不動

潮音寺にいってまいりました。

茨城県潮来市。
毎年、節分の鬼追い式に出演させていただいてるお寺は、
この震災により地盤が液状化をおこし、
敷地のほとんどの建物が傾いてしまいました。

参道にも穴があき、
危険な状態であるので、
廃寺にするしかない、とも思われていました。

存続させるにも、まだ有り様は定かではない。
けれど、まずは建物の中をきちんと片付けて
きれいにからっぽにして取り壊したい。


という話しが、こちらにも届き、
今日(23日)に片付け作業の手伝いに行ってきました。

といっても、
僕が到着した時には、折からの雨と強風で作業は終了。

6年6度の間お世話になった建物達に礼を伝え、
やはり失われる鐘堂の鐘を、ひとつ
ついてきて。


やくよけ不動のこの写真は、ちょっと傾け過ぎてますけど、
階段も欄干も崩れかかったこのお堂の中で、
不動明王はすっくとしていらして居ました。


　　　　　　


明日24日は
「まちあるきおどり」新宿編
2時からと7時から。
JR新宿駅南口改札に集合です。

導かれる動きを、とらわれず寄り所として。

まちあるきリハーサル

お客様役にお二方、お越しいただきました。

のに、

終わるとお客様が3名に増えていました。



今週末、4月24日「まちあるきおどり」新宿編のためのリハーサルです。

溌剌とした待ち合わせの人々に、帰宅時とは違う慌ただしさで行き交う人々。

その流れはあるのに、
乗れずにいる、
くぐり抜けてみる、
つかめずためらう。
ところから、
楽しみを見つけ出す、
かまわず遊ぶ、
遠慮なく、くぐり抜けてみる。

意外と街は寛容でした、との感想。

そして、
仕事で新宿に来ていたのに、
はじめから最後までついて見ていただいたお客様に僕は気づかぬまま、
行き止まりのような場所で終わる。


ぐるぐると
冷たい風と
暖かい空気とがまざる
その狭間にて
本日のセッションは終了。

　　　　　　　　　

かわらないものは何でしたか？

私が私である事
重力
体がある(痛みの感覚など)
接地点
見上げる月



この日のワークの最後では、青山通りに迫る水の壁を想像するところまでゆきました。

危機のただ中にある自分、と
日常に落ち着いている自分、と
その体感の違い
選ぶもの
進む方向
嗅ぐ香り
心に浮かぶ目的と、危機の中にある身体性とが受け取る世界。

常も非常も、
その両方を行き来してみる。


その作業の途中。
いまのここ、を確かめている最中に、
参加者のひとりから教えてもらいました。


都市の地下に潜む涌き水。


　　　　　　　


「コンテンポラリーダンスによる都市型農耕身体ワークショップ」
第1回目
2011年4月14日(木)
青山・東京ウイメンズプラザにて。

本日開催ワークショップ！

夕方6時半より。
青山の東京ウィメンズプラザにて。

参加費1500円（お茶付き）

これから毎月に1回ひらきます。
題して、


コンテンポラリーダンス
による
「都市型農耕身体ワークショップ」


ですっ！

まちあるきおどり「新宿編」ひょっこり開催っ！

まちあるきの季節になりました。
東京は、ぽかぽかうらうら春真っ盛り。


昨年9月・10月の「まちあるきおどり　中目黒編」に引き続き、
大都会・新宿にて開催。



「まちあるきおどり　新宿編」

2011年4月24日(日)
午後2時～／7時～（2回公演）
JR新宿駅南口改札に集合。
（改札を出て右手のお花屋さんを目安にお集まり下さい。）
参加費2000円。

出演：木室陽一(ダンス)



集合場所に木室陽一がいます。
もし本人の風体をご存知ない方は、ご予約いただければ詳しく集合方法のご案内をいたします。
「顔知ってるっ」という方は、ご予約不要です。

そこから、街を、ゆらりひょっこり。
ともに歩きながら、街の活力に浸ります。

雨天でもやりますょ。