(部屋の窓から見えるサマール海の朝。ハバガッド(南の季節風)も終り、今日も波ひとつない。沖合いに見えるのがセブからの船。)
今日も、市役所やタンシンコ大学、そしてバイオガス事業の導入を計画しているNGO代表との話し合いなどに追われました。JAPSAMの学生グループの活動を見にいくこともなかなかできず、夕刻に1回、顔を出しているだけです。まあ、順調に活動を続けてくれているので、私が口を出すこともなさそうです。
昨日から、カライマンの住民調査のデータ整理を続けています。
全戸数61戸。不在で調査不能の家を除き、53戸の調査結果です。
・バイオガストイレ利用世帯 38世帯
・バイオガスの利用世帯 24世帯
・水道の購入世帯 36世帯
トイレは、遠い家を除いて、だいたいみんなが利用してくれているようです。「朝、早くから農場へ行くので、そこで済ます」という数人が使っていないだけです。
バイオガスは、今のところコンロが一つしかないので、いつも使用されていて使えないという不満が寄せられています。来週にでも、コンロを1基、追加する予定で、利用世帯も大きく増えるでしょう。
なお、昨日のブログにも書いた、山間部でのJNPAと国軍の衝突を避けて、この地に避難してきた世帯数は、53世帯のうち、14世帯もありました。