2008年5月15日、30週2日、1008gで生まれた寛太朗の成長記録

生後535日目、寛ちゃんは突然お空へと還っていきました。寛ちゃんと過ごした日々は、ママの心の宝物♪幸せをありがとう。

救命の講習

2010年10月23日 10時36分51秒 | 生後3ヶ月~
夕方から、救命の講習を受ける為に、ボランティアしてる病院へ。。。

ちょっと早くに到着したので、昨日から緊急入院になった妊婦さんのお友達に会いに産婦人科病棟に。。。

寛ちゃんを出産して以来、初の産婦人科&NICU病棟。
なんだか懐かしくて、あの頃を鮮明に思い出しました。
病気の告知を受け号泣したラウンジ…
寛ちゃんが懸命に生き闘ったNICU…

講習前に、ここに来れてよかった!そう思いました。

妊婦のお友達は、入院中一緒だったコで、寛ちゃんの前日に出産したんです♪
当時、同じ病室の4人はすごく仲良しで、緊急入院の不安を同室のみんなが支えてくれました。
あの頃と同じくお腹の大きなお友達♪&旦那様♪
ホント懐かしかった~。

講習まで時間が少ししかなかったので、少しだけお喋りをしました。

その後、講習に戻る途中に、春に小児工作で長期入院してて何度も参加してくれてた小学生の男の子にリハビリ室前で遭遇!!
そのコも親御さんも私の事を覚えててくださって、ちょっとお喋りしました。
退院する前に会えずだったので、ずっと気になっていたので、元気な姿が見れて本当に嬉しかったです♪

その後、講習。。。

いろいろ不安がいっぱいありました。
寛ちゃんの危篤状態をフラッシュバックしてしまうんじゃないか…とか。

講習は、ボランティアを一緒にしているIさんも、一緒に受講してくれました♪
私の事をいつも気遣って、思いやってくださるIさん。。。
Iさんとはすごい偶然で、今住んでる最寄り駅も、地元も偶然にも一緒で、いつも関西弁トークをしてます♪
私がボランティアを続けられたのは、Iさんのお陰です。

今回講習を受けようと思って、不安はいっぱいだったけど、Iさんが一緒だったので、すごく心強かったです!

昨年は定員の30人いっぱいでの講習だったそうですが、今回は、たった4人…
ちなみに講師も4人…

その環境がよかったかな~って思います。
講習に一生懸命になれたので、さほどフラッシュバックはしませんでした。
思い出しはしたけど、でも大丈夫だったって感じです。

寛ちゃんの事もだけど、実際に我が子の蘇生を願って心臓マッサージと人工呼吸をした、いーちゃんパパ&大河くんパパの事が頭に浮かびました。

知識を持っている事は、大事なんだと、そして私も学ぼう!と思えたのは、パパさん達のお陰だと思います。

私も寛ちゃんがNICU&GCUを退院する時、もし自宅で急変したら?と主治医からいろいろと教えて貰ってはいましたが…実際に出来たかといわれれば緊急事態に出来なかったんじゃないか…と思ったりします。

講習で一つビックリした事があります。

それは小さい子が急変して、親が1人だった場合、119番をするよりも先に心臓マッサージ&人工呼吸をしなくてはいけないという事。
子どもの場合に限っては、そうなんだそうです。
もちろん他に119番が出来る人がいればお願いして同時進行ですが、そうでない場合は、心臓マッサージ&人工呼吸を優先するんだそうです。
電話をしてるほんの少しの時間が子どもの生死を左右するという事です。

もちろん想像すらしたくない事ですが、未来の我が子が急変した場合…
とりあえず自分が救命しつつ、携帯が近くにあればスピーカーフォンで手は動かしながら119番しよう!と思いました。

今回は大人を想定しての講習でしたが、子どもの場合の事を学ぶ講習も別にあるそうで、いずれはそれも受講しようと思いました。

実際に赤ちゃんのお人形などでの救命講習は、完全にフラッシュバックしてしまいそうだし…
でも、次に我が子を授かる準備の一つとして、学びたいと思っています。

子どもの講習以外にも3日間の受講もあるそうなので、そちらもいずれは参加したいな、と思いました。

AEDの使い方の勉強もしましたが、AEDも大人と子どもでは、使い方が違うそうです。
子ども用が入ってるAEDもあれば、入っていないAEDもあるそうです。
大人は心臓を囲んで2箇所にパッドを貼るのに対し、子どもは胸と背中に貼るそうです。
1歳未満の赤ちゃんにはAEDは使えないというのも知りませんでした。

講習では、AEDは魔法の箱ではないという事、何よりも大事なのは、救命だと言われました。

使わずに済めばいい知識ですが、生きていく中で知っているべき知識だと思いました。

過去の症例で、スポーツ中に突然倒れた人を、救命せずに救急隊員の到着を待ったスポーツ映像があったそうです。
世界から、日本人はなぜすぐに救命をしないんだ?と問題になった事があるそうです。

それはしないのではなく、知識がないから出来なかった。

119番通報して救急車が到着するまでの時間の平均は7分だそうです。
心停止してた場合、7分なにもせずに到着を待てば、ほぼ死に繋がってしまうそうです。

命は当たり前にある物ではなく、生きているのは奇跡の連続なのです。
知識を持ってるだけでも助けられる可能性の命があるという事、学べてよかったと思いました。

縁起でもないけど、もし目の前でパパが倒れたら、私は救命を試みます。
でも、パパは私が倒れたら、出来るのか?…。

これを読んだのも何かの縁で、知識を持とうと考える人が1人でも多くいれば嬉しいです。


(追記)
私も、いーちゃんパパ&ママが学ぶと聞いた時、私には無理だ…とずっと思っていました。
フラッシュバックするのもわかっていたし…
このブログを読んでくださってる天使ママさんも同じように思う方もいると思います。
私も、今回の受講にあたり、いーちゃんママから無理はしないでね!とずっと励ましてもらいました。
無理だな、とか、出来ないな、とか思う方は、絶対に無理しないでくださいね!
何より大事なのは、自分の心なので。。。
私のように、無理だと思ってたけど、大丈夫かな?と思える時が来るのを待つのも、大事だと思います。
不安のある時に挑戦すると、その時だけでなく、一生無理になってしまう事もあると思うので。。。

初めて受講した私がいろいろ言うのは、当たり前に知識を持ってる方からしたら、不愉快かもしれませんが、ただ今、私が思った事・伝えたい事を書いているだけなので、ご了承ください。

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