まほろばジャーナル。

趣味と道楽のみちくさ話し

第93号:旬菜遊膳あつみへ行く。

2007年03月31日 | ◎和食
久しぶりにあつみに行って来た。普通の飲み屋さんに比べて値段は張るが確実にうまい物が食べられます。前回来たのは昨年の11月。伊勢海老の刺身が悶絶するうまさでした。季節によってメニューが変わるので今回は春の味覚を求めやっとのことで予約をとりました。ところが、かるーくイヤな思いをすることに。



この日は金曜、店内は“セッチー”風のおばさま方、女性連れのサラリーマン、中年夫婦、団体さんなどなど年齢層は割と高め、雰囲気的にも男同士で飲みに行く店ではないかも。



まずはBeer。お通しはホタルイカの沖漬け。



かもつくねと春野菜の温サラダ。



刺身の盛り合わせ(一人前)。
左からホタテ、イカ、うに、?、?、ほたるイカ、?。
7品のうち3品は名前分からず。。



たらの芽とうどの天婦羅(天然)。焼き椎茸。



新じゃがの唐揚げとさよりの骨せんべい。



桜海老の焼きかまぼことあさりの卵とじ。



和牛サーロインとふぐのヒレ酒。



土鍋ごはん(約40分かかります)

この日、奥の座敷は団体のお客さんが陣取り厨房はかなり忙しそう、自分達や他のお客さんも含め頼んだものがなかなかこなかったり、忘れられたり。。おまけにサイコーに非常識なおっさんが大声でケータイで喋りまくり。「バカヤローお前何やッてんだ!」とか「そういうことじゃないどだろコノヤロ」とか挙げ句に「なに?」「なにっ?」「何言ってるか聞こえねーんだよ!」などど店中にひびきわたる罵声に、雰囲気ブチ壊し。話が聞こえねーならお前が外に出ろっつーの!!!かなりムカツイた。常連のお客っぽく、店の人はなぜかスルー。それもどうかと思います。残念。



帰りはその日満開と発表された夜桜を見に駿府公園へ。



その日から始まった駿府祭り。舞台右端の人物は、元珍走団(←最近は暴走族のことをこう言うらしい)として有名な宇梶剛士さん。なぜか餅まきが始まり、ワイフと僕で3つ確保。なんとか家族分とれました。



夜桜と提灯が彩りを添え静岡の夜は今日も更けていきます。

旬菜遊膳あつみ
住所:静岡市葵区鷹匠1-2-8
電話:054-272-5100
訪問:07.3月下旬
定休:日曜日・第3月曜日

※二人で16,240円



第92号:予防接種へ行く!

2007年03月30日 | 家族の出来事


五ヶ月になった坊の予防接種に行って来た。
病院に入った時からいつもと違う様子に気付きはじめた坊。
ちなみに今日も女の子に間違えらる。。



先生の前に座ると緊張はピークに!あきらかに怯えた様子。
消毒をしてついに注射!
おっ?前回の予防接種の時は消毒の時点で大泣きしてしまったけど今日は頑張って我慢してる。



と思ったのもつかの間、みるみる顔がゆがんで。。



大爆発!

第90号:うなぎ専門石橋へ行く!

2007年03月23日 | ◎うなぎ屋
急にうなぎが食べたくなって伊可麻さん近くの満嬉多へ走った。ところがその日はすでに店じまい。暫し考え、何度か名前を聞いたことのある石橋へ行くことに。



場所は東名取り付けの家具店「ニトリ」のすぐそばです。思っていたより大きな店で休日の遅い時間にしてはお客もたくさん。つまみや飲み物以外は「鰻の一本焼き定食」のみのイサギのよい店です。



今年初の葉生姜にビール。そうこうしてるとうなぎちゃんの登場。



でーん。

写真の色目も悪いですがとても人間様が食べるものには見えません。。ちなみに写真左下の黒いモノはうなぎちゃんの頭です。



皮がパリッと身がフカフカ、あまり口にしたことがない食感。見た目とは裏腹に結構いけます。タレが若干甘過ぎな感じもしますが許容範囲。メンパに入ったごはんもすすむくん。大盛りにできることを知らずに途中でご飯追加してもらいました。ちなみにワイフは頭も食べようと果敢に挑戦してましたが固くて食べれないとのこと。

うなぎ専門 石橋
住所:静岡市駿河区西中原1-6-13
電話:054-281-5432
訪問:07.3月下旬
定休:無休

※鰻の一本焼き定食 2,350円

第89号:ぼたもちと生しらす

2007年03月21日 | ◎その他の食
今日はお彼岸、墓参り行脚の帰りにぼたもちと生しらすを買いに行って来ました。



まずはぼたもち。西平松にある小松屋さんです。駄菓子屋と雑貨屋と和菓子屋が一緒になったような店で、和菓子類は一日に数パックしかつくらない売り切れ必至の店です。



どーん。

なんとも愛嬌のあるぼたもちです。ちなみにこの「ぼたもち」という名称、今では年間を通じ「おはぎ」と通しているお店が多いですが、実は季節によって呼び方が変わります。

春 → ぼたもち
夏 → 夜船
秋 → おはぎ
冬 → 北窓

なーんて知ったかぶりをしてますが私も今日始めて知りました。
詳しくはコチラ→http://allabout.co.jp/career/dictionary/closeup/CU20010905/



そして次は生しらす。
ちなみに今日は生しらす解禁日。ということで朝から予約をいれときました。こちらは150号線沿いの長島和男商店。私が勝手に贔屓にしてる店です。生しらすはもちろん、桜海老や干物などの海産物の加工、販売の店。



ん~。たまらんです。
2ヶ月の禁漁期間中、指折り数え解禁日の今日を待っていたとです。



でーん。

生しらすはやはり生姜醤油に限ります。ではいただきまーす。

小松屋
住所:静岡県静岡市駿河区中平松214
電話:054-237-6700
※日によってまんじゅうだったり、大福だったりします。

長島和男商店
住所:静岡市西平松245
電話:054-237-1265
※生しらすは500円のパックと1,000円のパックがあります。



第88号:静岡パルコがやってきた。

2007年03月20日 | お祭り・イベント

静岡にもついにパルコがやってきた。

写真はグランドオープン当日の3/15日とオープン後初の週末だった17日のものです。



グランドオープン当日は平日にも関わらず2,000人が列をなしたとのこと。実際東海軒のほうまで長い列ができていました。



おそらく静岡中のメディアが駆けつけんではないでしょうか。



オープニングイベントとして沼津出身の千野志麻アナや「不倫は文化」で有名な石田純一の元恋人、長谷川理恵さんも登場。間近でみるとやはりキレイですね。



紙吹雪が舞い、いよいよオープンです。早くから並んでいた人達が一気に流れこみ暴走気味のおばさんがどさくさに紛れ横入り、闘牛のように突進するおばさん、必死で阻止する係りの人。その攻防もオープン当日の風物詩のようでなぜか微笑ましいです。



全体を見て一番目を引いたのが左の花装飾。生花とフェイクの混ぜものでしたがなかなか見事。なんでも今、花装飾業界はグロリオーサが大変流行してるようでここでもしっかり使われてました。これはもしかしてオリンピックの表彰用ブーケも手掛けた村松さんの作品じゃないでしょうか?



館内は白が基調。おされです。



かなりのお客さんでしたが自分達も含め9割は見物客といった感じでした。テナントが発表された時は勝手に予想していたセレクトショップなどが入ってなく正直がっかりしましたがB1のデリチカは使えるかも。パルコ進出を機に静岡の中心街が商業都市として成熟してくれればいいんじゃないかと思います。


第87号:初宮参りと健康祈願。

2007年03月19日 | 家族の出来事
浅間神社へお宮参りに行って来ました。



寒い冬を避けお宮参りをここまで引っぱってきましたが当日は寒風吹きすさぶ極寒の日。ここ最近寒い日が続いていますが1月、2月にやったほうが暖かかったかも。。

まずは写真館で撮影。なすがまま、なされるままの坊。坊一人で1カット、その後、ワイフと私と坊で1カット、最後に両親と僕らと坊で1カット。計3カットの予定でしたが、途中で坊が大泣き。何度か仕切り直しても泣き止まないため、昼飯休憩後やっと最後まで撮り終えました。坊くんお疲れ!

その後健康祈願へ。20名ほどの人たちと一緒にお祓いを受けました。それぞれ案件?が違うらしく家内安全、交通安全、健康祈願の3本立て、一緒くたで行われたご祈祷は厳かな雰囲気と言いたいとこですが自分の息子を含む数人の赤ちゃんの大合唱となりました。

次のイベントは端午の節句。シックスポケットの坊がうらやましい。

第86号:離乳食と大人の食べ物。

2007年03月18日 | ◎甘味


もうすぐ5ヶ月を迎えようとする坊に離乳食を試みた。今日のメニューはイチゴをすりつぶしたものを素湯で薄めたもの。最初はご機嫌だった坊も。。



スプーンを使って口に含ませるとこの表情・・・。どうやら坊のお口に合わなかったようです。



そして我々大人は渋い顔の坊を横目に順孔のケーキで至福の時間。



左:ミックスフルーツデラックス版(450円)右:日替わり気まぐれロール(320円)



左:ラフランスのクラフティ(420円)右:島田地鶏のこだわりシュークリーム(200円)

ごっつぁんでした。

※順孔は54・70・79号参照

第85号:comme des poissons(コム デ ポワソン)へ行く。

2007年03月13日 | ◎フランス料理
南町に2年程前にオープンしたコム デ ポワソンに行って来た。できたばかりの頃、一度ランチを食べに来たが、ほとんど記憶はナシ。ディナーは今回が始めてです。ちなみに中田のナガフサの系列店だそう。

お店のweb siteより↓

“ほとんど魚料理”の意味を持つ名前の通り、静岡の新鮮な食材、魚貝を中心に使用したフレンチベースのお料理と、豊富に取り揃えたワインを、カジュアルにもフォーマルにも、様々なスタイルでお楽しみいただけるレストランです。

だそうです。



お店は、静岡駅の南口から歩いて3分ほどのひっそりとした場所にあります。ディナーは3,980円、5,000円、7,000円の3コースの他に予約が必要な10,000円、12,000円のコースがあります。今回頼んだ5,000円のコースはプチオードブル→オードブル→魚料理→肉料理→デザート→飲み物と続く構成。プチオードブル以外は数種類のものから選べるプリフィクス形式。



まずはビール。
フレンチなのにまずはビールを頼んでしまうビール党の悲しい性。



プチオードブルはホタテの薫製と林檎のなんとか。



パンは普通においしい。
おかわりできると思って何度か頼んだけど実はおかわりは出来なかったのかも。



オードブル。

左はワイフが頼んだ鮮魚のカルパッチョ。右はフォアグラのポアレ(プラス800円)。フォアグラのポアレ、サイコーに美味しかったです。まったりこってりなのに全くくどくない、木苺も添え物として凄く合っていた。



ビールを二杯飲んでやっとワイン。(裕次郎のものまねの)ゆうたろう風に色、香りを楽しみます。銘柄忘れましたがかなり美味。もうすこし入れてくれると嬉しいんだけど。。 写真は全く口をつけていない状態です。



魚料理。

左はワイフが頼んだハマグリのなんとか。右はブイヤベース。店名からして魚料理は相当期待してましたが味付けが淡白かな?とは言っても全く許容範囲。



肉料理。

左はワイフが頼んだ和牛ほほ肉のなんたら。右は和牛サーロイン(プラス800円)。まずまずかな。



デザート。

左はワイフが頼んだバナナのなんたら。右は三種類のシャーベット。白いシャーベットは見た目と違い濃厚バニラでかなり美味。



紅茶で〆。ごっつぁんでした。

私の服装もかなりカジュアルでしたが、店のサービス、接客もかなりカジュアル?でした。。 ただ料理は各々しっかり美味しかった。また行きたい店になりました。ちなみにこの店1月下旬にシェフが変わったようです。以前行かれた方は、また違った感想を持たれるかも。本店のナガフサにも折を見て行ってみたいです。

comme des poissons(コム デ ポワソン)
http://commedespoissons.com
住所:静岡市駿河区南町2-14
電話:054-283-3535
訪問:07.3月初旬
定休:日曜

※二人で14,280円(奉仕料5%込み)
※感想はあくまでも私見です。
※料理名は記憶を辿っているためかなり曖昧です。


第84号:平山温泉 龍泉荘へ行く!

2007年03月12日 | ■旅行・温泉/静岡県
平山温泉へ行って来た。

以前来た時は、ワイフが同浴となったおばあさんに家まで送ってくれとせがまれ、なぜか北安東まで送って行ったことがある。車中は、おばあさんの半生の語りべの場と化しなかなか波乱万丈の人生を過ごされたようで、平山温泉へは週に数回バスで通っていると言う。そんなことを思い出しながら車を走らせた。今思い出したが八幡平でもバスを間違えたという兄ちゃんにヒッチハイクを頼まれ麓のスキー場まで送ったことがあったっけ。そういう自分もその昔、ヒッチハイクして河口湖から静岡市内の自宅近くまで乗せてもらったことがあったなぁ・・・。



平山温泉は静岡市内では唯一と思われる湯治宿の面影を残す貴重な宿。昭和33年の開館だそう。



週末はかなり混雑し、駐車場も満車。20分ほど待ちました。



車を停め旧勾配の階段を降りていくと古い建物が見えて来ます。玄関前には小さな橋と池には鯉、開館当時はすごくハイカラだったことが想像できます。



玄関を入ると巨大かつ微妙な犬の置き物?がお出迎え。B級っぽさも随所に見受けられます。



帳場と掛け時計。先代が吟詠の名手だったらしく、コンクールの賞状が沢山並んでいます。



引き戸をあけると細長いスペースに脱衣棚があります。



ここは温泉の上級コースと勝手に位置づけてます。まずトイレが俗に言うボットン便所。私は入ったことがありませんがワイフ曰くいろんな意味で相当な気合いがないと入れないとのこと。それから脱衣所がなぜか臭い。これは是非とも改善してもらいたい切実な問題ですね。次に石鹸、シャンプー、カランも無し。これは硬派な感じで好感がもてます。そんなこんなで決して万人受けする温泉ではありませんが泉質や風情などマニア受け必至です。



タイル製の湯舟は簡素で合理的なつくり。まん中の黒い塊は溶岩石でそこが湯口となっています。湯口を囲むように湯舟内に壁があり3段階の熱さに調整されています。



岩石の上には飲泉用のコップも置かれ口に含むとまろやかな薄い玉子味。単純硫黄泉だけあり浴感もサッパリしています。源泉が16℃と低温のため過熱はしていますが加水、循環ろ過も無しの立派な温泉です。難をあげれば湯量が少ないためお湯がよごれやすく、おすすめは湯が新鮮な午前中。

先にも書きましたが決して万人にお薦めできる温泉ではではありませんが、本物の温泉を求める人であれば行って間違いはないでしょう。おばあさんの人柄もよく湯上がりのおしゃべりも楽しいです。

平山温泉 龍泉荘
泉質:単純硫黄泉
住所:静岡市葵区平山136-2
電話:054-266-2461
訪問:3月初旬
定休:?

同じ日の午前、井川方面へ行ってました。土曜の夜中に冷たい雨が降ったので山がは雪かと思い車を走らせましたが、まったくその気配はありませんでした。



富士見峠は全く雪なしで拍子抜け。そこから見える山からして1,700m以上が雪だったようです。



リバウェル井川はすでに今シーズンの営業を終えひっそりとしています。羊や小ヤギは日なたぼっこ。



県民の森を過ぎると落石箇所をとおり雪もでてきました。



笹山登山口の駐車場を過ぎ、牛首峠の手前で左上写真のような状態に轍は完全消え冬期、車が入ったのはここまでのようです。少し歩くと、昨日の雨はここでは雪だったようで新雪もうっすら残っています。

静岡で見る雪はこれが最後だと思われます。史上最高の暖冬とも言われた今年の冬、静岡では全国に先駆け今週中には桜が開花するようです。