舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

茶遊び覚え書き@新今宮

2012-06-18 23:16:35 | 茶遊び・おどり屋
 
 
カマンメディアセンターに集合。

ちなみにお向かいは、有名なココルーム。
ここの常連の方による茶遊び。


この地は、昭和初期の名人棋士・阪田三吉の活躍した場所。
ゆえに「王将」
 
封をきったばかりの「王将」をいただく。
新茶である。

その名人棋士の話しを聞きつつ、今日おどりをみたいとの指定の場所は、新世界・フェスティバルゲート前。

すでに囲われて解体作業中のフェスティバルゲート。
そのまわりをぐるり巡る。

たどり着いた、交差点に向かう、きわ、で踊る。



いただいたお茶を一口

はだしになり
足の感覚を確かめながら
下と上とを繋げる

何事もなく過ぎる自転車の警官がお二方

通りの向こうには
工事に待機する作業の人々

僕は気づかなかったが
先には月も出ていたようだ


      


主人である依頼主は、解体されゆくフェスティバルゲートへの、鎮魂・レクイエムを思っていたようだ。

僕は、まったく違う思いから、着ていた衣装のジーンズのレクイエムを考えていました。


お尻に、あんな穴があいてちゃねぇ。



いただいたのは、
封をきった残りのお茶、全部。
です。


2012年6月6日(水)
大阪・山王:カマンメディアセンターにて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする