僕は恨みや憎しみの感情が薄い質だと思う。
と言えばカッコイイが、要するに甘ちゃんなんだろう。
このブログも恨み辛みをぶちまけるためにやってるんじゃなく、
日常のささやかな気づきを断簡零墨として残すことや、
見知らぬブロガーさんたちとのコミニュケーションを楽しむことが目的だ。
のっけから言い訳がましくなってしまった。
日本国内閣総理大臣、菅直人。
僕は、これほど胸糞悪い人を今まで知らない。
僕は聖者でも聖人君子でもないから、もちろん嫌いなヤツは何人かいる。
それは、実際に会う人だったり、歴史上の人物だったり。
けれど、その人の僕にとって嫌な部分には、
裏腹に何かしらのユーモアみたいなものを感じることが多い。
けれど、この首相にはそれもまったくない。
市民運動家という人種は、一般論として、
その人たちの(モラトリアムな)村社会ではリーダーシップを発揮したり、
前向きな実行力で局面を打開する。
しかしゼネラルな立場になると、途端に矮小化してしまう。
物事を、歴史を、巨視的に俯瞰的に見る能力が欠如している人が多い。
そしていったん権力を手にすると、異常なまでに固執する。
僕は、個人的な好悪を言ってるんじゃない。
この人にこのままやらせてると、本当にこの国は滅びてしまうんじゃないか
と危惧する気持ちを消すことができない。
誰か、あの俗物を、あの能なしを、早くどうにかしてくれ。
以前、作家の陳舜臣さんが雑誌の対談かなにかで、中国の詩について、
「男子の詩は志を述べるもので、女子のそれは怨み言を述べるものだ」
といったようなことを語っておられた。
僕も男子の端くれとして、こんな恨み言なんかじゃなく、志を謳いたいのだけど、
たまりかねて毒を吐いてしまった。
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