期待されない方が気楽でいいかも？

いよいよワールドカップが始まるね。

今日の南アフリカ対メキシコ戦を皮切りに熱戦が繰り広げられることとなる訳だが、わが日本代表はというとこれが全くイケてない状況のようだね。

最後の最後まで迷走を繰り返している。フォワードの決定力不足が最大の課題なのは分かるが、岡田監督の決断力不足はそれ以上にひどいもののようだ。

来週の月曜日にカメルーン戦を迎えるわけだが、ここにきてもまだ泥縄の確認事項ばかりが続いているという感じだね。いろんな相手に対していろんなパターンで対応力を試すというのは、半年前にやっておかなければならないことだ。

それを今になって慌ててやっているということでは今まで何をしてきたのかということだね。結局岡田監督は、これまでの強化試合にしても、毎試合殆ど同じメンバーで同じ戦術ばかり繰り返してきた。そしてとどのつまりは、同じ結果しか得られなかった。

これは指揮官としての能力を問われても仕方のないことだ。岡田監督にも問題があったわけだが、その監督を続投させた協会にも責任があるだろうね。今更じたばたしても仕方のないことだが、あとは奇跡が起こることを祈るのみということなのかな。

最後の調整として世界ランク１１０位のジンバブエ相手に練習試合をしたわけだが、ここでも点を取れず仕舞い。本田選手を１トップに据えた攻撃も全く迫力なし。というかチグハグな攻めというものは何も変わっていないようだね。

相変わらず、ゴールを目の前にしていながらパスをしてしまう消極さ。３０分×３本で行われた試合だが、２本目にはメンバーをすべて入れ替えて中村選手が出場したが、彼も全く存在感が無かったね。あれじゃスタメンには起用されないだろうね。

彼がいつからなのか影が薄くなってしまったんだよね。本田選手が中村選手を無視するようになってからなのかな。とにかく組織プレーというものが姿を消してしまっているね。

あくまでもサッカー素人の考えで話させてもらうが、ゲームキャプテンは長谷部で頑張ってもらいたいね。そしてフォワードは森本を起用かな。やっぱり今見ていて彼が一番得点を取れる可能性が高い選手だよ。そして中村俊輔選手は、後半途中から起用という感じになるのかもしれないね。

まあそれよりなによりもシュートを打てということだよね。よくテレビなどで、標高が高くて空気抵抗が薄くボールが飛ぶということや、公式球がブレ玉が多いということを言っているけれど、いくら日本代表が今シーズンのＪリーグから使用していて慣れているとはいえ、シュートを打たなければそのボールの特徴を活かせないんだよね。

野球のナックルのように回転せず、どういうように変化するかわからない。だからゴールキーパーが物凄く取りにくいんだっていうけれど、所詮シュートを打たなければ関係の無いことなんだね。

殆どシュートを打てない日本代表なのに、マスコミでは本田が無回転シュートが得意だとかいくら言っても笑い話にしか聞こえないんだな。

逆にシュートをドンドン打ってくる外国のチームにこそ有利に働くよね。点を取るゲームなのに点を狙わないチームが勝てるわきゃないよな。

スポーツというものは結果がすべてであって、たとえそれがまぐれであってもいいわけだが、どうも今回ばかりはまぐれも期待でき無さそうな雰囲気だね。

来週の月曜日はまぐれや奇跡を期待しながらテレビ観戦といくしかないだろうね。逆に変に期待していないから気楽に見れるし、かえって選手も気楽にできるかもね。