まほろばジャーナル。

趣味と道楽のみちくさ話し

第30号:福島、玉梨温泉共同浴場に行く!

2006年06月26日 | ■旅行・温泉/東北


第27号からの続きです。

八町温泉共同浴場を後にし、玉梨温泉共同浴場に向かいます。と言っても野尻川のすぐ対岸にあるため、雪道でも歩いて5分もかかりません。さっきまでやんでいた雪もまた降り始めてきました。



温泉近くの民家の庭先に一本の柿の木が。良く見るとぶら下がった木札に「ご自由にどうぞ」と書あります。なんて平和な光景でしょう。

民家先の奥まった場所に倉庫風の建物があります。どうやらここが玉梨温泉共同浴場のようです。外見からして農機具小屋といった風情です。知らない人が見れば、まさかここが温泉小屋だとは思わないでしょう。



中に入ると正面に寸志入れ、左右それぞれに脱衣所が分かれています。長方形の湯舟は快適人数2~3人の小さなもの。なんの細工もない、まさに温泉を楽しむだけのシンプルな施設。風情という点では八町温泉に劣りますが、また違う渋さがあります。



温泉は八町温泉と一部同源泉のため同じような浴感です。外を歩いて冷えた体も炭酸効果ですぐにポカポカです。正月で地元の方は家でゆっくりしているのか、後にも先にも訪れる人はなく、静かに温泉を楽しみます。

充分に玉梨温泉を堪能し、次はどこへ行こうか迷いますが、協議?の結果、只見川沿いの大塩温泉へ行くことに。

まだまだつづく。

玉梨温泉共同浴場
福島県大沼郡金山町玉梨湯ノ上2781-1
電話:なし

※炭酸水素塩泉
※入浴協力金100円以上


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