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華やかな曲の裏には!

2010-03-26 15:30:13 | 話題 ニュース 
Louis Armstrong - When The Saints Go Marching In


聖者の行進 
日本では目にする事はないのですが、映画、テレビで葬儀の時6~7人でこの曲を演奏しながら歩く光景を何度か見たことがあります。華やかな曲で日本では考えられないでしょう。

3月25日中国新聞くらし欄に掲載 愛唱歌の風景、合田道人氏
リズミカルなデキシーランド・ジャズのナンバー「聖者の行進」。聖者は‘Saints’から‘サンタクロース’を連想する為か、クリスマスの季節になると流れてくる一曲だ。

しかし、この曲はそんな幸せで楽しい行進曲なんかじゃなかった。反対に葬式に使われていた曲だったのだ。

実は‘Saints’には聖者、聖人、という意味のほかに、死者という意味もある。日本でも亡くなった人のことを‘仏様’などと呼ぶ習慣があるからそれに似ている、つまりこの原題は「死者が行進を始める」、死者が天国に召されてゆくとされっるのだ。だが葬式なのになぜこんなに明るく楽しい歌なのか。

ここには黒人達の願いと悲しみ、現実がちりばめられていたのだ。黒人奴隷たちは死によって、それまでの過酷な生活から解き放たれる。永遠の命を授かる為に死は訪れると解すのである。

喜びに満ちた天国への階段を歌と踊りで盛り上げる。そんな歌として生まれていたのである。

今日の写真 春の花
フサアカシア


ベニバナ トキハ マンサク

コメント (2)
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