きもの和らいふスタッフブログ/札幌を中心に北海道で振袖をレンタル&販売の日々

大正元年創業の老舗呉服店とは思えない(◎_◎;)スタッフのゆるーい日常を綴っています。

本手じゃないと

2016年04月30日 | 日記
事業部のHです。

お天気悪いですけど、
高校ん時の友達と、
キモノでランチの約束をしておりまして、

雨、嵐の日でも、
濡れること、汚れることを心配せずに
着られる焼肉専用キモノ
着て行きます。
・・・焼肉専用キモノとは、
会社の宴会で焼肉の比率が高い
和らいふです
キモノで焼肉に行けるよう、
紅花紬で専用のキモノを作ったんです。
焼肉のタレが飛んでも目立たない
茶系で、当然、ガード加工済みです。

で、帯は、先日、友人にお下がりで貰った
綴れの帯なのですが...

前の柄が出ない

友人はアンティーク好き
着付は京都流...
古い帯は前の柄が、片側にしか付いてません
(最近の帯は、ちゃんと、どちらで結んでも
柄が出るように作られています。)

私の着付は東京流...

帯結びには関西巻き(本手)と、関東巻き(逆手)があります。
帯の巻き方が、関東と関西では、右巻き、左巻き、
全く逆回りなのです。

帯は二つに折って、
わを下にして胴に巻きますから、
片側にしか柄が無いということは、
(友人とは巻き方が逆の私には、)
前の柄が出ませんっ

超ひっさしぶりの、本手にチャレンジ
いつもと違う動きをするのは、ホント大変
苦労しました。