つれづれなるままに

今、もっとも関心のある出来事を備忘録としてつづります。2005年から。

ゲームの動向

2008-05-05 | 教育
教員成り立ての頃、

ファミコンが全盛で、
子どもが家でファミコンばかりして困ります。
と、親から訴えられたことがある。

また、
「あの熱中する姿勢を授業でもできないのだろうか」
と話した記憶もある。

今、家庭用ゲームで売れているのは、
もちろん Wii。
しかし、変化の兆しが現れたという。
(朝日新聞 2008年5月3日)
以下引用
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3月下旬ゲームソフト大手カプコンが「モンスターハンターポータブル2nd G」を販売すると、わずか1ヶ月弱で出荷本数が200万本を超える大ヒットとなった。(略) 1人でも楽しめるが、PSPの無線通信機能を利用して同時に4人まで一緒に遊べる。友人と協力してモンスターを倒すといった新しい遊び方を提案したのが最大の特徴だ。
(略)
カプコンは「協力してプレーすることで新しいコミュニケーションが生まれている。友人に勧めたり、家族で遊んだりカップルで購入するなど、横への広がりが生まれ、ヒットにつながった」という。
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引用終わり

我が家では、PSPはないが、DSにしてもWiiにしても、どちらもしっかり存在している。
Wiiにも共通していることが、みんなと一緒に遊ぶというコンセプトだ。

しかし、DSは?

このDSにしても家族みんなで競っていた。
「脳年齢は○○歳」という合い言葉を持ち合わせて、コミュニケーションをしていた。
翻って昔のゲームにしても、子どもたちは、
同一のゲームソフトで競い合っていた。
単独でゲームをしていたようだが、
実は、コミュニケーションの手段にしていたに過ぎない。

何を隠そう私もゲームにはまった時期がある。
パックマン
なつかしい。
このときも一人でゲーム機に向かっていたが、
本体に残された最高得点や10傑にイニシャルが乗っているかどうかが話題の中心だった。

家庭用ゲーム機に潜む楽しさは、実は
コミュニケーションだったのだ。

人はコミュニケーションをするように作られているのだ、
しかし、コミュニケーションを阻害する空間が存在する
一斉指導の授業だ。
しかし、子どもはすばらしい。
この一斉指導の授業の中で
消しゴムを飛ばしたり、手紙を回したりする様なコミュニケーションをする。
担任として、この事実が発覚するとその先生の手前、注意を促す。
コミュニケーションをしたいんだよね。授業中も。

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