「まちあるきおどり」中目黒編、2010年10月15日夜の回(8回目ラストの公演)
続々と集まるお客様。
中目黒編ラストの回の盛り上がりの予感。
共に歩く。とか、突然に場所が現れる。とか。
一緒に居つつ、そこから飛び抜ける衝動が、出たり入ったり。
気ままに、気ままに。
静けさならば、静けさのままに。
取り逃がしたならば、失われるままに。
浮かんでは消える。
やはり引き返して、戻ってもみる。
まわりのすべてを取り込んで、
まわりのすべてを恐れさせる事なく、
足の細かな幅も、胸からの大空への投げかけも、共に。
そこにあるものばかりになる。
そんな舞踊に行きつけないものか。
やはり見失いを感じ。
ここから改めて始めるならば。
人の波と流れから、抜け出し、抜け出て。
渡り続けるように。
くぐった土と鉄板の角に立ち。
まわる。
まわる。まわる。まわる。
街を背負って立つような、だいそれた事は、さておき。
足の幅に正確に、まわる。
うねって、とんで、踏みならす。きちがいだ。
格好をつけたつもりはないのだけれど、
納めは丁寧であって。
そして、見えないところに消え去りたい。