるわけですが、その喜びを語りたいわけではなく(^^ゞ

このツアーに込められた意味、にすごく興味を惹かれたんです。

振り返るとこれまでのツアーにも、それぞれにテーマが含まれていましたよね。例えば初めてのホールツアーで、大きな会場への対応に挑戦したりとか。逆に小さなライブハウスを回ってお客さんとの距離を近づけたり、など。

ホールツアー、武道館と会場のスケールを大きくさせていったSCANDALが、ここでライブハウス(しかも、数百人程度のキャパの箱まで含んで)に敢えて戻る、ということには強烈なメッセージを感じましたね。

原点回帰、といいますか。
「自分たちはライブバンドである」そのもっとも大事な足場を再確認するため(プラス、世間に主張するため)、1万人近い規模の武道館から300人の地方のライブハウスへ、一気に舞い戻ったのはまず間違いないと思います。

この振り幅の広さ。フットワークの身軽さには、爽快感すらありますね!

あるいはもう、ダイナミックといってもいいかもしれません。

元々SCANDALの魅力のひとつに、アイドルとの共演からメタルバンドとの対バンまで、他にはマネのできない幅広い活動範囲というものがありましたが、またひとつその魅力を存分に見せ付けたんじゃないでしょうか。
だって8000人超の会場でワンマンやったバンドを、次のライブでは450人の箱で見られるんですよ?w
こんな存在、なかなかいませんよ(^O^)
カッコイイ、という言葉はスキャちゃんの代名詞的なものですが、こういうところもまさにCOOL…ボクなんかはシビれるほどカッコイイと思っちゃいますねw

もちろん、ライブバンドのなかには、武道館でワンマンをやった後も普通に小さなライブハウスを回っている…というバンドさんはいらっしゃるでしょう。
ただ、SCANDALというバンドは、メジャー要素も多分に含んだ存在なんですよね。このまま今後はキャパの大きな大会場ばかりツアーで回る…という選択をしても不思議ではなかったわけです。
そこを敢えて数百人規模のライブハウスに戻った…というのは、このバンドの方向性や特別な立ち位置を明確に示した英断だったと思います。もちろんメンバーが(特にRINA笑)以前から「小さなライブハウスでも今後もやり続ける」と意思表示してきたのも、大きな要因になったでしょうね。

ボクのようなオッサンの感覚だとw、ひと昔前はCMに出るような「スター」は、遠くから見守るしかない雲の上のような存在だったものですがw…それが今では全国津々浦々、地方の隅々まで来てくれて小さな箱でライブしてくれるんですから、凄いことですよ(^O^)
ファンとしては有難い限りですね。素直にメンバーやスタッフさんには感謝したいと思います(^.^)

それともうひとつ、このツアーの特徴が、超のつくハードスケジュール、というところです。

5月19日から6月17日まで、ほぼ一ヶ月でなんと17公演!

さらに福岡でのファンクラブ限定ライブも発表になりましたので、実際には30日で18公演ですよ!(◎◇◎)
大体3日に2日のペースでライブ、それも九州南端から北海道まで移動しながら…ってんですから、プロ野球選手もビックリです(*_*)

日程と場所とを見てもらえればすぐにわかりますが、これ、南から北にむかってちょっとづつ移動してるんですよね。経費としては理想的ですがw←
ドサ回り、なんて言葉がありますが(^^ゞ、ボクの勝手なイメージだとハングリーなバンドさんがこうしたライブツアーをやってる印象があります。
大きな会場でやらないぶん、コストを浮かせて…というオトナの思惑が見え隠れしますがw、逆にいえばそうした苦労も踏まえたうえで小さな地方会場を回ることを決断したんでしょう。凄すぎるぞ、SCANDAL!(◎◇◎)

ただですね、こうやって書くともしかしたら悪口のように聞こえているかもしれませんが、メンバーが大変な一方で、このハードスケジュールで得るものはとても大きいように思ってるんですね。

まず、なんといってもこのツアーを乗り越えたら、チームSCANDALは実に大きな達成感と自信を手に入れられるでしょうね。

なんでもそうですが、キツイことを乗り越えた経験は大きな自信になるんですよね。

なにか壁にぶつかったときに、「あの時あれだけキツかったんだから…」と大変な経験をしている人間というのは、より高い壁を乗り越えられるものです。
3日間、不眠不休で働いたり勉強したりした経験があるひとは、1日くらいの徹夜は平気な顔で乗り越えられると思うんですよね。もしかしたら4日目の徹夜さえ乗り越えてしまうかもしれません。

まあ、SCANDALのメンバーは、キツイことばかり経験している気がしないでもないですがw
なにしろ結成一週間でいきなりステージにあがったバンドですからw 次々に襲い来る試練を乗り越えてここまで来てる連中ですからね(^.^) スパルタで鍛え上げられてるだけに、心強いですがw

今度のツアーも経験することで、体力的な自信はもちろん、ライブバンドとしての自信に繋がることは間違いないと思います。

さらに言えば、短期間でこれだけのステージ=場数を踏める、これも実に大きな成果をスキャちゃんに与えるでしょうね。

例えばお笑い芸人さんなんか見てても、よく劇場でネタをやってる(これもライブっていいますね、そういやw)方たちは実力・人気ともに長持ちするように思います。
プロ野球でもそうですね。よく試合に出場してる選手の方が、間違いなく成長が早いです。

いくら練習をしても、本番のライブ・試合じゃないとわからないこと、身につかないことってありますからね。バンドでいえば、やっぱりライブをいっぱいやっているバンドさんは実力も人気もあがっていくと思うんですよ。

そういう意味では次回の「LIVE IDO LIVE」…チームSCANDALにとっては大変なことも多いでしょうが、得るものもきっと多いツアーになると確信しています。
言うならば「炎の18番勝負! 猛特訓ツアー」とでもいいますか(^^ゞ

ボクはプロ野球、それも地元・中日ドラゴンズのファンでもあるんですがw、昨年までの落合前監督はとにかく厳しい練習で有名でした。他の球団から移籍した選手がビックリするくらいで。
ただその甲斐あって、選手たちは「これだけ練習してるオレたちが負けるはずがない。最後に必ず優勝するのはオレたちだ」と確信していたものです。
で、結果はといえば…2年連続で優勝を成し遂げました。

スキャちゃんたちも、この過酷wなツアーを乗り越えた先には…必ずや、“優勝”に匹敵するものが待っていると確信しています(^O^)

新年のご挨拶…と個人的な願望などを①

2012-01-02 03:27:11 | SCANDAL考察
あけましておめでとうございますw
ゆったり更新で進めているこちらのブログですが(^^ゞ、本年もよろしくお願いします。

さて、おめでたい新年一発目の記事ですから…いつもは遠慮してなかなか書けない(笑)、ボクがSCANDALに対して望むことを偉そうにも書いてしまいたいと思います。

改めて予防線張っておきますけどw、あくまで個人的に望むことを書くだけですからね?(^.^)
意見が違う方も当然いらっしゃるでしょうけど、そこは一ファンが好きに書いているブログですから…ブログとしての本来のあり方を忠実に実行するだけなのでw、ご容赦いただければと思います。

えーとですね…まず、昨年の音楽業界を振り返ってみると、いろいろなことがありましたけど、ひとつの大きな特徴として「アイドル戦国時代」になったこと、が挙げられるんじゃないかと思います。

セールス的にも話題としても「アイドル」が好調で…なんだか今は、めちゃめちゃたくさんアイドルがいますよねw

そんな時代背景のなかでのSCANDAL…
アイドルだ、バンドだと、その特殊な立ち位置から「アイドル」という言葉を簡単には素通りできないスキャちゃんですがw、ボクは一言でいって、「アイドル時代」というのはSCANDALにとっては追い風になるな、と思っていました。

なぜかといえば、SCANDALは一見アイドルの要素を持っていながらも、明らかに一線を引く存在だからです。

つまり「アイドル時代」という風潮のなかで、なにかと話題に取り上げられる恩恵を受けながらも、彼女たちは独自の道を行けるだろう…と思っているんです。
こうもアイドルグループが乱立していて、なにがなにやらわからない時代にあっては、「特別な存在」が有利になるのは明らかですよねw
10年後の未来を想像するとわかりやすいですが…その時も今のように活躍している確率が、SCANDAL以上にある存在ってかなり少ないんじゃないでしょうか。「アイドル時代」が去った後に生き残っていたのは、AKBで個人的に人気を獲得している数人とSCANDALのみ、となっていてもまるでおかしくないと思います。

まず第一に、現在「アイドル時代」が訪れている理由はなぜかというのを冷静に考えていくとですね…ぶっちゃけこれは、「儲かるから」に尽きると思うんですよね。
いやいや、待って下さい。アイドルファンの皆さん、怒らないで(-_-;)
念のために言っておきますが、ボクはアイドルをけなすつもりはありませんから。カワイイ女の子は大好きなオッサンですからね。ヒィ~ハァ~!

ボクが言いたいのは単純に、メディアなどが取り上げるものは「金になるかどうか?」の判断が最大に優先されてるよね、ってことだけですよ。
音楽業界といっても「ショー“ビジネス”」ですから。
もっとも優先されている事項は、「儲かるかどうか?」になっているのは、当然といえば当然のことです。もちろんなかには、文化としての「音楽」を大事にしたい、という考えの方もいるでしょうし、根本には多くの方がそれを考えているとは思いますが、それでも「経済的に潤えるかどうか?」がなによりも重視されてるのは否定できないでしょう。

ややこしいこと言っちゃいましたが…要はアイドルがこれほど隆盛なのは、CDが売れない今の時代において、儲かりやすいからでしょう。
そういう意味ではアイドルで儲ける仕組みを作り出した秋元康さんっていう方は、すごい功労者だと思います。(まあ、個人的には好きじゃないんですがw)
逆にいえば、儲かる仕組みが変化すれば、この「アイドル時代」は終焉を迎えるんでしょうね。バンドの方が儲かるとわかれば、時代は「バンド時代」になるんでしょうw

つまりですね、「〇〇時代」みたいにマスコミなんかが騒いでいるものは、「その文化が成熟しているか否かが問題ではなく、儲かるかどうかで決められている」ってことです。
ここ、大事なところなんで赤線引いておいてくださいねw
もっと突っ込んでいうと、マスコミなどが取り上げるものは「面白いから」「優れているから」「素晴らしいから」じゃないんですよね。(そういう場合も、もちろんゼロじゃないんでしょうけど)それ以上に「売れているから」あるいは「これを取り上げると自分たちも儲かるから」という基準で決まっちゃうというね。
ですから多分、本当に「面白いもの」「優れたもの」「素晴らしいもの」というのは、「マスコミが騒いでいるから」という理由では見つけられません。自分の感性で見つけないと。

ま、ま、ちょっと話が逸れてしまいましたが…
大事なことは「アイドル時代」とはいっても、それは決して「アイドルになったら成功するよ」という意味じゃ、ないってことですよ。
アイドルという文化が成熟し、素晴らしいものになったという意味で「アイドル時代」が叫ばれているわけじゃないでしょう。「アイドル時代」というのは砂上の楼閣…砂で作ったお城のように、脆いものだというのが現状じゃないでしょうか。

逆にですね、例えばギタリストのCharさんは、日本一のギタリストとして名高いですよね。ごく一般的な感覚でいえば、Charさんのギタリストとしての腕前は明らかに「素晴らしいもの」でしょう。
「素晴らしいもの」であるCharさんが、毎日のようにメディアに大きく取り上げられているか?といえば…そんなことはないですよね。少なくともボクは名前をお見かけすることはほとんどないです。
ですがCharさんはず~~~っと第一線で活躍し続けています。当たり前です、実力があるんだから。

てことはですよ。今更いうほどのことでもないですが…(^^ゞ
「アイドル時代」だ、なんて言われていますけど、SCANDALが10年先も今のように活躍し続けたいならば、目指すべきは「アイドル」ではなく「Charさん」なんですよ。(こうやって書くと、なんか凄い対比だなァ(^^ゞ)
本当の実力を持った「素晴らしいもの」にならないといけない。

10年後もSCANDALの音楽で楽しみたいボクとしてはw、「アイドル時代」と呼ばれる今、その表向きの傘に隠れて実力をメキメキとつけていって欲しいんですよね(^.^)
それこそ、「唯一の勝ち組はSCANDALだった」と呼ばれるように。
アイドルに脚光が浴びせられ、皆がそちらに向かう現状は、我が道を往くスキャにとっては実にラッキーだと思えて仕方ないんですよね。

「アイドル」やら「Charさん」やらで喩えると、なにかとブーイングを浴びそうなので(-_-;)、もうちょっと言い方を換えてみましょうか。

音楽業界と一口にいっても、ボクはザックリわけて、2種類の存在がいるんじゃないかと思ってるんですよね。

敢えて乱暴に分けちゃいますが…「芸能人」と「音楽家」です。

簡単に説明すると、「芸能人」は「人気者になりたい」と考えているタイプの方です。
「音楽家」は「いい音楽を提供したい」と考えているひとです。

アイドルがどちらで、Charさんがどちらかは言うまでもないでしょうw
以前このブログで取り上げたことのある、スターダストレビューの根本さんは、「音楽家」ですよ。

ボクはSCANDALには「音楽家」になって欲しいのです。
ダンス&ボーカルスクール出身の彼女たちは、本来は「芸能人」志望だったと思うのです。それはそれで、決して悪いことじゃないと思います。
でも、ボクの個人的な希望をいえば、やっぱり彼女たちには、将来的には「音楽家」になって欲しいんですよね。
で、今のスキャちゃんは十分その気になってると思うんです。たぶんw

「音楽家」になろーぜ(^O^)
「芸能人」なんてつまんねーよw 「音楽家」が生み出す喜びに比べたらw
ワーキャー騒がれるなんて、パンダでもできることじゃないかw
己が生み出した“作品”が、人々の心を打つ悦び…受け入れられる感動…生き様の爪痕を残す達成感に比べたら、人気者になるなんてくだらねえよw
創作する者の快感を、心ゆくまで愉しもうじゃないか(^O^)

と、言いたいことの半分しか書けませんでしたが(^^ゞ、まずはここまでということで。
くれぐれも繰り返しますが、アイドルの悪口は言ってないですからね。いや、マジでマジで。

いよいよ参戦…と、なぜか朝青龍w

2011-11-11 00:16:22 | SCANDAL考察
ようやく、といった感じでいよいよ本日「VIRGIN HALL TOUR」大阪に参戦してきます(^.^)

ここに来られる方はすでに参戦済みの方も多そうですが、とりあえずネタバレを避けるために、名古屋が終わってからライブレポを書けたら…と思っています。ラストの東京にも参戦するんですが、さすがにそこまで待つのもツライのでw

ここまでなるべく情報を見ないようにしてきたんですが、それでもチラチラとセトリやらイメチェン後の姿やら…気になってみちゃいますよねw
どうやらライブの評判も上々のようなので、今から非常に楽しみですw

少し前くらいから、メンバーの言動を聞いていると「たくさんのひとに楽しんでもらえるライブ」「遊園地のようなライブ」「なんでもアリのライブ」などなど、今のチームSCANDALが目指している方向性というのが見えてくる気がしていますが…

そうした「とにかく楽しい遊園地みたいなライブ」というのは、ライブハウスよりもホール向けのように思いますので、初めてのホールとはいえその点には凄く注目しています。

でもって、「遊園地みたいな楽しさ」というのは、恐らくSCANDALのメンバーが一番得意とする分野のように思うんですよね。なにしろあの4人のキャラですから(^.^)

「SCANDALらしいライブ」というのがイコール「遊園地みたいな楽しいライブ」となるのは、ある程度予想していたことなので、彼女たちがもっとも得意とする、もっとも輝くライブをしっかりと堪能したいと思っています。(それが今回のライブ参戦のテーマですw)

あの…いきなり話が飛んで恐縮なんですけど(^^ゞ…

元横綱の朝青龍関は、相撲あまり知らない方でもワイドショーなんかでよく見てご存知かと思うんですがw、朝青龍関は横綱になる前って、けっこう押し相撲が多かったんですよね。

力士のなかでは小柄な部類に入り、モンゴル相撲の名門一家に生まれた朝青龍関は、元々は組み相撲が得意なんです。ただ、横綱を目指すために修行時代は敢えて、苦手の押し相撲をやっていたそうで。

組み相撲を中心にしていればもっと早く出世できたんでしょうが、横綱になれたかは微妙です。若いときに苦手の押し相撲をちゃんと練習して克服したおかげで、頂点にまで登り詰めることができたんでしょう。

スキャを見てるとボクはよくその話を思い出すんですよw
得意分野はあとからいつでも使える。だからとにかく、はじめのうちは苦手分野を努力して欲しい、と。(←偉そうw)
この場合、スキャにとっての苦手というと、やっぱり経験値の低い楽器演奏(あるいはロックやバンドの音楽との距離の近さ、というか)になるかと思うんですが、そこを努力でしっかり補ったうえで、得意分野を存分に披露したらどれだけ凄いものができるか…とずっと思っていたんですよね♪

ここまでの努力でかなり番付をあげてきた彼女たちですから、いよいよ綱とり(横綱になろうとチャレンジすること:相撲よくご存知ない方のために説明つけてみましたw)の時が来たんじゃないか…武道館公演も決定した今は、尚更そんな予感がしてしまいます。

「準備は整った。さあ、得意分野を今こそ全力で開放するゼ!」
って感じでしょうか(^^ゞ

大袈裟にいえば、一皮剥けた、全力モードのSCANDALはこのホールツアーから始まるのではないか。
そんなワクワク感を抱きながら、ホールでの初ライブを楽しんできたいと思います(^O^)

こだわりのハンバーグ

2010-07-25 00:22:09 | SCANDAL考察
実際にアルバムがでて、聴いてからだと言いにくくなることもあると思うので…(^^ゞ
今、現時点で思っていることを先にぶちまけてしまおうと思います。もちろんアルバムの内容について、です。

アルバム「TEMPTATION BOX」が発売されるまで3週間を切ったというところですが、これまでに流れてくる情報を聞いていると、今度の2ndは1stアルバムとはちょっと位置づけが違うように感じるんですよ。

先日もご紹介した「CD&DVDでーた」でのメンバーによるコメントから、ちょっと気になる部分を抜き出してみました。

「それぞれの曲にあまりにまとまりがないので、正直どこに向かっていけばいいんだ?って思っていたんですよ(笑)」

「全部を通して聴いたら、めっちゃ面白いアルバムになったな、と」

「バラエティに富んでいる」

「個人的には1stに比べてポップなアルバムになったと思っていて」

「少しづつやりたいことがやれ、言いたいことが言えるようになってきた」

「アッパーな曲もちゃんと入れてありますよ」

「びっくり箱みたいにみんなが楽しめるものにしたいという気持ちがあって」

これらのコメントを聞いて一番に感じたことは「思いっきりロックなアルバムではないんだな」という点でした。
SCANDALに「思いっきりロックな路線」を望んでいるファンの方には、もしかすると今度のアルバムは物足りなく感じるかもな、と正直思いました。←これ、ボクにしてはけっこう思い切ってぶっちゃけてますw

ボク自身はSCANDALには「本格的なロックバンドを目指してもらいながら、エンターテインメントとして最高のものを作って欲しい」と望んでいます。ですから今回のアルバムの路線を知ったときには、「ロック色が薄いのかな…(-_-;)」と少々ガッカリしたんですが、「いや、もしかしたら凄いものになってるかもしれん!」と期待を抱いてもいる、というのが本音も本音です。←スキャファンを公言してるブログでこんな発言、申し訳ないんですけど(*_*)

ただですね、最初は戸惑いが大きかったのがホントのところなんですが(-_-;)、じっと考えていくうちに「もしかして、これはスキャにとっては大きな進歩なのでは?!」「今、このアルバムを出すことは将来的に見たら、凄く大切なことなのではないか?!」と思うようになったんですよね。

今日はそれを例え話を使ってお話しようかと思います♪
ちなみに何度も言ってますけど、音楽素人のボクが言うことですからw、くれぐれもあまり大袈裟に捉えないでくださいねw 素人が考えるところの「こんなんちゃうかな~?」って程度の話ですから。

えーと、では以前も定食屋を喩えに使ったのでw、今回も定食屋を例にしましょうw

ダンス&ボーカルスクール出身のスキャは、元々はイタリアンみたいなちょっとシャレオツwな料理を勉強してる子たちだったわけですw ロックみたいな「オレはこの味で勝負してんだよ~!」的な定食屋とはちょっと路線が違ってw 本来なら順調に腕を磨いて、イタリア料理の店を出すつもりだったのが、ひょんなことからロックという定食屋の世界に入ることになったわけです(^.^)

彼女たちはロックの世界を知らないので、ホントに基本から始めるわけですよ。
店を出す(=デビューする)ということは、もう結成当時から目標にしてる子たちですからね。単に花嫁修業で料理を勉強してるのとは気合いが違いますw 初めはイタリア料理のつもりだったとしても、定食屋の魅力に気付き始めて「定食屋として店を出す(ロックバンドでデビューする)」ことに、全力で取り組んでいきます。

とはいえ。彼女たち、定食屋の修行を始めてわずか2年ばかりですよ。(バンド結成してからデビューまで2年くらいですからね)
それで店を出す、ということになった。当然、何年も修行してるほかの定食屋と、普通に競っては勝てるはずがありません。

だからスキャが初期に取り組んだ楽曲というのは、定食屋の基本、ロックバンドとして基礎的なもの、だったんじゃないかと思うんです。
演奏技術的にもできることは限られているはずですから、そんな複雑なものはやらなかった。し、できなかった。その代わりに「これがいかにもロックの原点」というような曲を、「これがいかにもバンドの魅力」というような真剣さ・楽器をやる楽しさ・チームワークの良さなどで、必死に演奏したと思うんですよね。

今、巷でよく流れるような音楽って、かなり手間をかけ工夫を凝らした楽曲になってると思うんですよ。例えば音を何種類も重ねてますよね。効果音を入れたり、ボクにはよくわからない部分が多いけどw、いろいろなことを計算して造り込まれていると思うんです。
これを定食屋で喩えると、「すごく手の込んだハンバーグ」なんだと思うんですよw
ほら、今のハンバーグって凄いじゃないですか。チーズいれたり、なんやらでw煮込んだり、まあ、よくわからないけれども(^^ゞ 手が込んでるんですよ。美味しくするために、それぞれの定食屋さんがかなり工夫を凝らしてると思うんです。

ところがスキャは、上でも書いたようにそんな「手の込んだハンバーグ」は造れなかったんですw
もっと基本的なハンバーグを造ったんですよ。昔ながらの、単純なハンバーグです。そこを全力で造ったw 自分たちでは当然レシピなんてわからないから、他のベテランシェフにお願いしてw、レシピも教えてもらったわけです(^.^) 技術はまだまだでも、自分たちにできる精一杯でミンチ肉をこねて、こねて、こね回してw「昔ながらのこだわりのハンバーグ」を造ったと思うんだな。

実はね、それが逆に良かったように思うんです。
もちろんまだ技術的に未熟な部分はあったと思います。レシピどおり、完全に「昔ながらのこだわりのハンバーグ」が出来たかというと、難しかったでしょう。
それでも「待ってました!」というひとたちがいたんですよ(^O^)
今風の工夫を凝らしたハンバーグじゃない、単純だけど「昔ながらのこだわりのハンバーグ」を食べたくて、待っていたひとたちがいたんです。
特にオジサマたちのなかには、「このハンバーグは確かにまだ未熟なんだけど、昔食べたあのハンバーグと同じ匂いを感じる! 待ってたんだよ、こういうのを! この店は期待できるぞ!」と胸躍らせたんじゃないでしょうか(^^ゞ いや、ボクは音楽を聴きこんだわけじゃないですけど、そう思いましたからw

バンド結成して間もないスキャは「こだわりのハンバーグ」を造るしかなかった。
でも、だからこそバンドやロックの良さを、逆にストレートに表せたような気がするんです。そして今風のハンバーグがあわず、「待ってました!」という人々に応えることができたんじゃないかと。

「定食屋SCANDAL」が街の片隅で常連さん相手に細々と(でも確実に)営業していくつもりだったなら、「こだわりのハンバーグ」を造り続け、常連さんの期待に応えていけばよかったでしょう。大ヒットとはならないかもしれないけど、長年活動ができるんじゃないかと思います。

ところが「定食屋SCANDAL」は大阪城ホールにも進出できるような、全国区での人気を狙うバンドです。
店を大きくするためには、「こだわりのハンバーグ」を造ってるだけではいけなくなります。もっとたくさんのメニューが必要になるし、バラードのようなデザートもやっぱり必要になってくると思うんですよ(^^ゞ

そして忘れちゃいけないのが、シェフであるメンバーの技術もどんどん高くなっている、というところです。
「こだわりのハンバーグ」しか造れなかった昔とは違い、今ではもっといろいろな技を覚えて「工夫を凝らしたハンバーグ」が造れるようになってきてる、と思うんです。
技術を手にしたら使いたくなる。これは人間の心理としてはごくごく当然です。

ゼロからスタートしたバンドであるSCANDALは、まるでロックバンドの歴史を歩むように、「こだわりのハンバーグ」から「今風の手の込んだハンバーグ」へと技術をどんどんと覚えて成長いくのではないか。と思うんです。
これは「こだわりのハンバーグ」ファンからすると寂しいことではありますが、ただバンドとして進化しているといって間違いではないでしょう。
タイミキのようなポップをやったり、「涙のリグレット」のようにバラードに手を出すということは、即ちバンドとして進化するために、通らざるを得ない道のような気がします。演奏技術の面でもそうですし、バンド自体の引き出しが増える(定食屋のメニューが増える)という意味でも、レベルアップに繋がるのではないでしょうか。

今持っているあらゆる技を駆使して、「これが今、私たちができる全てです!」とド~~ンと出した新メニュー。
それが「TEMPTATION BOX」のような気がするんですよ。
「こだわりのハンバーグ」は前よりも減りました。その代わり、オムライスやらスパゲティやらデザートやら、今できる料理をできるだけ造ってみました。メニューはメチャメチャに見えるかもしれないけど、今できる全力を出したらこんなんになりました。いろいろ造ったので、料理の腕は確実に上がりました。
…と、こんなところかとw

ですから「こだわりのハンバーグ」ファンには、もしかしたら今回の新メニューは物足りなく感じるかもしれません。
でも、SCANDALがもっとレベルアップするためには、この作業は必要だったように思います。メニューはたくさんある方がいいし、いろいろな料理を造ることで、彼女たち自身にも、技術があがったり、新たな発見があったりと今後に向けてのプラス面が必ずあるはずなので。

ただですね、それと同時にもうひとつ、大きな声で言っておきたいこともあるんですよ。
いろいろなメニューが作れるようになっても、スキャの魅力の原点はやっぱり「こだわりのハンバーグ」だと思うんです。
「こだわりのハンバーグ」がメニューにあるからこそ、昔からのファンは「定食屋SCANDAL」に足を運ぶんだと思うんですよね。
この魅力の原点は忘れちゃいけないと思います。
餃子の王将から餃子がなくなったらマズイですよね?w 餃子あっての王将ですからw そこはブレちゃいけないところだと思いますね。

最後には「こだわりのハンバーグ」に戻って来いw
きっとそこにかけがえのないものがあると、ボクは思ってます。

あ、話変わりますが、また今回方式を実験してみることにしました。
コメントを全体で拒否すると、以前のコメントなどが読めなくなっちゃうんですよね。そこを解決できればと思いまして…

ある一定の期間が過ぎたら、それぞれの記事へのコメントはできないようにしたいと思います。
記事をアップして数日はそのままにしますが、ある程度経ったところでコメントできないようにします。恐らくこの方法なら限定解除と似たような状況でありつつ、コメントもいつでも読めるんじゃないかと思うんですが…

やってみないとわからないことも多いので、まずはやってみますw

問題があればその都度変えていきますので、ご迷惑お掛けしますがよろしくお願いします。