(カルバヨグ市マトバトの海岸にあるマングローブの保護観察林)
いやはや、今日は大変な一日でした。
私のサマールの友人に、Aという男がいます。
ここ数日、Aの奥さんのFさんから、何度もテキスト(メール)が来ていました。実に深刻な、夫婦喧嘩です。
昨夜から、Aは家を出て、親元に行ってしまい、2人は別居状態になったのです。
今日の午後、奥さんのFさんが、突然、私の部屋に来ました。彼女は、恥ずかしがりなので、義姉を連れてやってきました。少し、話を聞いていると、すぐに今度は、Aが部屋にやってきました。2人は実にきまづい雰囲気で、ほとんど話しをしません。一言、二言話をしただけで、奥さんたちは出て行ってしまいました。
その後、Aから話を聞きましたが、かなり深刻なようです。私は、2人の間に入ってオロオロしているだけで、どうしようもありませんが、今まで、世話になってきた2人なので心配です。
サマールに初めて来てから、もう13年になります。その間、実に多くの人たちにお世話になってきました。親しくなって初めて分かってきたのですが、どこの家族も深刻な問題をかかえています。
家族の自殺騒ぎ、子どもの病気、兄弟喧嘩、---日本でもよくある話ですが、フィリピンでは、経済的な問題もあり、より深刻な話になってしまうのです。
ここ数日、AとFさんの間をどうとりもったらいいのだろうかと考えていますが、どうしようもありません。私も実にうっとおしい毎日です。
ところが、夜に朗報がありました。やはりお世話になっているKさんが、来年1月に結婚するとのことで、私に「ニノン」になってほしいと言ってきたのです。「ニノン」というのは、結婚式の保証人で、式をあげた2人とは、ずっと親戚同様のつきあいとなるのです。今までに、2回、「ニノン」を頼まれましたが、こうしてまた新しい「親戚」ができるのは嬉しいことですね。
来年1月は、ソルソゴンのフィエスタ。そしてKさんの結婚式と、楽しい行事が続きそうです。その頃には、AとFさんの別居生活も解決していればいいのですが。