舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

死ぬほどに愛して ツアー全日程

2012-07-27 16:50:38 | 客演
 
 
「死ぬほどに愛して」
各劇場への地図は、こちらからどうぞ!


死ぬほどに愛して 2012 ツアーサイト
http://sinuhodoniaishite2.tumblr.com/

各会場名をクリックすれば、地図・詳細がご覧いただけます。


2012年

7/27~29 東京

プロトシアター


8/1 名古屋

七ツ寺共同スタジオ


8/2 大阪

ロクソドンタブラック


8/4 姫路

カトリック姫路教会


8/5 松山

シアターねこ


8/7 鹿児島

マルヤガーデンズ


8/8 熊本

イタリア料理 Sazae


8/9 北九州

門司赤煉瓦プレイス


8/11 尾道

光明寺會館


8/12 神戸

神戸アートビレッジセンター
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「死ぬほどに愛して」本日初日

2012-07-27 13:24:31 | 舞踊の営み
 
 
いよいよ始まります。

荒馬の旅、第2弾。
さらにツアーへ。

まずは、本日。
プロト・シアターにて、19:00より。
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まもなく開演。

2012-07-15 16:20:39 | 舞踊の営み
スタジオ・ムービングアースです。

5時から開演。

出演順は、その場で決めてゆく未知。
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七墓巡り復活プロジェクト、今後の予定

2012-07-10 14:07:13 | 舞踊の営み
先の記事で紹介しました「大阪七墓巡り復活プロジェクト」
本番の8月15日に先がけて、イベント満載です。

大阪を「知る」側面と、そこに「参加する」かかわりと、「遊ぶ」楽しさと。

トークセッションの会場は、ココルームの向かい「カマンメディアセンター」を予定しています。


【七墓巡り復活プロジェクト、今後の予定】

2012年
7月22日(日)
第4回トークセッション&公開リハーサル~飛田墓地編(参加費2000円)
13:00~トークセッション「飛田墓地のゲニウス・ロキ(地霊)を語る」
15:00~飛田墓地跡へ移動
15:10~飛田墓地跡にて公開リハーサル
パフォーマーは、詩人、詩業家、NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)代表の、うえだかなよさんです。
16:00~ワークショップ「供養と遊びと巡礼2」 ファシリテーター:岸井大輔

第5回トークセッション&公開リハーサル~千日墓地編(参加費2000円)
19:00~ トークセッション「千日墓地のゲニウス・ロキ(地霊)を語る」
20:30~ 千日墓地跡へ移動
21:00~ ワークショップ「供養と遊びと巡礼2」で出た儀式を試しにやってみる


8月4日(土)
第6回トークセッション&公開リハーサル~蒲生墓地編(参加費2000円)
13:00~ トークセッション「蒲生墓地のゲニウス・ロキ(地霊)を語る」
14:30~ 蒲生墓地跡へ移動
15:00~ 蒲生墓地跡にて公開リハーサル
パフォーマーは即興楽団UDje()のナカガワエリさんです。

第7回トークセッション&公開リハーサル~小橋墓地編(参加費2000円)
19:00~ トークセッション「小橋墓地のゲニウス・ロキ(地霊)を語る」
20:30~ 小橋墓地跡へ移動
21:00~ 小橋墓地跡にて公開リハーサル
パフォーマーは、ダンサー、振付家の北村成美(しげやん)さんです。


実に興味深い、有機的に絡まった大阪の歴史を堪能できます。
まずは、お話しを聞きにくるだけでもっ!
ぜひ、いらしてくださいませ。


8月15日(水)七墓巡り当日。
詳細はFacebookで告知します。ぜひチェックを!

http://m.facebook.com/osaka7haka

問い合わせ
nanahakameguri@gmail.com
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茶遊びで公開ワークショップ・リハーサル

2012-07-10 07:12:44 | 茶遊び・おどり屋
 
 
今年8月のお盆に向けて、
大阪でユニークかつ大規模かつ密やかなイベントが進行中です。


題して、

【七墓巡り復活プロジェクト】

2012年8月15日(水)


「七墓巡り」とは江戸時代の大阪町衆の風習で、毎年、盆になると市中郊外の七墓を巡り、有縁無縁を問わず「同じ大阪に住んでいた町衆、先人ではないか」とその霊を慰めたもの。また江戸後期ともなると若い男女のデートコースとしても活用されたようで、町衆は自由闊達に「遊び心」を持って七墓巡りを楽しんだという。

「大阪七墓巡り復活プロジェクト」は江戸期の都市祭礼であった七墓巡りと、町衆の「遊び心」を130年ぶりに復活させようというもので、七墓跡において語りや詩の朗読、演劇、歌、ダンス、音楽といった7つの遊び心溢れるパフォーマンスによって、大阪の町衆の霊を慰めることを企画している。


つまり、この8月15日に、大阪市内各地にある古来の墓場跡にて七組のパフォーマンスが展開。
それを巡って観てまわる。という企画です。

「大阪七墓巡り復活プロジェクト」
http://m.facebook.com/osaka7haka
アサヒ・アートフェスティバル 2012 参加作品
http://www.asahi-artfes.net/program/2012/post-15.html



さてさて、
先日、7月8日には、このプロジェクトにむけての公開リハーサルに参加してきました。


2012年7月8日(日)

【第3回トークセッション&公開リハーサル~葭原墓地編】

木室陽一の担当は、葭原墓地(今の天神橋筋六丁目あたり)。
いまは繁華街のど真ん中ですが、
中世の頃のこの地は、海と河の合流点。岬の先端にあった墓地で、「沖向かい地蔵」というお地蔵さまが今も残り、海の近い土地であった事を示しています。
そこに河からの堆積物がたまり、湿地帯となって一面の葦の原であったことから「あしのはら」。「あし」を「よし」と読み替えて、「よしわら」となりました。

墓場はたいてい、都市と村の境目にあり、また生と死の出会いの場所でもあるため、そこは一種の無法地帯・禁忌をおかすエリアともなり、ここに人びとを案内する役目が今回の趣向。

ルールが通用しない事が肌身に感じとられ、死ぬ覚悟、死を覚悟する。

そこに近づくのに、恐怖と緊張ではなく、遊びと楽しみから導き入る。

縁あるところから、縁なきところへ。

開かれた無縁が、
わたしは、ここで生きて行く
という表明となりはしないか。

ゆえに、無縁仏と向かい合い、供養をする。

さまざまな歴史の表層に折り重なってきた、先人の・先人との供養の営みに触れることで、
ここで生きて行くという表明。

僕としては、
「私達はこれからも生き続けられるでしょう」としている前提に浸りきっている自分に気づき。
さて、そこからどうやって「生き死にに関わる切迫感」を取り戻すのか、が課題。
恐怖や痛みを伴うものでなく、
共感や行動を伴うやり方で。

導き、導かれるような。

なんて事を、
陸奥氏、岸井氏(この日は、Skypeにて参加)、岡本氏、さらに10名ほどのお客様とのトークセッションで感じた次第。

13:00~カマンメディアセンターにて
 
 
     


【公開リハーサル】

さて、その後。
「茶遊び」のスタイルによる公開リハーサル。

陸奥氏がこの日の主人。

用意していただいたのは「梅ようぎ茶」
要は、塩こんぶ茶ですね。さすが大阪。

カマンメディアセンターで、お茶をいただいて、
それから、駅に移動して地下鉄に乗って、
天神橋筋六丁目へと向かいます。

目指すは、「沖向かい地蔵」。

 
 
          


アーケードの賑やかな商店街のひとつ裏手の道。
駐車場と医院とに挟まれた一角に、地蔵さまはいらしてました。

たしか、陸奥氏からのオーダーは、
お客様一人一人にむけてのものでした。
興にふれ、皆に手渡した花の香りと、その朽ちてゆく臭いとが手に残りながらの踊り。

参加者のみなさんとの距離。
狂気をもとめつつ。
ぐるりとまわり、また地をも穿ち。
未解決を残したまま。ひとおどり。


さぁて、どぉだったのだろう?

その疑問を、ゆっくりと8月15日まで噛みしめたいと思います。


陸奥氏からは、「梅ようぎ茶」一袋。
また、参加して下さったお客様から、ルイボスティーを、いただきました!

 
 
              
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