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智者の憂い ・・・ 3.憂いの人

2010-10-02 07:06:08 | Weblog
私なども子どもらをみていると

  つくづく呑気なものだ とうらやましくなりました。


電話をかけては笑い

私がバカな失敗をしたといっては 吹き出している。

これといった心配もなく 親がかりでいる身分であれば

  憂いの種はないのかもしれません。



いや 子どもだけではありません。

癌を宣告された父に うそをついて

「大したことはありません」 というと

  「治ったら 来年は外国へゆくか」 と喜んでいる。


しかし

親の命数を知る息子や家族の苦しさは ・・・ 言語を絶します。

まさに 「知者は囚人のごとく」 ・・・ こころ憂うるのです。



病気ならずとも ・・・


世間の不安や危機に何の関心をもたず

  ただ自分の嬉しさや趣味にたずさわっている人は

    ・・・ 「喜びを食う人」 です。


自分の喜びよりも

  社会全体のひずみに心を痛める人は

    ・・・ 「憂いの人」 です。





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