年末、年始と2週間、ブログをお休みしました。
その間に2回のコンサートもこなして、今日やっと一息。
今頃になって新年が明けたのだと自覚しはじめた私です。。。
今年も幸多き年となりますように♪
演奏家と言う仕事は、ちょっと不思議な位置だな、と時々思う。
音楽という創造芸術に携わってはいるけれども、演奏家は決して芸術家ではない。
何かを創り上げる人間ではないのである。
「クラッシックは再現芸術だ」なんて皮肉な言葉があるが、
演奏家と言うのは、その「再現」をするのが仕事である事に、間違いはない。
だから私達演奏家には常に「勉強」がついてまわる。
私の場合一番手をかけているのは、まず語学。そして歴史。更には発声法。
その他にも、いろいろ勉強しなければいけない事がある。
和声や楽理などなど。
でも、私が一番演奏家にとって大事だと感じているのは「想像力」である。
楽器でも声楽でも、楽曲に対する理解を深め、歴史的背景やテクニック的な事など、その他諸々をクリアするのはまず大事だが、それだけでは、本当にただの「再現」になってしまう。
音楽は、生きていなければならない。
クラッシックは「再現芸術」なんて、言わせたくない。演奏家として。
今年の私の目標は、楽曲の理解や、テクニックを超えて、更に高みへ行く事。
演奏家としての価値を、自分の中で見出していきたい。
どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます!
その間に2回のコンサートもこなして、今日やっと一息。
今頃になって新年が明けたのだと自覚しはじめた私です。。。
今年も幸多き年となりますように♪
演奏家と言う仕事は、ちょっと不思議な位置だな、と時々思う。
音楽という創造芸術に携わってはいるけれども、演奏家は決して芸術家ではない。
何かを創り上げる人間ではないのである。
「クラッシックは再現芸術だ」なんて皮肉な言葉があるが、
演奏家と言うのは、その「再現」をするのが仕事である事に、間違いはない。
だから私達演奏家には常に「勉強」がついてまわる。
私の場合一番手をかけているのは、まず語学。そして歴史。更には発声法。
その他にも、いろいろ勉強しなければいけない事がある。
和声や楽理などなど。
でも、私が一番演奏家にとって大事だと感じているのは「想像力」である。
楽器でも声楽でも、楽曲に対する理解を深め、歴史的背景やテクニック的な事など、その他諸々をクリアするのはまず大事だが、それだけでは、本当にただの「再現」になってしまう。
音楽は、生きていなければならない。
クラッシックは「再現芸術」なんて、言わせたくない。演奏家として。
今年の私の目標は、楽曲の理解や、テクニックを超えて、更に高みへ行く事。
演奏家としての価値を、自分の中で見出していきたい。
どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます!
知ってるよ~~。
私は何を隠そう小学校からずっと合唱部だからね。
市の合唱団にも入っていたし。
中学の時は「歌声委員会」に入ってました(爆)
中学は、合唱が学校名物だったのよ。
学年の大合唱。360人が舞台に乗って歌うと、すごいよ。(1年生の時は、なぜか男子の方からソプラノの声が聞こえてくる・・・笑)
どこまでも~~どこまでも~~~
かけて~~ゆく~~~~~♪
その次は
かけてゆく~~~~♪
だよね。
本当に、野生の馬をdescribeしているだけの歌よね。ある意味すごい。
>cypher さん
あ、大人気ないのは芸術に携わる人達も同じです(笑)
意地は原動力なのも同じですね!
音楽は古代、数学とか幾何学の分野から派生したものですから、そういう意味でも化学と共通点があるのかな?ないか??
何の分野でも突き詰めれば、同じなのかもしれないですよね。
>chibimari さん
「野生の馬」!なつかし~~~♪
なぜ~~か~け~て~ゆ~く~~~~♪
伴奏も難しいですよね!すごい!
(私は歌いたくて拒否し続けてました。。。伴奏。)
音が空間を創り上げるっていうのは、素敵よね。
そういえば、中学の時の合唱コンクールで「野生の馬」という歌を歌ったんだけど、うちのクラスはとても優秀で、歌い終わった時に先生が、
「おい、今野生の馬が通り過ぎていくのが見えたぞ!」
って言ってました。すごい想像力よね。でも、音楽がそこまで想像させるっていうのもすごいわね。まさに芸術です!描いているのです!
ちなみに私は合唱コンクールではいつも伴奏でした!
でも、化学(科学でもいいけど)と共通項が多いかもしれません。
化学は、必要な基礎知識、語学、実験テクニックをもって、これらを駆使し文献を再現するところから始まります。
そして、それらを実行する力の源は、第一に想像力。
どんな物を作りたいかイメージがあって、つまずけば原因を想像し、より良いものは何かを想像し、それらが最終的に創造につながります。
でも、もう一つ必要なものがあります。それは”意地”。
「できない」と言いたくない人が本当に多いです、この業界(汗。
(やりたくない、は往々にしてありますが)
ちょっと大人げないのが、理系の特徴です。