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ガーリーバンドSCANDALに嵌った日

ガーリーガレージなバンド、SCANDALを応援するブログです。

ヤスタカさんに「作曲」を絡めて・・・

2013-08-23 09:42:58 | SCANDAL考察
今回はSCANDALの「作曲」について、個人的な見解を話そう・・・と思っていたら、タイミングよく、というべきか悪くというべきか(^^ゞ、新たなシングル曲「OVER DRIVE」リリースのニュースが入ってきましたね。

もちろん5thアルバム「STANDARD」が、正式に発表されたのも大きなニュースなんですけど、こと「作曲」面に関して言えば「OVER DRIVE」は衝撃的でした。なにしろ、プロデュースをするのがあの中田ヤスタカさんということですから。
中田ヤスタカさん、と言ってもピンと来ない方でも、Perfumeや最近ではきゃりーぱみゅぱみゅさんの楽曲をプロデュースされてる方、といえば、誰もがその存在の大きさを認識するんじゃないでしょうかね。

もともとSCANDALのファンの方のなかには、Perfumeのファンの方も多いイメージがあるので、わざわざ説明する必要などないとは思いますが・・・(^^ゞ

テクノポップの神様のような扱いを受けている方・・・というイメージがあったので、その中田ヤスタカさんがバンドであるSCANDALをプロデュースする・・・というのは、かなり驚きでした。
最初、その一報を聞いたときには、「え? テクノの新曲なの? それともロックを作るの?」と、まずその時点からとても気になりました。どうもその後の情報を読む限り、バンドを意識した曲で、とてもポップな仕上がりになっているようですね。

このニュースを聞いて、恐らくSCANDALファンの反応も様々、だったと思うんですよね。

まずSCANDALもPerfumeも好き、という方にとっては興味津々でしょうし(必ずしも、そうでもないかもしれませんがw)、「ええ~! あの超有名な中田ヤスタカさんが!」とテンションあがった方もいるでしょう。
逆にロックバンドとは別ジャンルの方、というイメージが強いので、疑問に思う声もあるかとは思います。

ボク自身の感想をぶっちゃけて言えば・・・
お気を悪くされる方もいるかもしれませんが、自分の立場を鮮明にしないのは卑怯だと思うので言っちゃいましょう。
「う~ん・・・なんかガッカリ(;´Д`)」です。

中田ヤスタカさん自身がどうこう、というわけではなくですね・・・やっぱりボクのなかでは「テクノポップの方」というイメージが強いんですよね。
喩えていえば、ラーメン店の店主が、人気のフランス料理屋のシェフにダシの作り方を教わる、ような感覚です。
いや~、どうせ教えてもらうなら、同じラーメン屋さんから聞いた方がいいじゃん。とか。
それだったら、いっそ自分たちでオリジナル作っちゃった方がいいじゃん。とか。思っちゃうわけですよ。

ただ、一個人の感想としてはそうなんですが、これだけいろいろな受け止め方があるニュースは、できる限り客観的に判断する必要もあると思うんですよね。

冷静に考えれば、中田ヤスタカさんに楽曲をプロデュース依頼したのは、意味はあります。なんといっても大きな話題になりますから。
先程の喩えを使えば「あの人気フレンチシェフが考案したラーメン」という肩書きがつけば、それだけで注目を集めるのは確かでしょう。ただし、実際に食べてもらえるかどうかは、出来上がったラーメンが美味しそうかどうかで変わってきそうですが。
「ガッカリ」感のあるボクであっても、中田さんとSCANDALの化学反応は気になります。もしかしたら、ものすごく面白いものが出来る可能性もありますしね。

現時点では、「中田ヤスタカさんプロデュース」の最大の功績は、「話題つくり」にあると考えていいと思います。その手法自体がSCANDALにとっていいことかどうか? については、また日を改めて語るとして。

しかし、実は本当に大切なのは、「出来上がった楽曲がいいか、悪いか」で、このプロデュースの成否はかなり評価が分かれてくる・・・ってことだと思うんですよね。
「やってよかった!」になるのか、「話題つくりで終わった」になるのか。
最終的にもっとも重要になってくるのは、「出来上がった楽曲がいいか、悪いか」だと。この部分を、ボクとしては強調したいのです。

今は「ガッカリ」と感じているボクでも、完成した楽曲がドツボに嵌る名曲だったら「最高や~(≧▽≦)! さすがはヤスタカさん、ナイス・プロデュース! これからもお願いしたい!」とか言うのに決まってるのですよ(´・ω・`)
結局のところ、誰が作曲でもプロデュースでも関係なく、「素晴らしい楽曲」が聴ければボクは幸せなのです。
ラーメンはラーメン屋に聞け! というのも、そうするのが一番美味しいものが出来るだろう、と思っているからで・・・フレンチシェフの作ったラーメンが実際に美味しければ「うまい!」っていいますよ、それはw

ラーメン屋がフレンチシェフに料理教わるのはどうなんだ? という考えもあると思います。「一体、どういう方向性?」と疑問に思う声も、確かに納得。
ただ、実際に出来上がったラーメンが眼の前に運ばれてきたら、そこまで深く考えるのは置いておいて、まずはそのラーメンの味を全力で愉しむ、のが普通かなと思うんですけどね。

なので「OVER DRIVE」に関しては、出来上がった楽曲の良し悪しで価値を判断したいと思っています。

・・・というわけで。

いきなりヤスタカさんの話からスキャちゃんのこれまでの「作曲」に話が変わりますが(^^ゞ、「作曲」に関しても、ボク個人的には同じような考えなのですよね。

つまり、一番に求めているのは「素晴らしい楽曲」なのです。ツボな名曲。誰が作曲したとか、プロデュースしたとかは置いておいて、まず「素晴らしい楽曲」を聴かせてくれるのが第一なんです。ボクの場合は。

例えば「BABY」やら「瞬セン」やら「DOLL」やら「カゲロウ」やら「会いたい」やら「スペレン」やら・・・これら数々のツボ曲が聴けるから、SCANDALが大好きなんですよね。
もともとボクは音楽にそれほど興味があったわけではなく・・・SCANDALに出会って、数々の神曲をいくつも浴び続けるうちにどっぷり嵌った人間ですからねw 「素晴らしい楽曲」がいくつもあったからこそ、SCANDALファンになった、という事実は大きいのですよ。そりゃあ、ルックスもキャラも好きですけど、「素晴らしい楽曲」がなければファンにはならなかったと、断言できます。

これはあくまで、ボクの場合は、と強調しておかなければいけないかもしれませんね。
ロックバンドのファンの方のなかには、「作詞作曲はバンドメンバーがやらなければいけない」という信念をお持ちの方もいるでしょうから。もちろん、そういう気持ちも理解はできます。
ただ、そういう信念を持っている方にしても、まずは「いい楽曲かどうか?」が、第一にくると思うんですよね。

例えばですね・・・
お笑い芸人さんでも、大御所となると放送作家さんがネタを書いてる場合ってあるんですよね。
オール阪神巨人とか、ネタ番組見ると、下の方に「作 〇〇」なんて出てたりするわけですよ。(イマドキの方は、阪神巨人師匠とか知らないかw)

そういうのを知ると、ちょっと・・・ガッカリするわけですよ。なんだ、他のひとにネタは作ってもらったのか、と。
でも実際に漫才を見ると爆笑でw
誰が作ったネタとか、すっかり忘れてしまってるわけです。というか、ネタがどうであっても、この喋りの技術や間が素晴らしいから笑えるんだな、とか思ったりして。

ネタを作ったのは放送作家という事実も、現実に面白ければそんなのどうでもよくなるんですよね。ただ、どうしても引っ掛かるというひともいるとは思います。そこはもう、個人差ってヤツですね。

ボクの場合は、「素晴らしい楽曲」が聴けるのが第一で、「作曲」したのは誰か、というのはそこまで重要視してなかったりするんですよね。
そんなタイプの人間であることを前提に、次回改めてSCANDALの「作曲」について語ってみたいと思います。


モンスターバンドとグランドラインと作詞作曲

2013-08-19 02:36:40 | SCANDAL考察
今年の夏はスキャちゃん、フェスなどで大活躍のせいで、ボクの頭のなかもずっとSCANDALで埋め尽くされてます(^^ゞ

他にやらなきゃいけないことがいっぱいあるのに、そっちまで手が回らない・・・(-_-;)
と、嬉しい悲鳴中ですが、まあ、やれるときにやれるだけのことはしとこうかな、と。
更新がピタッと止まる時期もそのうちやってくる思いますが(^^ゞ、今、燃えているうちにこちらのブログ記事も書いていきたいと思います。

で。

今回はタイトルに「モンスターバンド」「グランドライン」「作詞作曲」という、3つのキーワードを並べてみましたが、ボクのなかではこれらは繋がっているのですw
この3つのワードに絡めて、記事を書いていこうと思いますが・・・なにぶん、「作詞作曲」という少しばかりデリケートな話題も含みますので、ここについては2回くらいに分けて、話していくつもりです。

今や絶好調ともいえるスキャちゃんですが、ここに来ていろいろな場所で「作詞作曲」というワードを耳にするようになった、と思うんですよね。
はじめのうちは単なる偶然とか、思い過ごしと思っていたんですが・・・どうもこれは、偶然ではないような気がしてきました。
今、このタイミングで「作詞作曲」という言葉が飛び交うようになったのは、ちゃんと意味があるのではないか? 「必然」なのではないか? と思えてきたわけです。

サマソニやロッキンという、大きなフェスの舞台を経験することで、スキャちゃんたちが手に入れたものは大きかったと思うんですよね。
ひとつの大きな壁を乗り越えた、新たなステージに完全に立った、という感がありました。デビュー当時はその立ち位置すらも微妙だったSCANDALですけど、いまや「ガールズロックバンド」の代表格として完全に認知されてますからね。
そんな折に飛び出したのが、RINAの「モンスターバンド」宣言です。夏フェス越えを果たした事実は、多かれ少なかれこの宣言に影響を与えているでしょう。

ボク自身の究極の夢は、SCANDALがモンスターバンドになることですから・・・あのRINAのブログでの発言は感動しましたね~(´▽`) ゾクゾクしましたw
RINAのことですからw、究極の野心として以前からモンスターバンドとなる気概は持っていたでしょうけど、フェスである程度の手応えを感じたからこそ、ああして口に出せたのだと思います。

メンバーたちの第一の夢が大阪城ホールワンマンであったことは、ファンの方ならどなたもご存知だと思います。言ってみれば、「SCANDAL」という物語の第1章はあの3月3日の城ホールワンマンまでだった、ということですよね。ファンの方の多くが、共通の認識を抱いていることと思います。

では、この「第1章」とは、どういう内容であったのか。
これは本質的には「夢と成長の物語」だとボクは思っています。
「ステージに立つことを夢見る少女が、楽器を手にして、練習して、夢を叶えるまでのストーリー」ってやつです。つまり、「楽器を持ったこともない女の子が、プロのミュージシャンになる」までが描かれているわけですね。

「プロのミュージシャン」というのがポイントで、大阪城ホールでワンマンができるアーティストさんなんて数限られてるわけですよ。そこまでの人気が得られたなら、もういっぱしの「プロ」だろうと。
ここは非常に重要なところなんですけど・・・プロデビューした、からといって“いっぱしのプロ”とは言えないわけですよ。「プロ」というからには、音楽活動だけで経済的に自立しなければならないわけで・・・
プロデビューしても、人気(もっといやらしく言えば、お金)が獲得できなければ、活動は続けられなくなります。デビューするより、デビューしてからいかに売れるか? が大切で難しいことなんですよね。

ところが大阪城ホールがワンマンでできるほどになれば・・・十分に“いっぱしのプロ”でしょう。
プロとして安心して音楽活動に専念できる・・・そのホッとできる象徴的なボーダーラインを、SCANDALは大阪城ホールにしていたわけですね。

実際には(前にも書きましたけど)、HARUNAはZeppツアーが回れた時点で「プロになれた」という感触を掴んでいた、と思います。(そのために号泣、と)
代わりに大阪城ホールでは、当初はそんなに「プロ」になることを目指していなかったTOMOMIが、夢の達成を自覚できて号泣・・・となったと思ってますw 

ちょっと話がズレてしまいましたが(^^ゞ、「第1章」でスキャちゃんたちは「プロのミュージシャン」になった、わけですね。

そうなると、続く「第2章」では(現在の状況ですね)、「プロになったスキャちゃんたちが、どう進んでいくか」がテーマになってくるわけです。
完全に人気が定着したSCANDALなんで(Mステへの出演頻度などからもわかりますよね)、以前よりもちょっと余裕はできました。実力についても、これまでの経験で身についてきたことが自覚できているでしょう。
ただ、改めて世の中を見渡してみると・・・凄い存在はいくらでもいるわけですよね(^^ゞ
“いっぱしのプロ”になったスキャちゃんですけど、バンド界・アーティスト界には上には上がゴロゴロいるわけで・・・「本当の勝負は、まだ始まったばかりだ!」という感じですw

この感覚・・・何かに似てるな~? と思ったら、「グランドライン」なんですよね(´▽`) ワンピースのw
漫画をご覧にならない方には、まるで意味がわからないでしょうけど(^^ゞ、イーストブルーで実力をつけ、ようやくスキャちゃんたちは「グランドライン」という、猛者がひしめく大海原に突入した、って感覚です(^^ゞ

ただ、夏のフェスなどを通じ、メンバーたちはそれなりに「グランドラインでもイケる!」「闘える!」という手応えを得たように思います。
だからこその、RINAの「モンスターバンド」発言だと思うんですよね。

しかし。

実力はついてきた、人気もどんどん上昇、と絶好調のSCANDALですが・・・あとひとつ。
課題といいますか、「モンスターバンド」になるためには、必要なテーマがあるんですよね。

それが「作詞作曲」なわけですよ。

夏フェスでの手応えはファンの方も感じていると思うんですよ(少なくとも、ボクは感じました)。以前と比べ、明らかに好意的な視線が増していると思います。「モンスターバンド」への挑戦を言葉にされても、十分に資格アリやな、と受け取る方が多いんじゃないでしょうか。

ただ、勢いづけばづくほど、浮き彫りになってくるのが「作詞作曲」という課題なんですよね。だからこそ、いろいろな方面からこのワードが聞こえてくるんだと思います。
逆にいえば・・・あとはこの「作詞作曲」というハードルをクリアさえすれば、SCANDALは真のロックバンドとして完成する、と個人的には思います。ゼロからスタートした彼女たちが、本格派バンドとして完結する日、ですね。
恐らく、そうなったときには「モンスターバンド」にもなっているでしょう。

それはボクにすれば、「SCANDAL」という物語のゴール、と言ってもいいかもしれません。
そういう意味では、見たいような、見たくないような・・・という複雑な気持ちもあります(^^ゞ

なぜ「作詞作曲」が最後の課題なのか? については、次回改めて記事にしようと思います。あくまで個人的な意見、ですけど。
多分、「作詞作曲」に関しての意見は、SCANDALファンのなかでもいろいろと分かれるんじゃないか、と思うんですね。むろん、どれが正解とも言えないので、あくまで自分の考えを述べたいと思っています。

ただし、予め言っておかなくてはいけませんが・・・「作詞作曲」とはいっても、「作詞」の方は課題とは言えないんですよね。
最近、「作詞作曲」する曲が少ないですけど、もともと「作詞」はスキャちゃんたちはできますから。「できる」けど、「していない」んです。
むしろボクなどは、メンバーが作詞した方がずっと好きなんですけど・・・TOMOMIの歌詞などは他のアーティストさんと比べてもまるで遜色ないと思いますし、HARUNAの歌詞もストレートにすごく響いて大好きです。(「会いたい」は名曲中の名曲ですよ(´▽`))もちろん、RINAの「Emotion」における感情の吐露には心揺さぶられますし、MAMIだって単語の使い方の面白さに味があります。

ぶっちゃけ、「作詞」に関しては外注で頼むよりも、メンバーが作った方がずっといい、と思ってます。
時間をあまり割くことができない、ためにメンバー「作詞」が減ってるんでしょうけど、余裕を持ったスケジュールの組み方をすれば、「作詞」はクリアできるはずです。
今は「グランドライン」に出たばかりで余裕がないんでしょうけど、落ち着いてきたらメンバー「作詞」は問題なくできると信じています。

ですから、厳密にいえばSCANDAL最後の課題は「作曲」・・・だと思うんですよねえ。
自分自身、まるで作曲などできない人間なので、余計に難しそうに思えていますが・・・(^^ゞ
SCANDALのメンバーが当たり前に「作詞作曲」をするようになったとき、「第3章」の物語が始まる、と勝手に思っているんですけどねw
そのときは、「グランドライン」から「新世界」に突入、って感じでしょうか(´▽`)
「新世界」に突入したら・・・あとは頂点を目指すだけになる、と思っています。

若干、眠たいなかで書いたので(^^ゞ、わかりにくかったらすみませんm(__)m


新たなステージ

2013-05-09 14:57:50 | SCANDAL考察
「メンバー魅力シリーズ」を書いている途中ではありますが、ちょっと気がついたことがあったので、忘れずに記事にしておこうかと思います。

「会わないつもりの、元気でね」がリリース近づいたせいか、とにかくメディアへの露出が増えてきましたね~。新しい情報やら、興味深いインタビューなどたくさんでてくるので、いつにも増してネタ盛りだくさん、といった様相ですが・・・

とりあえず、本題に移る前に、今日は「Mステでのパフォーマンスを盛り上げてくれる方募集」というニュースが流れてきましたね。
今度の17日にMステ出演があることがわかったときも嬉しかったですが、ファンも募集となると、これまた期待が高まりますね( ´ ▽ ` )
ライブステージっぽいセットでの出演となりそうですから、よりスキャちゃんの魅力が発揮されるんじゃないでしょうか。これまでにMステには、デビュー当時含めて3回出演してますけど、ライブステージのようなセットではなかったですから。
いかにもバンド、といった登場の仕方ができるのは、Mステ史上、もっともスキャちゃんの魅力が発揮される可能性、大です(≧▽≦)

あわよくば生演奏・・・という期待もあるんですけど、そこは高望みしすぎないよう、“ほんのり期待”にしておきますw

で、ここからが本題なんですが・・・

先日、表紙&18ページの大特集、という月刊「GIGS」を、本屋さん5軒回ってようやく手に入れることができました。しかもラストの1冊を買えた、というギリギリぶりで。
いやあー、やっぱり人気高いんですねえ~、SCANDAL(´▽`) GIGSさん自身のツイッターなどでも、「大反響」と呟いていたみたいですが・・・まさか大きな書店5つ回って、ようやく手に入れなければならないほどだとは、予想の上をいっていました。

苦労の甲斐あって、インタビュー記事は濃密で、非常に面白かったですね。さすがに音楽専門用語が多いので、すべてを理解できた、とは自信もっていえませんが・・・(^^ゞ
4人それぞれがいろいろなことを言っていて、新曲への期待も俄然高まったんですが、それ以上に、すごく印象に残ることがありました。

それは、「SCANDALはいつの間にか、音楽を作ることが日常になったんだな」ということです。

「夢」であった大阪城ホールが終わったあと・・・彼女たちが次にどこに向かうのか? は気になる方が多かったんじゃないかと思います。ボク自身、そのひとりでしたし、それをテーマに記事も書きましたしね。

その一方で、メンバー自身は「無理に次の夢を見つけなくてもいいかと思う」「そのうち新しい夢がでてくるんじゃないか」といったようなことを話しているのを聞き、いい意味で少し驚いていました。
というのはですね、ぶっちゃけた話、「ファンを手離さないようにするためには、次の夢があったほうがいい」と思っていたからです。
ぶっちゃけにぶっちゃけますが・・・夢がある、夢を追う、というのは、応援するファンにとっては「物語」が生まれやすいんですよね。大阪城ホールを例に出すまでもないですが・・・「一緒に夢を叶えるために応援しよう」という気持ちになりやすいわけです。
「夢」というひとつの目標があることで、メンバーもファンも一体となって頑張れる。そこに異様な熱気が生まれる・・・ただし、「夢」を叶えてしまうと、虚脱感も生まれてしまうわけです。そういう意味では、効果は高いんですが、危険な副作用もあるわけで。

その副作用を少しでも抑えるには、「次の夢」を用意するのが、ひとつの有効な手段なわけですよね。

たとえるなら、北斗の拳で、ケンシロウがラオウを倒した後は、ちょっと熱気が冷めちゃうようなものです。連載続けるには、新しい敵を用意しないと・・・っていう。(たとえが古くて恐縮ですが・・・(´・ω・`) これが一番ピッタリくるんだもん)

ところがスキャちゃんは「次の夢」は用意しなかったんですよね。それも、メンバー自らがハッキリ公言して。

これには正直、「へえ~、マジやな!」と思いました。
SCANDALのファンを続けていながら、こんなこというのもなんですが・・・商業的なことを考えたら、適当でもいいから、「次の夢」を発表するんだろうな~・・・とタカを括っていたんですよ。
SCANDALのレコード会社や事務所を侮ってみていたわけではなく(結果的には、侮ってみていた、わけですが・・・すいません(´;ω;`) )、芸能界やショービジネスはそういうものでしょ? という想いが、ボクのなかにあったんですよね。

ところが、実際には「次の夢は、特に慌ててつくりませんよ」ということだったわけです。
これは、メンバーの正真正銘、ウソ偽りない気持ちやろうな、と。
その本音を堂々と掲げてきたことが凄い! 商売よりも、本音で勝負してるな、こいつら!
・・・と、内心、驚かされていたんですよね、実はw

で、今回のGIGISを読むと、そうした「音楽と正面から向き合ってる様子」というのが、ますます伝わってきて、ボクのなかで確信に変わったのです。

彼女たち4人にとっては、もう音楽を作る、というのは「夢」ではなくなってるんですよね。
なぜかというと、それが「当たり前」になってるからです。
いい音楽を作る、いいライブを作る、というのは、もうSCANDALにとっては「やるべき当たり前のこと」なんです。それは「使命」のような重いものじゃなくて、職人がより良い作品を作ろうと日々、仕事しているのと、全く同じことでしょう。

例えばパブロ・ピカソが「何億円で売れるような絵を描こう」と思ったか? 鳥山明さんが「何万冊売れるマンガを描こう」と思ったか? 恐らく思ってないでしょう。
彼らはきっと、「最高の絵を描こう」「めちゃめちゃ面白いマンガを描こう」と思っていたはず。そしてそんな想いを「夢」などとは表現しなかったはずです。
それとまったく同じで、SCANDALも「最高の曲を作ろう」「めちゃめちゃ面白いライブを実現しよう」と、大阪城ホールを終えた今、純粋に音楽家活動に燃えているんだと思います。GIGSのインタビューを読んでいると、そんな想いが伝わってくるんですよね。

大阪城ホールでワンマン、というのは、いわば「アーティストとして一人前になる」という象徴だったと思うんですよね。で、その「夢」は達成した。
一人前になった彼女たちに、もう「夢」は必要なかったわけです。
これからは本当のアーティストとして、より良い作品を創り出す、ことがテーマとなるんでしょう。それはある意味、「当たり前」のことです。

SCANDALにとっては、いい楽曲、いいライブを作る、そうした音楽活動は「当たり前」のことになった。
SCANDALは本物のプロになった、証拠だと思います。
そりゃあまだ、先輩アーティストに比べれば、未熟なところもあるでしょうが・・・彼女たちは、本物になった。
「夢」を達成した後には、こんなステージが待っていたんですね(´▽`) 今更気付くとは、迂闊でしたw

一週間前

2013-02-24 23:57:43 | SCANDAL考察
いよいよ大阪城ホールワンマンまで、一週間を切りましたねえ。
正直なところ、これまではあまり実感がなかったんですけど、ここにきて急にドキドキしてきましたw 恐らくメンバーやスタッフさんはもっとドキドキしてきてるんじゃないですかね(^.^) ブログやらツイッターやらの言葉の端々にも、そんな様子が滲みでてきてるように感じます。

「あの」大阪城ホールが迫ってくる・・・と思うとですね、ついついボクも、スキャちゃんとの歴史を振り返ったりしちゃってます。
思い出を振り返る、というよりも、「なんでこんなに嵌ったのかな~?」と考えることが多いですねえ。

過去を振り返ると、決まって最初に思い出すのは、初めてライブに参戦したときのことですね。

恐らく、SCANDALとの思い出のなかで、一番鮮烈な記憶、ってことなんでしょうね。なにしろそれまで音楽にほとんど興味なかった人間が、生まれて初めてライブハウスにいったんですから・・・
会場のクラブクアトロに向かう、車のなかから見た光景まで覚えていますね(^^ゞ

ボクが初めていったライブは、「Kill the virgin」などの楽曲提供でお馴染み、ハジメタルさんが所属していたバンド「ミドリ」との3マンライブでした。対バンってやつですね。
名古屋のクアトロはキャパ500人くらいの会場で、そこに3組のバンドが出場するわけです。デビューしてすぐにMステに登場するなど、話題になっていた(と思っていたw)SCANDALが出演するんだから、チケットなんてとれないだろう・・・なんて思ってました。

ライブハウスなんて、まるで縁遠い人間でしたからねw 想像では刺青した金髪のおにーさんが、ビール瓶片手に騒いでるところ・・・でしたw←なんというイメージw
あかんわ、そんなデンジャラスなところには行けん・・・と思ったものの、RINAの熱心な誘いについつい惹かれ・・・(当時からRINAはバンド内の営業大使だったのです(・∀・))チケット購入に踏み切ったんですよね。

発券してみたら、確か200番台だったと思います。500のキャパで200番台という。
音楽業界のことを全く知らなかったボクは、少なからずショックを受けましたね。あれ? そんなものなの? と。
今から思えばライブで500のキャパを埋めるのは、すごいことだと思うんですけど、〇万人のライブ成功、なんてニュースしかしらない音楽素人からすれば、現実を知るのは驚きがありました。
しかも、そのライブは「ミドリ」主催といった感じで、SCANDALはゲスト的扱いだったのですが・・・当然のように、客層は「ミドリ」ファンが中心なわけですよ。キャパ500のなかで、SCANDALファンは何人だったんだろう?っていうね。

会場全体の雰囲気も、まさに完全アウェイといった感じでw
「ミドリ」は乱暴にいってしまうと、「暴れるバンド」といった感じで、ファンもモッシュやダイブが当たり前でした。そこに制服女子高生のバンドが、ゲストとして登場するのです。

これは、考えただけでも恐ろしい。
普通に考えたら、「ミドリ」ファンの方が、SCANDALをすんなり受け入れるとは考えにくい。音楽素人のボクでも、簡単に想像できます。

逆にいえば、よくこのステージに立つことを選択したな、と感心させられたものでした。メンバーもすごいが、スタッフもすごい。
この「凄味」が、ボクのなかでは「SCANDALはタダモノではない」にすぐに繋がっていきましたね。
獅子はわが子を千尋の谷につきおとす・・・というイメージがパパっと浮かんで仕方ないわけですw ここのスタッフ、めっちゃ厳しいな・・・というかw 厳しく鍛えられてるな~という印象が、この時点で強く刻み込まれましたね。

こういう厳しさ、ボクはけっこう好きなんですよねw
もっというと、こういう厳しさと必死で戦ってる子たちは、もっと好きなわけですw
しかも、制服姿で、女子高生という冠をつけて、楽器歴も短いのにデビューした彼女たちは、他にも戦う相手がいっぱいあるわけで。

周囲の声。偏見の眼。技量不足。オトナたちの期待。プロとしての結果。本来もっていた夢への未練。

彼女たちは可哀想だ。
もともとやりたかったことを、そのままできていたら、多少の偏見や悪意ある声も信念をもって受け流すことができるんじゃないか。
バンドとして早くから覚醒していれば、技術面やバンドの在り方に自信を持つことができていたのではないか。
過度な期待を受けなければ、人気の獲得や売り上げを気にせず、ゆっくりと成長していけたのではないか。

彼女たちほど、多くの敵に囲まれた存在はいないんじゃないか。そう思えるほど、ボクから見ると彼女たちは可哀想で可哀想で仕方なかったんです。

ところが、当の本人たちは、明るく楽しく、この敵たちと向き合っていくんですよね。
少なくとも、表面的にはそう見えたんです。実際は、もちろんそんなはずはないんですが。

その、多くの敵に囲まれながらも撃破していく彼女たちは、メチャメチャにカッコいいのです。

偏見の声も、技量不足も、プロとしての結果も、笑いながら乗り越えていく。
限りない努力と、(メンバー同士&スタッフさん&ファンとの)友情パワーで次々に粉砕していくのです(´▽`)

こんなカッコいい物語に、心揺さぶられないわけが、ない。

突き詰めて考えていくと、ボクがSCANDALに嵌っている一番の原因は、ここなんでしょうね。
音楽面での満足度の高さプラスSCANDALという物語が、音楽素人のボクを嵌らせているんでしょう。このふたつが揃って化学反応を起こしてるからこそ、です。

よく「NO music,NO life」なんて言葉を聞きますが、ボクには全く当て嵌まりません。こんなブログをやっておきながらなんですが、ボクにとっては音楽の優先順位はかなり低いです。(残念ながら、そう断言せざるを得ない、と自分自身で思ってます)
それでもボクがSCANDALに嵌っているのは、奇跡に近いとつくづく思いますね。

・・・えっと、話をここで戻しますけど(^^ゞ、まあ、初めてボクが見たライブのときのスキャちゃんは、人気という面でも実力という面でも敗北を喫したわけです。(なんに対しての敗北かはわかりませんがw)

だから、「少女S」で初めてオリコン6位に入ったときは嬉しかったな~(´▽`)

その前の「SAKURAグッバイ」が初週28位とかですよ、たしか。めっちゃいい曲なのに!
なんとなくお通夜みたいな雰囲気が漂ったものでしたが、「少女S」のおかげで希望が差し込みましたもんねw 3パターンでの販売でしたが、買った買った(・∀・) アイドル商法だ、なんだという声なんか無視ですよw とにかく結果出さなきゃ生き残れませんから! こちらファンサイドもなんか必死でしたよ(^^ゞ

1stアルバム発売決定のときは、叫んだしw

初めてのワンマンライブも印象深いですw チケット売れるのか? なんて心配してたら、自分の分が取れないほどあっという間にSOLDOUTで(´▽`) 嬉しいやら哀しいやら。

「雨上がりの決戦」もなんか印象深いですね。名前が名前なんでw
これまた平日に1000人以上のキャパなんて大丈夫か? と心配しましたねえ~(^^ゞ ライブやるたびにチケットが売れるのか、へんに心配してしまうんですよね。最初の200番台があったせいかw

TEMPTATION BOXツアーのZepp TOKYOも忘れられないですね。DVDにもなってますが、あのときHARUNAが突然泣き出して。それにつられてメンバーも号泣。
DVDではカットされてるんで、記憶のなかだけの映像ですが、やっぱり鮮明に覚えてますね。あのときは泣いたな~。こちらもめっちゃ泣きましたわw

武道館ももちろんチケがちゃんと売れるのか、心配しましたが・・・ダフ屋のおっちゃんがチケット探してる姿に妙に感動しましたねえ~(^.^) あ、ホントにSCANDALは売れたんだな・・・っていう。

MAMIのギターが格段に上達していたときは、スキャ友さんたちとライブ終わりに盛り上がったし。
RINAのドラムが格段にうまくなっていたときも、やっぱりスキャ友さんたちと盛り上がったしw
TOMOMIが「BABY」の合唱のとき、マイクを「ターン!」と客席に回したのは、すげえいい光景だったし。
HARUNAの指先までキレイな動きには、いつもホレボレさせられたし(´▽`)

SCANDALと出逢わなかったら、ライブハウスに生涯いくことなどなかったボクに、これだけ多くの素晴らしい思い出ができました。

改めて、ありがとうと伝えたいです。

3月3日は、泣くか笑うかわかりませんが、彼女たちが夢を達成する瞬間を見られて、本当に嬉しいです。
そして、その瞬間に立ち会える幸運に、素直に感謝したいですね(´▽`)

祝デイリー1位!…&スキャちゃんはB’zを目指す!?②

2013-02-07 01:42:48 | SCANDAL考察
新アルバム「ENCORE SHOW」が、オリコンのデイリーチャートで1位になったとのことで。
ウィークリーチャートで1位となれば、より嬉しいんでしょうが、まずはおめでとうございます、ですね(´▽`)
週間通じての順位はどうなるか、わかりませんが、初めての1位ということで(ちょっと意外な気もするけど…確かに思い返すと、今まで一度もCD売り上げではなかったんだよなあ~)メンバーはもちろん、ファンも、スタッフさんも喜びひとしおじゃないでしょうか。

ボク自身は、CD売り上げのチャートにはあまり意味はない(特に順位)、と考えているので、最初知ったときも、「へー、そうなんだ」くらいの受け取り方だったんですが…
ツイッターなんか見てると、メンバーやスタッフさんの喜び方が特別なのを見て、やっぱり作り手側からすれば感無量なんだろうな、と思いなおしました。
記録が残ることは大きい、と思いますしね。純粋に偉業をお祝いしたいと思います(´▽`)

考えてみれば、スキャちゃんのデビュー当時、「Road to 大阪城ホール」の関門として、音楽素人のボクが思い描いていたのは、次の3つのステップだったんですよね。

1、全国でZepp ツアーを行なう。→これに関しては、思った以上に早く達成できた気が。

2、オリコンのチャートで1位をとる。→今回達成(´▽`)

3、武道館でのワンマン→去年達成した段階で、大阪城ホールを確信

2、と3、の順番は逆になりましたが(今から考えると、1位とるのは場合によっては武道館より難しい)、結果的に大阪城ホールに立つ前に全てのミッションクリア! というわけで、なんだかやり切った感もありますねw

もちろん、次のライブツアーも発表されているように、城ホールの後も、まだまだチームSCANDALの航海は続くのですが。

とはいえ、大阪城ホールはこれまでずっと「夢のステージ」としていただけに、チームSCANDALにとってもファンにとっても「とりあえずこれで一区切り」みたいな感じはあるんじゃないでしょうか。

スキャちゃんたち自身は来年のスケジュールもかなり埋まっているようで、夢の達成にまったりしてる時間も、あまりなさそうですが(^^ゞ、ファンとしては次なる目標が欲しいところかもしれません。

あくまで個人的に、ですが、「大阪城ホールの次の目標」については、ボクのなかでは決まってましてね、ええw
このブログを始めた当初から、SCANDALに対する夢の二本柱は1、が大阪城ホールで、2、が10年以上同じメンバーでバンド活動をする、でした。
ひとつめの目標が達成した(といっていいでしょう、もう)今、10年以上…というか、できるだけ長くバンド活動をしてもらうのが、ボクにとっては夢になりますかねえ。

ただ、それだと目標にするには「ほわっ」としすぎなので(^^ゞ、もうちょっと具体的にしたのが「B’zを目指す」というものです。
いっそのこと、人気・実力ともナンバー1のモンスターバンドを目指してしまえ、とw 
で、それを前回記事にしたのがこちらですね(^.^)

http://blog.goo.ne.jp/kmu33/e/6a541e4b8213d3523b09b667918abf5a

B’zとSCANDAL、全く違うように思われるかもしれませんが、ふたつとも好きなボクからすると、けっこう共通点があるんですよね。

まず一番大きなポイントとなりそうなのが、両方とも「メジャー志向のバンド」ということです。

今、バンド文化自体は大きく広がっていて、質も量も非常に整っていると思うんですよね。数多くのバンドが存在していて、それぞれにファンを掴んでいます。曲調やキャラも多種多様で、フェスなんか何万人という単位でお客さんが集まりますし。「バンド」という文化が、この国で成熟しつつあるのは、確かだと思うんですよね。

ただ、好みが細分化された結果…それと、なんとなく(というか、ある雑誌の功罪だと思ってますけどw)バンド界に流れる「非メジャー志向」の結果、「一般のひとが誰でも知ってるバンド」というのは、少なくなったように思います。
ロックやバンドという世界は、「知っている者だけが知っていればいい」…そんな風潮があるんじゃないでしょうかね。

もちろんですね、それぞれのバンドにそれぞれの特徴や個性があり、それらを存分に発揮するためには、メジャーという、ある意味「一般大衆にウケを狙う必要がある音楽」を作るのは、足枷になる可能性は高いわけです。
そう考えたら、バンド=「非メジャー志向」というのは、理解できます。
ただ全てのバンドやロックが、みんな揃ってマイナー志向…というのもどうなの? と思うんですよね。(実際にバンドさん自身がどう思っているのかはわかりませんけど…なんとなく、ある雑誌の影響で、そう向かざるを得ない状況に陥っている気がするんだよな~)

物事を動かすには、やっぱり大きなパワーがいるわけで。
ロックシーンを支える、超メジャーな存在がひとつふたつあるだけで、かなり業界全体が活気づくはずなんですよね。それこそ、かつてのB’z、ミスチル、サザン…ラルクやらGLAYみたいに。
最近でいうと、ONE OK ROCKなんて、かなりカッコイイと思うんですが、売り方次第でもっと有名になってるんじゃないですかね。ちょっと勿体無い気がします。

突出した勢いのある存在、って必要だと思うんですよね。旗振り役、というか。
ならばSCANDALがその役を狙ってもいいんじゃないかっていうw 明らかにメジャー志向のバンドですし、幸いにして、一般大衆に届く武器がいっぱいあるんですから。

実際、現在の若手バンドのなかでは、SCANDALは知名度が高い部類に入るといっていいでしょう。なにしろ、あの大阪城ホールをSOLDOUTにしてるんですから。「国民的バンド」になる挑戦権は、十分あるんじゃないでしょうか。

で、二つ目の共通点が、ライブのエンターテインメント性の高さです。

B’zのライヴをご覧になった方はご存知だと思いますが…恐らく日本一、といっていいほど、仕掛け満載のステージなんですよね(´▽`)
演奏で魅せるシーンがあるのは当然ですが、それ以外でも楽しめる、まさにショウなのです(`・ω・´) スキャちゃんが目指すステージとして、うってつけだと個人的には思いますね(≧▽≦)

しかも大きなポイントと思ってるのが、あくまで主役は「音」にあることなんですよ。
B’zのライブでは、そりゃあ花火もあがりますけどw、演奏メンバーの技術がしっかりしているからこそ、派手な演出も装飾として楽しめるわけです。
エンタメ性の高いライブ、だけならば、面白いライブはいっぱいあるんでしょうけど、あくまで「音楽」にこだわって…というところでスキャちゃんには勝負して欲しいですね(´▽`)

そういう意味では、楽器演奏のレベルは、今以上にあげてもらいたいところですw
女の子が、めっちゃカッコよく楽器を弾く、叩く、というのは、SCANDALの特長の原点ですからね。実は最強のエンタメなのですw

で、最後三つ目の共通点が、洋楽の王道ロックが楽曲の基盤にある、というところです。

まあ、もちろん音楽素人のボクでは、洋楽の王道ロックとはなんぞや? など説明できないのですが…

あくまで素人の感想ですけど(^^ゞ、B’zもSCANDALも、洋楽ロックのカッコよさと歌謡曲の聴き心地のよさを、絶妙に組み合わせてる楽曲のように思えるんですよね。
このいいとこどりは、かなり強いでしょう?(n‘∀‘)η
今まで聴いたこともない、というような斬新さはないですが、安定して「カッコよくて気持ちいい」楽曲が生まれるように思います。王道中の王道なんだけど、意外に他にあまりないっていう。

ただ、ここで偉大なB’zとスキャちゃんとの違いは、作曲能力の差ですかねえ(^^ゞ 経験値の差、と置き換えてもいいでしょうが。

なので、ゆっくり時間をかけて、作曲の経験値をあげていってほしい、というのが今後のスキャちゃんに望むことだったりします。
なにしろ10年以上活動するんですからw、時間はたっぷりあります(・∀・)
人気も楽器演奏も作曲能力も、徐々にでいいのでレベルアップして、最終的にB’z並みのモンスターバンドになってもらいたい、てのがボクが抱いている「今後の目標」でしょうかねえ。

まあ、ホンネをいえば、あまり人気がでると会場が大きくなりすぎるので…(^^ゞ
いつまでもZeppあたりでライブやり続けてもらうのが、一番嬉しいんですけどね、本当はw