通知表
2007-07-25 | 教育
本校は、本日終業式です。
通知表を渡すのが儀式ですが、
私の長女は、昨日終業式でしたので、通知表を渡されたようです。
プライベートなので書けませんが、
ほとんどの教科で予想された評定が付いていました
職業カンでしょうか。
しかし、理科だけは予想を裏切りました。
私だったら、たぶん付けないと思われる評定です。
テスト点から判断しての話なので、
授業中の様子は加味されていません。
ただ、私が中学1年生へ作る最初のテストは、
とても簡単です。平均が80点前後になることが多いテストです。
だから、90点台がざらにいます。
我が娘の学校の平均点を見ると中1最初のテストなのに50点台なのです。
この平均の違いが評定の違いに表れたのと思われます。
しかし、なぜ中1の最初なのに50点台のテストを作るのか信じられません。
あるいは、母集団の能力の違いでしょうか。
それはたぶん無いと思われます。
単純にテストが難しいということでしょう。
では、なぜそんな難しいテストを作るのか。
テストの目的の違いでしょう。
娘のテストを見ると、問題数も多い、単純暗記による知識を書く設問が多い、
私だったら大事にする問題がない・・・、きりがない。
このようなテストを作るのは、私が駆け出しの頃私自身が作っていた。
次にであったのは、大規模校で私以外の人が作っているのを見た時
全然テストが進歩していないのです。
いや、昔ながらのテストが今も作られ、
採点され、数字だけが歩いているのです。
なんか、ちょっと怖くなります。
私のテストも子どもらから難しいといわれます。
現に、前任校の中3から、
「先生がいなくなったら、理科のテストが簡単になった」
と、直接いわれてしまいました。
私の作るテストは、読解力が重視されます。
文系の子にとっては、とても応えやすいと思います。
単純に知識を暗記してきた子にとっては、手強いテストです。
このようなテストを作ると同僚から非難が出ます。
「記述が多くて採点基準が定まらない」
しかし、テスト内容が変わってきたのは、山の小さな学校に行ったからです。
子どもの知識はテストで測らなくてもすごく手に取るように分かります。
しかし、思考は分かりません。
いや分かるのですが、様々な問題にどう対応してくれるのか知りたくなりました。
だから、記述式の問題が多くなる傾向でした。
今は、学習過程からすっぽり抜けたイオン・角度のある2力の和など
難しい単元こそ、子どもらの思考を見たくなります。
だから、そんなテストを作りました。
すると授業中も子どもらは、思考をしてくれました。
考えることをしてくれました。
分からなかったら、少人数集団でしたので、すぐ隣と話し出しました。
相談し合います。
今の私の授業は、この時に成立したと言えます。
そして、その授業形態が今『学び合い』と表記されるようになりました。
山の小さな学校では、次の授業は、子どもらとの相談で決めていました。
それでも小集団(ひとけた)でも、高校入試の学校平均は高いです。
単純知識返答方テストは限界でしょう。
テストは教師の姿勢を表すと思われます。
その姿勢は、授業に発揮されます。
さて、夏休み前1日となりました。
子どもと同様夏休み前にやることを昨日どうにか仕上げ提出。
これから、訂正の日々です。
今週末に向けて。
通知表を渡すのが儀式ですが、
私の長女は、昨日終業式でしたので、通知表を渡されたようです。
プライベートなので書けませんが、
ほとんどの教科で予想された評定が付いていました
職業カンでしょうか。
しかし、理科だけは予想を裏切りました。
私だったら、たぶん付けないと思われる評定です。
テスト点から判断しての話なので、
授業中の様子は加味されていません。
ただ、私が中学1年生へ作る最初のテストは、
とても簡単です。平均が80点前後になることが多いテストです。
だから、90点台がざらにいます。
我が娘の学校の平均点を見ると中1最初のテストなのに50点台なのです。
この平均の違いが評定の違いに表れたのと思われます。
しかし、なぜ中1の最初なのに50点台のテストを作るのか信じられません。
あるいは、母集団の能力の違いでしょうか。
それはたぶん無いと思われます。
単純にテストが難しいということでしょう。
では、なぜそんな難しいテストを作るのか。
テストの目的の違いでしょう。
娘のテストを見ると、問題数も多い、単純暗記による知識を書く設問が多い、
私だったら大事にする問題がない・・・、きりがない。
このようなテストを作るのは、私が駆け出しの頃私自身が作っていた。
次にであったのは、大規模校で私以外の人が作っているのを見た時
全然テストが進歩していないのです。
いや、昔ながらのテストが今も作られ、
採点され、数字だけが歩いているのです。
なんか、ちょっと怖くなります。
私のテストも子どもらから難しいといわれます。
現に、前任校の中3から、
「先生がいなくなったら、理科のテストが簡単になった」
と、直接いわれてしまいました。
私の作るテストは、読解力が重視されます。
文系の子にとっては、とても応えやすいと思います。
単純に知識を暗記してきた子にとっては、手強いテストです。
このようなテストを作ると同僚から非難が出ます。
「記述が多くて採点基準が定まらない」
しかし、テスト内容が変わってきたのは、山の小さな学校に行ったからです。
子どもの知識はテストで測らなくてもすごく手に取るように分かります。
しかし、思考は分かりません。
いや分かるのですが、様々な問題にどう対応してくれるのか知りたくなりました。
だから、記述式の問題が多くなる傾向でした。
今は、学習過程からすっぽり抜けたイオン・角度のある2力の和など
難しい単元こそ、子どもらの思考を見たくなります。
だから、そんなテストを作りました。
すると授業中も子どもらは、思考をしてくれました。
考えることをしてくれました。
分からなかったら、少人数集団でしたので、すぐ隣と話し出しました。
相談し合います。
今の私の授業は、この時に成立したと言えます。
そして、その授業形態が今『学び合い』と表記されるようになりました。
山の小さな学校では、次の授業は、子どもらとの相談で決めていました。
それでも小集団(ひとけた)でも、高校入試の学校平均は高いです。
単純知識返答方テストは限界でしょう。
テストは教師の姿勢を表すと思われます。
その姿勢は、授業に発揮されます。
さて、夏休み前1日となりました。
子どもと同様夏休み前にやることを昨日どうにか仕上げ提出。
これから、訂正の日々です。
今週末に向けて。