舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

やるねぇ~福井地裁!

2014-05-22 08:09:55 | 原発差し止め訴訟
この2年間。僕も「裁判所」ってのに通って、
佐賀にある玄海原子力発電所の差し止め裁判に参加してきました。

ウチの裁判も、人格権・生存権を主張の基盤にして、危ないものはアブナイから止めようや。て話しをしてきたのです。
でもって、
この単純な判断に、今まで裁判所はノッてこなかったんよね~

σ(^_^;)

そこを、
僕ら玄海原発訴訟の原告団は、ちょびっとずつ。この2年をかけて裁判所への意識改善を求めてたんよね。
(ちなみに被告の、国はオレ関係ないし、九州電力は福島の事はシラナイ、オレ達はちゃんと仕事してます、って態度)
↑ 本当にこのままの事を、裁判所でアッケラカンと主張するので、見ててびっくり!
おもろいわぁ~♪


そこを!

今回の福井の地方裁判所は、大飯原子力発電所の稼働に対して、

『被告は原発が電力供給の安定性・コストの低減につながると主張するが、極めて多数の人の生存そのものにかかわる権利と電気代の高い安いを並べて論じる議論に裁判所は加わらないし、その当否を判断すること自体法的に許されないことである。また、原発がCO2削減に資するものとの主張に対しては、福島第一原発事故はわが国始まって以来の最大の公害、環境汚染であることに照らすと、運転継続の根拠とするのは甚だしい筋違いである。』

って、
しっかり明言してくれてますっ!
(=゜ω゜)ノ
福井地裁、かっこいい~!
でもって、はっきりこう提示した判決は、すげ~!!のです。

論旨は、僕らの裁判とほぼ同じ。
いま、原告数7500人あまりで、かなり大規模にコトを進めてるので、
きっと、福井地裁の判断にも影響したはずっ。

あと、このおかげで、他の原子力発電所の稼働停止への大きな足掛かりとなりまする。

玄海原発差し止め訴訟も、
そのタタカイの仕方が、スマートで面白いですよっ!
http://no-genpatsu.main.jp/index.html
このリンクから、過去の「意見陳述書」や、「準備書面」の数々がご覧いただけます。
ひとつひとつの、仕上がり具合がとても高いレベルです。

こっちも読んでみてね~
面白いですよっ!
*\(^o^)/*
にしても、福井地裁、かっこええ~!!
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秋晴れのもと、佐賀地方裁判所へ

2013-09-27 11:20:43 | 原発差し止め訴訟
「原告になりました。」
原発差し止め訴訟日記:009


今日は、これから佐賀へ。


最近は、Facebookの方でばかりレポートをしていて、このブログでの紹介が滞ってました。

え~と、前回の記事は、10月だぁ。
およそ1年ぶりの、ご報告。


「原発なくそう!九州玄海訴訟」の、第六回裁判です。

なんと、今回の時点で、原告は総勢6751名!!
まだまだ参加できます、こりゃ本当に一万人の原告集まるなぁ。

昨年の6月から始まって、1年と3ヶ月。
本日の意見陳述は、
福島県相馬市でスーパーを経営してらした、中島考さん。
と、
長崎でピカドンを受け被爆された、川原進さん。

真剣な意見陳述には、いつも胸を打たれます。
裁判ですもの、
本気です。

前回は、僕らが、国に対して原発差し止めを請求する正当な理由がある事を主張。
今回は、原子力発電所が事故を起こした時の被害について、それか甚大であり、僕らの生存権・人格権を脅かすものである事を主張。

でもって、
次回12月からの裁判では、被告、九州電力と国、の反論が展開されます。

おもしれ~
いってきまぁ~す!

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「テロリストだ~!」

2012-10-31 23:33:40 | 原発差し止め訴訟
「原告になりました。」
原発差し止め訴訟日記:008


って、叫ばれてしましました。

ある方と話しをしていて、この12月のスケジュールの話題になり、
僕が原告で関わってる裁判がある、なんて事を伝えると。
先の発言、
「テロリストだ~!」

どんな偏見なんだっ。
て事はさておき、
その、国や電力会社を相手取って裁判してる、という状態のイメージがこの一言に現れているのは確かで。
僕はそれを否定したり反論したり訂正したりするよりも、
そのイメージが、
「面白い」
と、感じたのです。


こんな無邪気な発想こそが、
これから付き合ってゆく相手。


さてさて、第三回弁論は12月7日。
それまでに、どんなイメージが生まれるやら。
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きたきゅうしゅう地区げんこくだん、けっせい~

2012-09-02 21:23:18 | 原発差し止め訴訟
 
 
「原告になりました。」
原発差し止め訴訟日記:007


北九州地区原告団結成。

ちゃんと書けば、こうなりますが、なんか堅苦しいですねぇ。

この日はその結成総会。

きちんと式次第に従い、
「北九州地域原告団規約」の採決、
「北九州地域原告団役員」の決定(暫定版)、
その後、
原告団代表挨拶、
運営委員、事務局長、事務局次長、らの自己紹介、
さらに、
初の原告団会議、情勢報告や、9/21の第二回弁論に向けてのバスツアーの話し合い(費用・停車集合場所を決めたり)、
最後に、
「がんばろー!」を皆で連呼。


次回の会議は、11月中旬です。



ちなみに、
今の北九州地区の原告数。

門司区:37名
小倉北区:51名
小倉南区:98名
八幡東区:43名
八幡西区:74名
若松区:48名
戸畑区:22名
遠賀・中間地区:32名(僕はこの中の一人!)
京築地区:55名
下関地区(未集計:4~5名?)

田川・直方・筑豊は、北九州地域ではなく、別の地区としての取り扱い。


あとは、えぇと、
8/31の第4陣の提訴組が671名。
これで、今のところ、総原告数が4923名になりました~。



さて。


原告はゆくゆくは10000人規模にまで拡大したいところ。
そのための具体的な議題は、なし。

他の地域の現状も、わからず。

先の6/15の第一回弁論での、国と九電の答弁。これをどう受け止め、次に向けてどう対応していくのか、も話し合われず。

会の運営を、カンパ以外で、どうまかなうか、なんて議題もあらわれず。


なんだか、ユルいなぁ。
もっと、バリバリやる事があるはずで、
わしわし話し合いが行われるものだと思っていました。

が、

僕は大事な事が、わかっていませんでした。

「原告団には弁護士は含まれない」のです。
いままで、弁護士の皆さんの開いた会議やイベントに参加して原告になったつもりでした。
が、
弁護士の皆さんは、あくまでも「代理人」。
原告主体でなければ、物事は進まないのです。

いまごろになって気づく能天気さ。



弁護士「先生」方を頼りにするのでなく、
「自分でやる」。
その方が、ピリリと引き締まって、楽しい気がするなぁ。

と、発想の転換に気付いた会でした。



2012年9月1日(土)10:00~
男女共同参画センタームーブ 5階 大セミナールームにて。


そおいえば、
この同じ部屋で、6月8日に北九州市によるガレキ受け入れ説明会があり、
行ってみたけど、
定員を理由に門前払い、閉め出しされたなぁ。

さて、どおする北九州市?
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明日は北九州地区原告団会議

2012-08-31 18:26:24 | 原発差し止め訴訟
「原告になりました。」
原発差し止め訴訟日記:006


いろいろな出来事が、絡み合って、ついついご報告が滞ってます。

前回の第一回弁論(6/15の記事)の報告もしてないのに。
あっという間に、
今日は第4陣原告の提訴でした。
佐賀地方裁判所にての提訴行動に、山本太郎さんも応援に駆け付けてくれた、との事。

詳しくは、原告団のホームページからも、ご覧いただけます~

「原発なくそう!九州玄海訴訟」ホームページ

現在、総原告数4923名っ!
お~。



原告の規模を全国にまで広げて、1万人規模にするのも目標。

明日は、その北九州地区原告団会議に行ってきます。

そうしてこの9/21(金)には、第二回目の裁判。ようやく僕も当事者として参加する(権利のある)裁判です。



それまでに、
この、いまひとつ、ぼわ~んとした全体像を把握しておきたいな~。
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