人生ひとり旅気まま旅

ぶらり海外旅行に行った記憶、思い出を中心に楽しく伝えたい。

醜いもんだね、この国は、、、

2010-06-26 11:55:00 | 日記
野球賭博問題の広まりは尋常じゃなくなってきたね。

大相撲界は壊滅してしまうのではないかというほどに親方を含む力士30数名に広がっているし、プロ野球の独立リーグの選手にまで広がっていたということだ。

おそらくきっちりと調べ上げれば、こんな数では済まないくらいに増えるだろう。ということは今に始まった話ではないということだ。ある意味角界の中ではずっと常識の中に取り込まれていたということなのかもしれない。

そもそも興行として日本各地を巡業する相撲界にとっては、地方の興行主と接点を持つことはある意味当然のことだ。そしてそういう中には暴力団が絡んでいるということも、ある意味常識だ。

そんなことで繋がりが生まれることも必然と言える。また「タニマチ」と呼ばれるスポンサーとの付き合い方にしても一般社会では考えられない形態であるために、相手の素性が知れたら暴力団関係だったなどというのも少なくないはずだ。

相撲界といういわば生きた化石のような世の中と隔絶した世界の中で生きてきた人たちに、世の常識を問うたがためにこんなことが発覚したんだろう。

今までも相撲協会は、事あるごとに膿を出し切ってだのなんだの言ってはきているが、そもそも膿の中で生きている訳だから、所詮処罰などにしてもトカゲのしっぽ切りにしかなっていなかった。

本気で浄化を望むのなら、やっぱり今までの相撲協会というのを一旦解散してしまうしかないだろうね。それこそ一から組織自体を作り直さなければこのまま朽ち果ててしまうだろうね。

名古屋場所なんてやってる場合じゃないだろうね。この際だから全員に事情聴取をし、徹底的に暴力団とのつながりを断ち切った上で、新しい相撲協会という組織で出発するしかないだろうね。

ところで、プロ野球の賭けが違法ということならば、いっそのことサッカーのように合法にしてしまえばいいんじゃないのと思ってしまうよね。

ただ、サッカーなどと違い試合数が多過ぎることと、雨天中止などがあるからそういう点でも難しいのかな?ただ、日本という国はほんとにおかしい国だからねえ。例えば公営ギャンブルとして競馬、競輪、競艇にサッカーのトトなどは認めておきながら、カジノは認めないとか変だよね。

よくお上などに言わせると、射幸心を煽ってはいけないとかいうんだよね。一方では公にギャンブルを認めておきながら、一方では暴力団の資金源になるなんて言っている。

そんなことを言ってしまったら、競馬、競輪、競艇にしたって陰では暴力団が絡むノミ行為というのは公然と行われている訳だからどうするのって話だよね。

皮肉を言ってしまえば、公営ギャンブルにしたって宝くじにしたって、その運営や管理などに天下りの温床を堂々と作っている訳だからね。それでいて国民の射幸心を煽るなっていう矛盾したことを平気で言う官僚たちの浅ましさこそが問題なんだよね。

いっそのことカジノを認めれば、それこそ海外からの観光客も望めるし景気対策にもなると思うよ。シンガポールにしてもカジノをオープンさせ、新たな展開を見せているからね。このままじゃどんどん日本は世界から置いてけ掘りにされてしまうだろうね。

ということで話を戻すが、相撲界はとにかく今回の件をいい機会にして、一度解体して全く新しい組織に変えるべきだろうね。チケットにしても「お茶屋」なんかは無くすべきだし、今回問題になった「維持員席」などという要は金を出してくれた人用の特等席など持っての他だ。

基本的には、誰もが好きな席を買えるシステムにしなければダメだろうね。野球のように年間シートとして売ったって構わないだろう。いい席はお茶屋に頼まなければ買えないなんていうことをやっているから、変なことが起きるんだよね。要は身内にダフ屋を抱えているようなもんだからね。

そういったことも含め、相撲界の常識なんていうものが一切通用しない世界にしないことには何一つ変わらないだろうね。

今日本中に問題を投げかけている訳だから、この機会を利用してギャンブルについても国民全体で考えるべきなんじゃないのかな。一度官僚たちというか国も、カジノがダメだという理由を明確に国民に説明してみたらいいかもね。おそらく誰ひとり国民が納得する説明ができないと思うけどね。

こうして見ると、日本という国はあまりにも法律の整備が遅れてしまっているにもかかわらず、何にもしていないデタラメな国なのかもね。デタラメなのは力士だけの問題じゃなく、政治家にしても果ては地方の議員までもがあまりにもデタラメすぎるからね。

ついでに言っておくと、仙台市議の政務調査費問題にしても、相変わらずデタラメ三昧であるにもかかわらず、それを市長に訴えてもこれまた市長がデタラメだから見て見ぬふりをしてしまうんだよね。

政務調査費なんてまさに税金であるにもかかわらず、使う側の市議たちにとってはこの上なく都合のいい小遣いにしか映っていないんだからね。これこそ法律に違反する横領という行為だよ。まさに犯罪者だ。野球賭博の力士たちは、自分の金を賭けてるだけなのに対し、こちらは市民の税金を横取りしているんだからね。

どっちが罪が重いと言ったら、市議たちの政務調査費横領だろ。こういうことこそマスコミで強く取り上げるべきだよな。

前から言ってるけど、公務員の給料カットもそうだが、まずは議員という議員の定数を今の半分にすること。そして政務調査費などは、使用するたびに領収書を添付させた上でその金額を支給すればいいなでのことだよ。そしてその内容はいつでも国民が閲覧できるようにすれば済む話なんだがね。

かわいいのは我が身というのは、相撲協会の幹部も日本の政治家も官僚もみな同じだということだな。相撲協会も政治家も官僚もみんな全員首を挿げ替えなければ所詮は何も変わらないということなのか?