サマール日記(ブログ版)

チョイさんのフィリピン・サマール島での滞在記録

台風一過、くつろぐ村の人たち

2006年12月01日 | Weblog

(リスリスさんのサリサリストア。ビールを飲んでいるといろんな人が集まってくる。)

 台風も通り過ぎて今日は雲一つありません。透き通ったかんかんの日差しが照りつけています。2日間、雨が続いていたので、道路には、お米やコプラがあちこちに干され、どの家も洗濯物でいっぱいです。
 台風はカルバヨグではたいしたことがなかったのですが、テレビを見ると、台風が通りすぎたビコール(ルソン南部)では、大雨による泥流のために数百名の人が亡くなっています。やはり強烈な台風だったようです。
 
 朝から京都サマール友好協会がもう12年も運営しているデイケアーセンターを見に行ってきました。9月に、トイレや水道の工事などを頼んでいたので、その確認です。今年はクリスマスパーティに出席できないのが残念です。
 午後は、事業の引継ぎの書類に署名をもらうために、カライマンの事業地へ。管理組合の代表ら2人に書類にサインをもらってこれで引継ぎに関する仕事は全て終了。
 
 その後、ソルソゴンにまわりました。リスリスさんが新しく始めたサリサリストアは今までビールを置いていなかったのですが、私がいつも他所の店で買ってきてここで飲むので、とうとうビールを置くようにしたそうです。そういわれると、まだ昼間なのですが、注文しないわけにはいきません。
 道路に座りこんでビールを飲んでいると、村の人たちが次々と前を通り、そのたびに「やあやあ」と挨拶。何人かはそのまま座り込んで話がはずみます。今日は休日だし、台風もたいした被害もなく過ぎて、みんなゆったりとした雰囲気でおしゃべりを楽しんでいます。

 いろんな人から「誕生日おめでとう!」と声をかけられました。そう、私は明日、誕生日なのです。「何故、知ってるの?」と驚きますが、みんな「ところでパーティはどこでするの?」と聞いてきます。それがお目当てなのです。
  何も決めていなかったのですが、結局、リスリスさんに頼んで、明日、昼にソルソゴンの事業地で簡単な昼食会をもつことにしました。フィリピンでは、誕生日を迎えた人がパーティを主催して皆に来てもらわなければなりません。
 そして、夜はマトバトのビリアスさんの家で、ニンニンさんと一緒に誕生日のパーティ。彼女の誕生日は私と一日違いです。
そこにカルバヨグの何人かの友人を招く予定です。
 仕事も終わって帰国日も近づきましたが、明日は、大忙しの一日になりそうです。


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1 コメント

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Unknown (未代)
2006-12-02 00:07:54
サマールののどかな雰囲気が伝わってくる良い写真ですね。台風もなんとかおさまったようで安心しました。フィリピンで誕生日を迎えるのもなかなか大変なんですねー。事業引渡しの打ち上げもかねて盛大にお祝いしてもらってくださいね
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