明日私が、かもしれない

昨日電話をくれた昔の職場の同期のUさん。
大変な病気で４ヶ月も入院していて、今自宅療養中だという。
手術後食事をほとんどとれない状態で、毎日家で自分で点滴をしていると。
食べるということを忘れてしまったみたい、という。

しばらく同期会をしていない間に、こんなこと。
他にも、何年も抗がん剤治療をしている同じ仲間がいて、
その友達のことは気にしていたけど、まさか。
山登りが趣味で元気にあちこち出掛けていると思っていたのに。

最近他の人達と連絡を取り合って、そろそろ集まろうと話していた。
でも、今、どうしようと。
元気な人だけでも集まろうかと思案中だ。


深刻な病に罹る人が周りにとても増えている。
そういう年齢だということ。
そしてその時、どうするか、どうなるのか、皆思う。
だれもが自分のこととして考えなくてはならない年齢の私たち。

一昨日会った友達は、何年も前から何度も死に直面するような病気に罹り、
でもその度に回復して周りを驚かせ、私達に元気そうな姿を見せてくれる。
細くて見た目は決して強そうじゃないけど、心はとても強いのかもしれない。
いつも、そのパワーをもらうね、って私や他の友達は言っている。
くよくよしないで前を見るその生き方が病気を治すのだろうか。

Uさんとはしばらく会えそうにないけれど、春らしいお花、贈ろうかな。


そろそろ、おとうとの顔が見たい。