人生ひとり旅気まま旅

ぶらり海外旅行に行った記憶、思い出を中心に楽しく伝えたい。

南米強し!

2010-06-23 09:44:45 | 日記
ワールドカップもいよいよ決勝トーナメント出場国が決まり出したね。

まずはA組。ウルグアイが1位、メキシコが2位で通過したが、大会19回目にして初めて開催国である南アフリカが予選を突破できなかった。そして同組のフランスに至っては、前回準優勝国にもかかわらず1勝もできずに最下位での敗退となった。

チーム内の内紛やらなんやらで試合を戦うモチベーションではなかったようだし、そもそもヨーロッパ予選のプレーオフでの疑惑のハンドから雰囲気は最悪だったと思うね。

そしてB組。本命のアルゼンチンが3戦全勝で楽々勝ち残ったのに続き、アジア勢として最初の予選突破を果たしたのが韓国だった。ナイジェリア相手に2対2で引き分けて、本国開催以外では初の決勝トーナメント出場となった。同じ状況の日本も後に続きたいね。

しかし、今回の大会を見ていると中南米の強さが際立っていることに気が付く。南米代表の5カ国はすべてが決勝トーナメントに残る可能性を秘めている。(アルゼンチンとブラジルは既に決定)それに比べてヨーロッパ勢や地元開催のアフリカ勢が振るわない。

歴史的に見ても南半球で開催されたワールドカップでは、南米以外のチームが優勝したことは無いのだが、それにしてもヨーロッパ勢の勢いがいまひとつだ。

明日明け方には問題のイングランドが決勝トーナメント出場を懸けてスロベニアと対戦する。優勝候補と言われながら2試合とも引き分けという惨憺たる結果な訳だが、最後も伏兵のスロベニア相手にどう戦えるかが見ものだ。

更にアメリカも勝てば決勝トーナメントに残れるために面白い試合になりそうだね。しかしこのアメリカは意外と強いチームなんだよね。今年のコンフェデレーションカップでも優勝しているし、力強いチームだね。

逆にオーストラリアは最後セルビアとの戦いになるが、ここで負けてしまうと3戦全敗になってしまう。そうするとアジア代表の4カ国の中で北朝鮮とともに最下位での敗退となれば、次回のアジア枠の減少にもなりかねない状況なんだね。

今はアジアには4.5枠ある訳だが、これで日本がもし決勝に行けなかったりすれば枠が減る可能性が大きくなってしまうだろうね。

そのためにもなんとしても日本には予選を突破してもらいたいものだね。そのためには頼むから森本を使ってほしいよ。岡ちゃん、頼むぜ!

でも今回は本当にアフリカ勢が期待外れだったね。今日アルジェリアとガーナが負けてしまえば全滅ということになってしまうからね。

かつてはその驚異の身体能力ですばらしいプレーを見せつけていたんだが、今回はどうも今一つという感じだが、対戦相手も個人技に対する対策がしっかりできてきたということだろうね。守りが堅くなったことで、アフリカに限らずヨーロッパ勢も点が取れなくなってきている。

そして今回南米勢が強い最大の原因は、高地に慣れているということじゃないだろうか。実際南米予選は、ペルーやボリビア、エクアドルなど2000メートル以上の高地で試合をしているからね。特にボリビアのラパスなどは富士山よりも高いところで試合をしている訳で、今回の南アの1500メートル程度では何ともないということなんだろうね。

まあいずれにせよ、南米の強さは本物だということだね。それと今日の試合の楽しみはイングランド対スロベニアだね。オシム元日本代表監督がイチオシするこのチームが決勝トーナメントに進むようなことがあれば、まさに大穴の存在になるだろうね。

しかしこのスロベニアはたった人口200万人の小国なんだよね。元は確かにヨーロッパのブラジルと言われた旧ユーゴスラビアの中のひとつなんだが、戦い方がうまいよね。オシムさんが目をつけるのも頷ける。

やっぱりオシムさんの眼力というのは凄いんだと改めて思った次第だね。彼が病魔に倒れなかったら日本代表はどう進化していたのかも気になるけどねえ。

まあとりあえずはデンマーク戦に勝ってもらいたいね。