舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

遅い報告と早い報告

2011-11-29 10:31:53 | ケイタケイs ムービングアース


ケイタケイ'sムービングアース・オリエンツスフィア
山形ツアー公演「二つの麦畑」無事に終了しました~

2週間前に山形テルサでの公演を終えて、
白鷹町でのワークショップでお会いした方々との意見も交換して、
好評のうちに帰京しました。

遅ればせの、ご報告。



そして、

この作品に限り参加していた福島哲彌氏より、皆さん(出演者)とのお別れの寂しさが今回は感じません、との所感をいただきました。
ら、
その思いは、ある予言となり。

「二つの麦畑」来年秋に、再びツアーを計画中ですっ!
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今日も出てます。

2011-11-15 17:41:47 | ケイタケイs ムービングアース
いつもの、のぼり。

やはり画伯による加筆版っ。

山形ツアー楽日、
まもなく開演ですっ!
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「二つの麦畑」白鷹町公演

2011-11-14 12:23:55 | ケイタケイs ムービングアース


画伯によるのぼり。
AYu:M用に下の部分を加筆したバージョン。


昨年5月に「創作畑の日記」で訪れて以来、1年半ぶりです。
会場の白鷹町文化芸術交流センターAYu:M(あゆーむ)は、音楽ホールとギャラリー、ワークルームが併設された施設。

その音楽ホールが会場です。
このホールの舞台に椅子を並べて客席にして、もとの客席スペースを演技空間にしてます。

こんな感じ。

   

ちなみに客席からの眺めは、こんな様子。

   


舞台の奥(普段は客席の後方)が丸くゆるやかなカーブになっていて、
天井が高く、音響抜群!
演技空間に立つと、円筒の中にいるみたいで、
なかなかよい気分です。

 
その音の行き渡る響きと
のびのびと杖を振り上げられる筒の下から
上を見上げ、
囲われている自分らを思う。



それにしても、
とてもパフォーマンス向きで「いい空間ですね~」と、現地のスタッフの方もしみじみおっしゃっていて。


昼の公演一回だけじゃ、もったいないな~
夜にもうひと公演開きたいほどでした。


        


また来たいな~


2011年11月13日(日)14:00より
山形県白鷹町、AYu:Mホールにて。
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山形新聞11 月10日「二つの麦畑」に寄せて

2011-11-13 01:33:21 | ケイタケイs ムービングアース
斎藤朋


「変化に富んだ群舞」
悲喜劇と詩情
ダイナミックに描く


 「人は一粒の種にすぎない。自分がどんな花になるべきか日々感知し、見つめ、気づき生きれば、自分の生成すべき花がわかるだろう。植物はみごとに間違えずに自分の行く先を知っている」(ケイ・タケイ)。
 激動の20世紀、芸術としてのダンスも大きく変貌した。バレエ、モダンダンスといった主流に対し、ケイ・タケイが米国に渡った1960年代は、ポスト・モダンダンスという既存のテクニックや物語性をつかわない、反舞踊が勃興した時代だった。
 その双方の影響を受けながら、東洋から来た小柄な女性舞踊家ケイが、孤独を深め、公園の枯れ葉を来る日も来る日も踏みしめながら自身の踊りを模索した日々。そうした格闘の中で、1969年、まったく独自の創作が始まった。現在、Part34まで続く「LIGHT」シリーズだ。
多国籍のメンバーと生成りのインド綿の衣装で、主流のダンスや反舞踊にも抗しながら、近現代のダンスの在りようとは違う、もっと根源的なムーブメントとしての世界を創造。それは、既成のダンスともパフォーマンスとも肌合いを異にする「ムービングアース」としか形容できない世界観だった。
 今回の「二つの麦畑」も、農民たちが、種を植え、麦穂を刈り、肩にかつぎ、投げ渡す。息を合わせた、また変化に富んだ群舞に満ちている。ときにつえが耕作具となり、地を踏み、跳躍、こもりうたをうたう。そのすべては集団であり、畑や村での耕作と儀礼の一年を通じたいとなみの躍動を彷彿とさせる。
 ただし、いつの世も牧歌に平和でいられるわけではない。男とおんながいれば自然と愛欲は生まれ、欲望はまた支配や富の収奪、破壊へと発展する。
 〈光〉は、闇のただ中にあるから希望の道しるべとなる。ヒトが人となり、社会を持った太古から、生産と共同、善と悪から逃れることなく生きていかなければならない宿命。そんな人類の営々と続く個と社会の狭間の悲喜劇と詩情がダイナミックに描きだされる。
 踊りには言葉がない。抽象化された表現だ。だからこそ、自分の生と体験が生き生きと照らしだされてくる。おのおのが自由に感じとればいいのだ。長年田畑や山で仕事をする人が多くいる地域では、都市以上にゆたかな実感と想像力に恵まれた観客が多いことを私は知っている。

(アートプロデューサー、山形市出身)
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ムービングアース山形ツアーへ!

2011-11-12 09:17:22 | ケイタケイs ムービングアース
これから、バスで山形・白鷹町まで。

予想どおり、
車がまだ到着しません~

珍道中始まりはじまり!
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