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舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

杉田このみさんの著書「アクション!」

2015-11-15 15:32:14 | 舞踊の営み
気をとりなおして、

(^。^)

今朝、馴染みの農家さんから電話で、「愛媛新聞に本が出とったぞ!」
との知らせ。

その本は、先週ひと足先にその農家さんにもお届けしていたもので、

タイトルが

『アクション! 地域を変える8人との対話』
著者が杉田このみさん。

松山出身の映画作家さんです。



えーと、
実は、
このみさんとは、数年前に墨田区の商店街イベントで初めてお会いして。
で、その時に、
僕はダンスを、
彼女はご自身の映像作品を、
それぞれ出展。

たまたま、通りがかりで見かけて、その映像の前で踊らせていただいたのがキッカケで、
その後も何度か上映会に呼んでいただいたりしながら、

いつぞやの夏休み。
このみさんの松山のご実家から、さらに祖父母のいらしてる睦月島にイベント仲間10人くらいで合宿に行ったりして!

それが、
実は、
いま僕の住んでる中島のお隣りだったりして。

(*^^*)

なぁ~んとなく、
いまの島暮らしの先取りを、このみさんから導いてもらってたのです。



そんな彼女から、
「本を出します。インタビューさせて下さい!」って話しがきて、

1年半くらい前に、中島で取材していただいた内容が、
じゃん!
こうして本になりました。

このみさん自身の「映画をつくる話」
と、
このみさんの映画制作で関わりのあった方々との対談「地域を変える8人との対話」
との、2部構成。

僕は、この対談集に参加させていただいてます。

いやー!その面々の多様なことっ、

テレビ
小説
舞踊
プラネタリウム
アート
コスプレ
戦史
文化人類学
と、さまざまな分野。

このみさんの実際の映画づくりの営みの中での、彼女のキーワード「故郷」や、そこからの「地域」といった話題に広がる。

映画と地域をからめたユニークな本です。



アトラス出版
定価:1300円(税別)
杉田このみ著
「アクション! 地域を変える8人との対話」

まだまだ書店では手に入りにくいですが、
メールなどでお問い合わせ頂ければ、お送りいたします~!

あ、あと、松山だったら、
シェアカフェ「晴れときどき…」の「ようさんBAR」でも取り扱ってます♪
*\(^o^)/*
お気軽にお問い合わせ下さいませね~。


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Facebookで見つけた、写真で、

2015-11-15 15:09:45 | 舞踊の営み
新聞の一面は、「フランス 同時多発 テロ」

それにからめて、
Facebookでは、自分の顔写真のアイコンに、フランス国旗を薄くトレースする、ってブームが起きてます。

「パリ市民の安全と平和を願うプロフィール写真を設定しよう」
ていうサービスです。

もちろん、やってる方々は、テロに対する哀悼の意をこめて。

なのですが、
なんとなく僕は、この写真の気分。



で、
実際に僕も自分のタイムラインに、この写真を投稿して、
こんなコメントをつけました。



「テロリスト」なんていなくて、
そこにあるのは人を殺すほどの暴力。

テロなんて言葉を使うのを、さっさと止めて。

なぜ暴力が生まれているのかを、僕は考えたい。
それを、
あえてFacebookで言うのも、変かなぁ。



パリ市民の安全と平和を願う、けれど、
なんとなくこの顔写真に国旗を重ねてるだけなのには、違和感。
なんでだろぉな~
って思いながら。

気付いたのは、
「フランス国家が、イスラム国?にテロリズムを受けた」のでは、ない。
ということ。

フランス国民がテロリストに脅かされた、
のではなくて、

「普通に暮らしていた、都会の人々が、国家規模の暴力にさらされた」
のだ、ということ。

(-_-)

フランス国家に対するテロリズムなら、
なんで、
エッフェル塔や、宮殿や、ルーブル美術館を襲撃しなかったのだろ。

そのテロリスト達の武器の出どころや、パスポートを荷物に入れたままのウッカリさんや、
自分の身を犠牲にするほどの高揚は、
何処から何から生まれて来たのだろう。

そう思ったのも、
最近の「イスラム国」の潤沢な軍備や資金は何処から来てるのかな?
アメリカがさんざん「イスラム国」に攻撃を加えていても、その勢力は拡がるばかりなのに、こないだロシアが攻撃したら、あっさり甚大な被害を与えられたのはなぜかな?

フランス国家とイスラム国(?)のお付き合いを見ていると、
今回は、テロリズムではなくて、国家規模暴力。

そして、

そんな「国家規模暴力」は、他の国々でも起きているのに、
あえて、フランスだけ。
このタイミングで、アイコンコラージュを提供しているFacebook。

いろいろと、根が深そうですなぁ~♪


ヽ(´o`;


普通に暮らしてた人々が、銃に打たれて死んでしまう悲劇。

この悲劇は、銃の引き金を引いてしまった「テロリスト」が生んだのではなくて、
その銃を与えた者、
普通の暮らしを捨て人に銃を向ける暮らしを強いてきた者、
そのような人々を都会の無防備な状況にさらしてしまった者、

それらは、「国家規模暴力」であって、
ここには、イスラム国(?)だけでなくて、フランス国家も含まれていて、さらには、Facebookがアイコンコラージュしてない今なお紛争が続く国々であって。

ゆえに、

「国家」対「テロリスト」
なんて見方やめて、
「普通に暮らしてる市民」対「国家規模暴力」

テロリズムだーって騒いでると、そこが見えなくなってします。
だから、
テロなんて言葉、さっさと使うの止めてしまえ。

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