日本代表、海外で初勝利

まず一つ目の軌跡が起きたね。

昨日のワールドカップ日本代表の初戦、カメルーン戦は１対０で日本が辛くも逃げ切った。地元開催以外の大会では初の勝利、しかも初戦での勝利もアジア代表としては韓国に次ぐ勝利となった。

しかし、今回は対戦カードに恵まれた感もあったね。日本もカメルーンもいまいちチーム内での連携というかまとまりがなかった同士の戦いになったが、カメルーンの方が重傷だったということだ。

プレミアリーグのアーセナルで活躍するソング選手を使えなかったことがすべてと言っていいくらい大きかったね。そのためエトー選手を攻撃の中心として最後まで使えなかったことが響いたね。

エトー選手がゴール前で仕事をするんじゃなく、ゲームメークをすることになったことで日本としては大分試合がやりやすくなったということだ。

一方の日本もずっとチグハグな試合ばかりを続けていたが、本田選手をフォワードに回したことが結果的にはよかったようだ。彼はＭＦとしてやっていた試合は残念ながら自分ひとりで試合を作ろうとしていた帰来があり、かつての中田選手のようにちょいと傲慢になり過ぎていた。

それが点取り屋に置かれたことで、流れがスムーズになったね。そもそも日本の中盤はタレントが揃っている訳で、本田選手に頼る必要はないんだね。それよりも貪欲に点を奪いに行く選手をＦＷに置くべきなんだね。

個人的にはワントップには森本選手が最適だとは思うんだがね。それとゴールキーパーの川島選手はなかなかいいねえ。イングランド戦で彼はビッグチャンスを掴んだね。まあいずれにせよ勝ち点３はでかいね。これで本当に３戦目のデンマーク戦がキーになるね。

おそらくあの調子ではカメルーンは全敗の可能性も十分あるしね。そうなるとデンマークと日本が最終戦での決着ということになるだろう。

でもこれで経済効果も最後まで繋がったね。もし昨日負けていれば最終戦は消化試合になる可能性もあったからね。

これでデンマーク戦の中継をする日テレも大喜びだろうね。ただでさえ夜中の放送時間になるわけで、それが消化試合だったら視聴率なんてあったもんじゃなかったと思う。それが決勝トーナメントに行けるかという試合になる訳で、夜中の中継としては異例の高視聴率になるだろうね。

まあ何はともあれ、これで日本のサッカーファンも溜飲を下げたかな。あとはサポーターの方にお願いしたいのは、街中での馬鹿騒ぎだけは勘弁してほしいね。何もああいう類は世界を真似する必要はないからね。