昨日は平成24年度東京都公立学校教員採用候補者選考の第二次選考合格発表がありました。合格された皆様、おめでとうございます。昨日発表された午前十時は授業がない時間帯だったので、今回受けていた友人達や書き込んでいただいた皆さん、書き込みされたことはなくともこのブログをお読みいただいていた方々はどうだったかな?と思っていました。皆様に少しでもこのブログが役立っていたなら嬉しく思います。そのために始めたのですから。
合格された方々から、すでに「合格イコール採用?」というご質問をいただいています。合格(名簿登載)された方は、最初に来た話を断らなければ大丈夫だと聞いています。少なくとも、私を含めた私の知り合いで、名簿登載されて4月1日採用されなかった人はいません。最初の話を断った場合は、次の話が来るのがだいぶ遅くなることはあるようですが。都教委が「イコール必ず教員採用」とは言い切らないのは「自分が行きたい校種や学校以外からの話を断り続ける方、つまり、採用したいが採用されてくれない方」がいらっしゃるからではないかと推測しています。
社会人経験者特例で受験して合格された方は、今後は現在の勤務先の円満退社が目標になりますね。昨年は、12月初めまでに受験資格確認のための在職証明書を出さなくてはなりませんでした。今年度も同様だと思います。在職証明書は勤務先が証明するものなので、これを依頼する時点で「来年3月31日までに退職する」ことを告げる必要があります。現在の職場で活躍し、なくてはならない立場である人ほど、退職の際に揉めやすい傾向があります。揉めてしまうと退職金算定や有給取得などで不利になったり、友人をなくしたりといった事態になりかねません。ぜひとも計画的に進めていただければと思います。
さて、取り急ぎ、今年度の社会人特例受験者の合格者数と倍率(応募者数ベース)の推測をしてみました。時間がなくて一部の校種・教科だけですが。他の校種・教科は後日掲載させていただきますのでお待ちください。
「平成24年度都教採・社会人特例受験者の合格者数・倍率推測<一般受験>」
※( )内は前年の推測 ※倍率は応募者数(推測)ベース
小学校:100(62)人、6.9(10.6)倍 <651(499)人、5.6(7)倍>
中高国語:20(10)人、10(17)倍 <131(95)人、7.6(9.8)倍>
中高地歴:13(4)人、19.2(75)倍 <90(33)人、14.9(37.3)倍>
中高公民:9(7)人、21.7(28.6)倍 <35(22)人、16.6(25.9)倍>
中高数学:33(14)人、4.8(10)倍 <159(129)人、5.4(6.7)倍>
中高物理:8(4)人、5.6(7.5)倍 <44(32)人、4.1(5.2)倍>
中高化学:16(5)人、3.9(10)倍 <48(43)人、4.8(5.1)倍>
中高生物:8(9)人、8.8(6.7)倍 <36(45)人、7.8(6)倍>
中高英語:34(23)人、9.1(11.5)倍 <143(107)人、8.3(10.1)倍>
中高音楽:0(1)人、なし(30)倍 <13(16)人、24.6(18.1)倍>
中高美術:2(4)人、17.5(8)倍 <20(33)人、22.5(8.5)倍>
中高保体:13(7)人、13.5(21.4)倍 <83(74)人、19.2(19.6)倍>
この結果から、今年度の都教採の社会人特例は前年と比較すると次の変化が見られることがわかりました。
1.全体的に昨年より社会人特例での合格者が大幅に増加。特に、中高地歴と中高化学が3倍以上、中高国語、中高数学、中高物理が2倍以上。小学校、中高英語、中高保体も大幅増。
2.減ったのは中高生物、中高音楽、中高美術。中高生物は微減だが、中高美術は半減、中高音楽は社会人特例合格者なし(といっても昨年も1名のみだが)。
3.一般についても上記の傾向はほぼ同様。
4.校種・教科では、中高地歴の合格者がこの数年に比べて大幅に増え、倍率も低下。
合格された方々から、すでに「合格イコール採用?」というご質問をいただいています。合格(名簿登載)された方は、最初に来た話を断らなければ大丈夫だと聞いています。少なくとも、私を含めた私の知り合いで、名簿登載されて4月1日採用されなかった人はいません。最初の話を断った場合は、次の話が来るのがだいぶ遅くなることはあるようですが。都教委が「イコール必ず教員採用」とは言い切らないのは「自分が行きたい校種や学校以外からの話を断り続ける方、つまり、採用したいが採用されてくれない方」がいらっしゃるからではないかと推測しています。
社会人経験者特例で受験して合格された方は、今後は現在の勤務先の円満退社が目標になりますね。昨年は、12月初めまでに受験資格確認のための在職証明書を出さなくてはなりませんでした。今年度も同様だと思います。在職証明書は勤務先が証明するものなので、これを依頼する時点で「来年3月31日までに退職する」ことを告げる必要があります。現在の職場で活躍し、なくてはならない立場である人ほど、退職の際に揉めやすい傾向があります。揉めてしまうと退職金算定や有給取得などで不利になったり、友人をなくしたりといった事態になりかねません。ぜひとも計画的に進めていただければと思います。
さて、取り急ぎ、今年度の社会人特例受験者の合格者数と倍率(応募者数ベース)の推測をしてみました。時間がなくて一部の校種・教科だけですが。他の校種・教科は後日掲載させていただきますのでお待ちください。
「平成24年度都教採・社会人特例受験者の合格者数・倍率推測<一般受験>」
※( )内は前年の推測 ※倍率は応募者数(推測)ベース
小学校:100(62)人、6.9(10.6)倍 <651(499)人、5.6(7)倍>
中高国語:20(10)人、10(17)倍 <131(95)人、7.6(9.8)倍>
中高地歴:13(4)人、19.2(75)倍 <90(33)人、14.9(37.3)倍>
中高公民:9(7)人、21.7(28.6)倍 <35(22)人、16.6(25.9)倍>
中高数学:33(14)人、4.8(10)倍 <159(129)人、5.4(6.7)倍>
中高物理:8(4)人、5.6(7.5)倍 <44(32)人、4.1(5.2)倍>
中高化学:16(5)人、3.9(10)倍 <48(43)人、4.8(5.1)倍>
中高生物:8(9)人、8.8(6.7)倍 <36(45)人、7.8(6)倍>
中高英語:34(23)人、9.1(11.5)倍 <143(107)人、8.3(10.1)倍>
中高音楽:0(1)人、なし(30)倍 <13(16)人、24.6(18.1)倍>
中高美術:2(4)人、17.5(8)倍 <20(33)人、22.5(8.5)倍>
中高保体:13(7)人、13.5(21.4)倍 <83(74)人、19.2(19.6)倍>
この結果から、今年度の都教採の社会人特例は前年と比較すると次の変化が見られることがわかりました。
1.全体的に昨年より社会人特例での合格者が大幅に増加。特に、中高地歴と中高化学が3倍以上、中高国語、中高数学、中高物理が2倍以上。小学校、中高英語、中高保体も大幅増。
2.減ったのは中高生物、中高音楽、中高美術。中高生物は微減だが、中高美術は半減、中高音楽は社会人特例合格者なし(といっても昨年も1名のみだが)。
3.一般についても上記の傾向はほぼ同様。
4.校種・教科では、中高地歴の合格者がこの数年に比べて大幅に増え、倍率も低下。
このブログが役に立ったそうで、嬉しく思います。
私が年齢をオープンにし書いている目的を「正しく」利用いただいたのですから、何も失礼なことなどございません。
今後ともよろしくお願い致します。
いつもはブログを読ませていただくだけでしたが、
本日はお礼も兼ねてはじめてコメントいたします。
私は今年、社会人特例で受験し、名簿登載となりました。
教員になると決意した日から、
採用試験に関する様々な情報を集めましたが、
社会人特例に関する情報は極めて少なかったので、
こちらのブログは貴重な情報源であるとともに、
「(大変失礼な話ですが)私より年上の人でも大丈夫だったのだから、私でもなんとかなる!」と自分自身を鼓舞することに利用させていただいておりました。
いまさらながらですが、ありがとうございました。
また、順調にいけば来年4月からはお仲間になれるかと思いますので、引き続き参考にさせていただければと思います。
取り急ぎ、ご報告とお礼まで。
>もっと慎重に臨むべきでした。
>このままでは引き下がれません。
今回の分析、次回への決断、どちらももうお済みじゃないですか。
来年の合格を祈念しております。
そして、今後ともよろしくお願い致します。
「そんなことは受ける前からわかってたことじゃないか!今さら悩むくらいなら辞退してくれ。そうしたらオレに声がかかるかも。」
・・・・そう言いたい立場の方々がたくさんいらっしゃることを、どうぞ忘れずに。
※前回のコメントに書いた「専用用紙」ですが、正確には「専用書式」でしたので訂正します。
今回の結果は、受験されたみなさんの方が優れていたのでしょう。
特支・中高英語というはじめから少ない枠で厳しいことが予想された
わけですから、もっと慎重に臨むべきでした。
ただ、私のこれまでのキャリアを全否定されたようで、このままでは引き下がれません。
これからも、機会があったらこちらに伺わせていただきます。
お忙しい中、ご回答ありがとうございます
専用用紙の在職証明書ですか・・
伏せてお願いするのは不可能ですね(TT)
私が一番心配しているのは、たきさんがブログにも
書かれていますが、「名簿登録イコール採用?」では
ないことです
採用が確約されていれば何も伏せてお願いすることは
ないのですが、採用決定ではないのに退職を話すのが
非常に迷うところです
私も家庭持ちで若くないので、すみません、私事で・・・
ありがとうございました
退職の話を伏せたままで上記のような依頼ができるかどうかは、まもさんご自身でご判断ください。
「特例枠B(都教員経験者)」、つまり、選考方法が個人面接のみである「特例イ・東京都公立学校における正規任用教員経験者」で受験され、不合格だったとのこと。誠に残念でした。
私のような第三者には不合格の理由はわかりませんが、客観的に考えると次の3つが考えられます。1.面接での受け答えに問題がある、2.正規任用教員時代の経歴(勤務内容や退職理由等)に問題がある、3.1と2に問題はないが、たまたま今回は合格ラインに届かなかった(=受験校種・教科でりゅうさんより高く評価された受験者が採用予定人数以上いた)。辛いとは思いますが、不合格の理由を冷静に分析された上で再チャレンジするか否かをご判断されれば良いと思います
私も社会人特例合格しました
現在も会社勤めですが、在職証明書をなんとか
ほかの理由で頂き、まだ退職の話を伏せておきたいのですが
難しいでしょうか?
証明書の様式は別途指示すると書いてありましたが・・・
どのような感じなのでしょうか?
いきなりの質問ですみません
本当に信じられないので、何度も掲示を見てますが、私の受験番号と同じ番号が出ていました。
あまりにも納得感のない個人面接結果、不甲斐ない返答のように思えてならず、社会人という立場における独学の限界と自分の力のなさを痛感してました。ましてや教員経験のない者が少数派とのこともあり、結果発表は大して期待してませんでした。これまでは、発表前は落ち着かなかったものですが、今回はほとんど諦めてまして気楽に待っていてせいで、逆に戸惑ってます(笑)。もっとも、まだ掲示を見ただけで、書類が届いてないので、厳密には信用していませんが。
まだ現役の会社員ですので、教師になるまでさらに越えなければならない山がありそうですが、もしかしたら来年から仲間になれるかもしれません。詳しくは、追ってお知らせできるかと思います。
取り急ぎ、報告まで。
私は、50歳を目前にして今年度の採用試験特例枠B(都教員経験者)に臨みました。
しかし、結果は×でした。
面接のみの試験のため、正直、どこがいけなかったのかピンときてない状況です。
やはり、年齢的なものがネックになっているのか?
次回、再チャレンジするか否か迷うところです。