舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

さくら の その にっぽん

2010-10-26 10:28:54 | いま やってます


来月11月17日から23日にかけて、演劇公演に出演します。

プロダクションは4年前の「アンナ・フィアリングとその子供たち」からの継承。
タイトルが、


「さくら の その にっぽん」


です。

この企画、
さまざまな要素が絡み合っていて、何から紹介してよいものやら。



なので、まずは、キーワードから。



構想4年

多和田葉子

ひらがな

イスラエル

女性演出家

7人の俳優と7人のムーバー

シアターΧ




詳細は、またあらためて。
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「まちあるきおどり」レビュー

2010-10-19 00:40:09 | 舞踊の営み
先日の「まちあるきおどり」中目黒編にご来場いただいたお客様、

写真家の淺川敏さんのサイトに、
公演の感想と、素敵な写真とをアップしていただきました。


http://www.tosh-a.com


ぜひ是非、一見下さいませ。
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午後のワーク@原宿~渋谷

2010-10-18 18:25:01 | ワークショップ


さほど寒くもなく、日差しもやわらか、爽やかな午後。



今日のテーマは空間へのリスペクト。

いまいた場所から、どの方向にどんなはやさで踏み出すか。



行く人の流れに、そのドラマを読み取る。

その人の動きを定めている事はなんだろう。

空間から受け取る事のできる物事。
意識的・無意識的なやりとり。


芽生えさせたもの、芽生えさせなくしているもの。

そこに見えてくる、自分と世界との繋がり。




そんな事を語りながら、渋谷までおりてゆき、
途方に暮れる。
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プレイ

2010-10-17 22:02:45 | 東京の条件 work編


「まちあるきおどり」中目黒編、2010年10月15日夜の回(8回目ラストの公演)


続々と集まるお客様。
中目黒編ラストの回の盛り上がりの予感。



共に歩く。とか、突然に場所が現れる。とか。
一緒に居つつ、そこから飛び抜ける衝動が、出たり入ったり。

気ままに、気ままに。

静けさならば、静けさのままに。
取り逃がしたならば、失われるままに。
浮かんでは消える。
やはり引き返して、戻ってもみる。



まわりのすべてを取り込んで、
まわりのすべてを恐れさせる事なく、
足の細かな幅も、胸からの大空への投げかけも、共に。
そこにあるものばかりになる。

そんな舞踊に行きつけないものか。




やはり見失いを感じ。

ここから改めて始めるならば。

人の波と流れから、抜け出し、抜け出て。
渡り続けるように。
くぐった土と鉄板の角に立ち。
まわる。
まわる。まわる。まわる。
街を背負って立つような、だいそれた事は、さておき。
足の幅に正確に、まわる。
うねって、とんで、踏みならす。きちがいだ。

格好をつけたつもりはないのだけれど、
納めは丁寧であって。

そして、見えないところに消え去りたい。




       
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ゆきとまり

2010-10-16 13:06:22 | 東京の条件 work編


「まちあるきおどり」中目黒編、2010年10月15日昼の回(7回目)


うすぐもりに度々晴れ間がさし、爽やかな午後。

心地好い風に癒され、
こんなパフォーマンスを心がけようと思うところに、
思いがけないお客様が次々と現れ、ますます気分も盛り上がる。


工事が進み、少し広くなった改札口には集まる人々も混み合うこともなく。

軽く明るく、街に飛び出す。


広場を巡り、
広場に降り立ち、
商店街へと繰り出す。

癒しよりも活気の街は常にアップなテンポで。
う~む、からだがついていかない。
歩く街のリズムよりも、風はもっと勢いなのか、もっと穏やかなのか。


その風に揺れるコスモスは、静けさをそこに留まらせる。


甘い香りと電車の音。

解放を求めているつもりが、
その事に囚われ、
かえって息ぐるしくしている。
トンネルをくぐり、
坂を登りつめる。



自分には何も得られなかったような行き詰まり感とはうらはらに、

見渡す景色は、
向かう電車と、ぬける空と、そこらにそびえる建物とで、
今まで出会わなかった広さでした。
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