ボディ塗装ついにスタート。ようやくここまで来ました! いやー長い道のりだった(笑)
今回のボディ塗装はいつになく緊張感あり。あっちこっち色々と貼ったり盛ったり改造してますからねえ。万が一、塗装に失敗してシンナー風呂行きになったら、あの膨大な労力が水の泡になる可能性が高い。そしたら、多分もうやり直す気にはなれないなぁ。それくらい手間かけてるワケでして。
つーことで一発OK必須の真剣勝負!いざまいらん。
↑前に一度、改造部分のカタチを見るためにサフを吹きましたが、当然あっちこっちキズだらけのゲテゲテ状態でした。
凹んでたりカタチがヨレている部分にタミヤ白パテを盛り、乾いたら#400~#600のペーパーをかけて整え、サフを吹く。またキズや凹みが出てきて、白パテ→ペーパー→サフ…のループ状態、パテ地獄巡りに突入。上の写真は3巡目ぐらいですかね。
↓4回目のサフでようやくキレイになりました。光硬化パテで作ったフェンダーアーチ周辺は、工作後2ヶ月以上経ってますが、全くヒケてないし継ぎ目も判りません。やはりポリパテよりも優秀みたいですね。
途中、ワイパーの取付穴を開けるのを忘れていたのに気付き、0.8mmのドリルを入れました。あと、フェンダーミラーの取付け穴はヤケに大きかったので、ポリパテで埋めてこれも0.8mmで開け直しました。
↓ボディカラーが赤なので、下地の白は必須。今回もガイアのEXホワイトです。非常に隠蔽力が強いので、白サフの代用になる、というかこっちの方がすぐに白くなるのでむしろ楽。アルティメットホワイトはもっとイイというウワサですが、EXを大ビンで3つも在庫しちゃってるので、当分これでいきます。
フロントフードは裏側でマスキングテープでとめてあります。白の色味が合わないと上の赤も影響されるので、ここからはまとめて塗装。合わせ目のクリアランスは、塗装してもギリギリくっつかない程度になっているので、まとめて吹いても大丈夫。
白の塗料は一般的に濃いめだとガサつきが出やすいので、私はシャビ目に溶いて3回くらい吹き重ねて仕上げるようにしてます。
これが本塗りでもいい、というくらいに真っ白くなりました。非常にキレイに塗れたので、一瞬「白いコスモも良いなぁ」なんて思っちゃいましたが、ノンノン。これはあくまで下地ですヨ。
↓いよいよ赤にいきます。少年時代に憧れた赤のコスモは、すごく鮮やかな色だったような記憶がありますが、旧い雑誌の写真や現存している実車を見ると、フェラーリみたいな朱色系じゃない、けっこう濃厚な赤みたいですね。そこでMr.カラーGXのハーマンレッドを使うことにしました。
赤も色々あるので、混ぜて微妙な色味を追求してもイイんでしょうけど、実はあんまりそのヘンにはこだわってなくて、なるべく単色で使いたい派なのね私は。
ハーマンレッドは最初薄く吹いた時にオレンジっぽい成分が出て毎回ギョッとしますが、塗り重ねていくと鮮やかで濃厚な赤になってホッとします。不透明な成分が入っているので、ある程度塗り重ねた後は色ムラが出にくいのが良いところ。今回は3回吹きでキマりました。
ロゴバッジのデカールは自作です。ドア前の「Cosmo」のロゴは手書きで版下を作りましたが、正面から大きくとらえた写真が入手できず、斜めってるのを参考にしたので、イマイチ似てないかも。
いろいろ調べてみたんですが、このロゴは国内仕様だと左側だけみたいですね。稀に右側にもついてる写真があるんですが、おそらく対米輸出仕様か、それを真似たドレスアップだと思われます。コスモの輸出仕様というと「MAZDA 121」もしくは「MAZDA RX-5」として知られていますが、アメリカとカナダ向けはそのまま「MAZDA COSMO」として販売されていたんですね。で、なぜか国内仕様と違いロゴバッジが左右フェンダーに付いてたんだそうです。
その下は「Limited」のバッジで、下のグレードにはありません。中に文字が入ってるんですが、スキャンした時点で潰れちゃいました。まあチッチャイから仕方ない。
↓この写真はクリアーを2回吹いたところ。イイ感じにデカールと塗料が馴染んでいるので、これなら大丈夫でしょう。
↓リアエンドは「MAZDA」だけ。スッキリしたもんです。このロゴは古い雑誌の広告からスキャンしましたが、縮小して印刷用の版下を作った時に、ちょっと字間が潰れ気味になっちゃいました。まあ一応それらしく見えるので良しとします。
↓ハナシが前後しますが、デカールを貼って1時間後にクリアーコートを開始。小さなエンブレムのデカールは、加熱しなくても1時間もてたば水分は抜けますから、慎重に吹けば大丈夫です。最初デカールの上にクリアーをパラ吹きして様子を見て、大丈夫そうだったので次からはドバドバいきました。
クリアーはいつもどおりガイアのEXクリアー。デカールにも優しいので助かります。希釈はブラシマスターで3倍程度。デカいので一度に20cc程度、1時間おきに4回吹きました。
フロントフードは外して別々に吹きました。ホコリ対策的にはこの方が楽だしね。
↓気温が高かったせいか、表面はけっこうユズってます。このあと研ぎ出しをするので、全く問題無し。途中ホコリも結構つきましたが、EXクリアーは手離れが速いので、毎回吹き付けの直前に#1200のペーパーで擦りとり、4回目が吹き終わる頃には目立つものは無くなりました。まあ、1、2カ所取り切れずに塗り込んじゃったのもありますけど、完成する頃には忘れちゃってる予定(笑)。
ということで、コスモ君、無事真っ赤になりました。このあと48時間くらい乾かしてから、研ぎ出し&オーバーコートの予定です。
今回のボディ塗装はいつになく緊張感あり。あっちこっち色々と貼ったり盛ったり改造してますからねえ。万が一、塗装に失敗してシンナー風呂行きになったら、あの膨大な労力が水の泡になる可能性が高い。そしたら、多分もうやり直す気にはなれないなぁ。それくらい手間かけてるワケでして。
つーことで一発OK必須の真剣勝負!いざまいらん。
↑前に一度、改造部分のカタチを見るためにサフを吹きましたが、当然あっちこっちキズだらけのゲテゲテ状態でした。
凹んでたりカタチがヨレている部分にタミヤ白パテを盛り、乾いたら#400~#600のペーパーをかけて整え、サフを吹く。またキズや凹みが出てきて、白パテ→ペーパー→サフ…のループ状態、パテ地獄巡りに突入。上の写真は3巡目ぐらいですかね。
↓4回目のサフでようやくキレイになりました。光硬化パテで作ったフェンダーアーチ周辺は、工作後2ヶ月以上経ってますが、全くヒケてないし継ぎ目も判りません。やはりポリパテよりも優秀みたいですね。
途中、ワイパーの取付穴を開けるのを忘れていたのに気付き、0.8mmのドリルを入れました。あと、フェンダーミラーの取付け穴はヤケに大きかったので、ポリパテで埋めてこれも0.8mmで開け直しました。
↓ボディカラーが赤なので、下地の白は必須。今回もガイアのEXホワイトです。非常に隠蔽力が強いので、白サフの代用になる、というかこっちの方がすぐに白くなるのでむしろ楽。アルティメットホワイトはもっとイイというウワサですが、EXを大ビンで3つも在庫しちゃってるので、当分これでいきます。
フロントフードは裏側でマスキングテープでとめてあります。白の色味が合わないと上の赤も影響されるので、ここからはまとめて塗装。合わせ目のクリアランスは、塗装してもギリギリくっつかない程度になっているので、まとめて吹いても大丈夫。
白の塗料は一般的に濃いめだとガサつきが出やすいので、私はシャビ目に溶いて3回くらい吹き重ねて仕上げるようにしてます。
これが本塗りでもいい、というくらいに真っ白くなりました。非常にキレイに塗れたので、一瞬「白いコスモも良いなぁ」なんて思っちゃいましたが、ノンノン。これはあくまで下地ですヨ。
↓いよいよ赤にいきます。少年時代に憧れた赤のコスモは、すごく鮮やかな色だったような記憶がありますが、旧い雑誌の写真や現存している実車を見ると、フェラーリみたいな朱色系じゃない、けっこう濃厚な赤みたいですね。そこでMr.カラーGXのハーマンレッドを使うことにしました。
赤も色々あるので、混ぜて微妙な色味を追求してもイイんでしょうけど、実はあんまりそのヘンにはこだわってなくて、なるべく単色で使いたい派なのね私は。
ハーマンレッドは最初薄く吹いた時にオレンジっぽい成分が出て毎回ギョッとしますが、塗り重ねていくと鮮やかで濃厚な赤になってホッとします。不透明な成分が入っているので、ある程度塗り重ねた後は色ムラが出にくいのが良いところ。今回は3回吹きでキマりました。
ロゴバッジのデカールは自作です。ドア前の「Cosmo」のロゴは手書きで版下を作りましたが、正面から大きくとらえた写真が入手できず、斜めってるのを参考にしたので、イマイチ似てないかも。
いろいろ調べてみたんですが、このロゴは国内仕様だと左側だけみたいですね。稀に右側にもついてる写真があるんですが、おそらく対米輸出仕様か、それを真似たドレスアップだと思われます。コスモの輸出仕様というと「MAZDA 121」もしくは「MAZDA RX-5」として知られていますが、アメリカとカナダ向けはそのまま「MAZDA COSMO」として販売されていたんですね。で、なぜか国内仕様と違いロゴバッジが左右フェンダーに付いてたんだそうです。
その下は「Limited」のバッジで、下のグレードにはありません。中に文字が入ってるんですが、スキャンした時点で潰れちゃいました。まあチッチャイから仕方ない。
↓この写真はクリアーを2回吹いたところ。イイ感じにデカールと塗料が馴染んでいるので、これなら大丈夫でしょう。
↓リアエンドは「MAZDA」だけ。スッキリしたもんです。このロゴは古い雑誌の広告からスキャンしましたが、縮小して印刷用の版下を作った時に、ちょっと字間が潰れ気味になっちゃいました。まあ一応それらしく見えるので良しとします。
↓ハナシが前後しますが、デカールを貼って1時間後にクリアーコートを開始。小さなエンブレムのデカールは、加熱しなくても1時間もてたば水分は抜けますから、慎重に吹けば大丈夫です。最初デカールの上にクリアーをパラ吹きして様子を見て、大丈夫そうだったので次からはドバドバいきました。
クリアーはいつもどおりガイアのEXクリアー。デカールにも優しいので助かります。希釈はブラシマスターで3倍程度。デカいので一度に20cc程度、1時間おきに4回吹きました。
フロントフードは外して別々に吹きました。ホコリ対策的にはこの方が楽だしね。
↓気温が高かったせいか、表面はけっこうユズってます。このあと研ぎ出しをするので、全く問題無し。途中ホコリも結構つきましたが、EXクリアーは手離れが速いので、毎回吹き付けの直前に#1200のペーパーで擦りとり、4回目が吹き終わる頃には目立つものは無くなりました。まあ、1、2カ所取り切れずに塗り込んじゃったのもありますけど、完成する頃には忘れちゃってる予定(笑)。
ということで、コスモ君、無事真っ赤になりました。このあと48時間くらい乾かしてから、研ぎ出し&オーバーコートの予定です。
今見るとアメリカンですが、味わい深い形です。
マルイの白い方もお友達のが進んでおりますが、2台並べてみられたらいいですね。
完成期待しております。また静岡でよろしくお願いいたします。
それで初代RX-7の開発に際して「極力アメリカっぽくならないように」というお題目が生まれたんだそうです。
まあ要するにデザイナーはイイ仕事していたんですね。