しかぜきょうこの1日1枚+

スペイン在住フラメンコ研究家/通訳コーディネーターによるフラメンコCD紹介

第26回 タッチストーン

2005-11-10 20:38:36 | そのほか
11月9日、セビージャのマエストランサ劇場で観て参りましたよ、タッチストーン。
チック・コリア+ホルヘ・パルド、カルロス・ベナベン、ルベン・ダンタスつーグループ。
いや、よろしゅうございました。
2時間余のコンサートがあっという間でございましたね。

タッチストーンは1982年に発表したチックのアルバムタイトルで、
パコ・デ・ルシアやカルロスが参加しているので
今回のグループにその名をつけた、ということのようです。

ひさしぶりにフラメンコじゃない音楽をたっぷり楽しませてもらいました。
フラメンコじゃない、っていってもフラメンコのリズムやフレーズもちょこちょこっとでてくるし
(ブレリアとかおもしろかったよ~)
ホルヘたちはパルマたたくし。でも微妙にフラメンコ・フラメンコじゃないとこが面白い。
ってこれ、悪くいってるんじゃなくて、
なんかのりが微妙に、ほんと微妙に違うのね。
でもそれはそれで面白いの。

しかしま、ルベンとかもたくさんの楽器をあちゃこちゃつかっていきいきしてたし
カルロスの技にはやっぱオレ!がでちゃうし
ホルヘもホルヘらしいリラックスした感じでやってるし。
ちなみにホルヘはチックとは大昔、まだ十代の頃にやったことがあったそうです。
パコとやる前ね。
そんでもってパコとチックがはじめていっしょにやったのは日本だったんだよね。
あー遠い昔のこと。。。

そのうち日本行くかな。。。。このグループ。