サマール日記(ブログ版)

チョイさんのフィリピン・サマール島での滞在記録

あーあ、フィエスタも終わってしまった

2006年09月10日 | Weblog

(9月7日のパフォーマンスシリーズ・その3)

 あっというまにフィエスタも終わってしまいました。
 まだ、屋台は残っているのですが、街の人手もすっかり減ってしまいました。フィエスタの大騒ぎが続いただけに、やはり寂しいですね。

 JAPSAMの学生グループも、今日から本格的な活動を開始。小学校の子どもたちと、村の清掃活動などを始めました。
 私は、今までの事業の整理や、上智大学大学院のYさんがしてくれたカライマンの事業地周辺の住民の個別調査のデータ整理などに追われました。

  データーを見ていて、いくつかのことに気がつきました。
 「どうしてこの地区に住むようになったのですか?」という設問に、「元いた村が危険地域となり、逃げてきた。」と答えている人がかなりいることが分かりました。山のほうで、NPA(共産党の武装組織)と国軍の戦闘を避けて、非難してきた人たちなのです。カルバヨグのスラムには、そんな人たちが多くいることは聞いていましたが、カライマンの事業地にもそんな人たちがいたのです。
 次回に来たときにでも、また、その詳細を聞いてみたいと考えています。

 また、60世帯のうち、3世帯の子どもが、小学校にかよっていないことも分かりました。両親が、野良仕事を手伝わしているようなのです。

 夜はカライマンの事業地の地主の息子・ニーロたちを招いて、屋上でバーベキューパーティ。海の音を聞きながら日本から持ってきたウイスキーを飲みました。
 ニーロと、事業の管理を頼んでいるベイビーたちとの関係があまりよくないこともあって、時々、こうしてニーロたちと酒を飲むようにしているのです。
 


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