ランチア・デルタ・インテグラーレ６

今年最後のオークション落札ブツが届きました。レーシング４３のメタルキットです。今回は珍しく競り合いで引きませんでした。つーか相手がすぐに引いてくれたんですけどね。

ココんちのデルタと言えば、ラリー好きの４３モデラーなら必ず一度は作る、ぐらいにメジャーな存在ですよね。
私も以前にインテ８Ｖのプライベーターを作りました。スーパーデルタは持ってなくて、今回初めての入手。

四角いボディ作らせるとホント上手いよね、ココは。ブリフェンの出っ張り加減なんか実にイイ感じです。
ディティールは例によってエッチングがテンコ盛り。出来上がった時のゴージャスなムードはレーシング４３ならではで、あーメタルキット作ってオナカ一杯、みたいな気分にヒタレる事、請け合いです。

まあ珍しくもないキットなんですが、ちょっとだけ珍しいとこがあって、実はこれロードカーのキットなんですね。箱書きには「INTEGRALE HF 6 EDIZIONE FINALE JAPAN」とあります。

インテグラーレ６ってのは、モノの本によると、９３年に出た３５０台限定のＷＲＣ６連覇記念モデルで、白ボディにマルティニ風のストライプがサイドに入ります。
一方、ファイナル・エディションというのは日本向けに作られた一番最後のインテで、ボルドーレッドのボディにイエローとブルーのセンター・ストライプ入り。
このキットは、そのどちらも作れるデカールが入っています。お得だけど同じのもう１つ欲しくなっちゃいますな。

インテリアは、前後シートだけじゃなく、シフトレバーとその周辺のトリムとかもパーツを追加して、きちんとロードカーのディティールになるように工夫してあります。なんちゃってロードカーじゃないトコがエライ。

箱のデザインが最近の横線入りじゃないので、おそらく当時のキットだろうと思われます。ってことは１０年選手だ。
でも、タイヤの硬化もヒートプレスの黄変も無く、デカールも大丈夫そう。落札価格と送料合わせても定価の半額以下だったので、ヒジョーにお得な買い物でした。
落札した直後に連休に入っちゃったので、届くまでにちょっと日数がかかりましたが、ちゃんと届けば問題ナシです。

デルタ・シリーズを全車型４３でズラリ揃える、ってのも私の野望の１つなんですが、まだキットも揃ってないし、見果てぬ夢だなぁ。来年はちょっとマジでキットの蒐集をはかろうかな。なんて、相変わらず物欲全開であります。