八ヶ岳を構成する山のひとつ、硫黄岳中腹に標高日本一(2150m)の野天風呂があるという。静岡からは日帰りでも行ける距離なので温泉フリークとして行かない訳にはいきません。
ということで行ってきました本沢温泉。地図で確認すると静岡からはほぼ真北に位置します。距離はそう遠くないですがほとんど下道を通るため時間は結構かかります。静岡→R52→中央道→R141→松原湖→小海リエックス→稲子湯→本沢林道入り口までは車で約4時間。そこから先の林道は四駆車のみ通行可という標識もあり、とんでもない悪路でたいがいの人は林道入り口で車を停めて歩きです。ここから本沢温泉まで2時間ちょい。しっかーし、その先の車停めまで行けば徒歩は1時間ですみます。私の車は一応四駆。とはいえ滑ったときにようやく働くダメ四駆。しばし考えた末、文明の利器に頼ることにします。
噂では聞いていましたが林道は物凄い悪路です!四駆うんぬんよりも地上高が重要と思えます。※バースト注意!道幅も狭くジムニー同士でもすれ違いは困難と思います。私が行った時は運良く対向車はありませんでしたが、もし対向車があったらどうなっていたでしょう?あの道をバックで進むのは無理だと思われます。行かれる方はご注意を。距離はかなり長く感じますが2km位です。
やっとの思いで車止めまでやってきて驚きです!なななんとアコードが停まってるではありませんか!こんな悪路を頑張って走ってきた沼津ナンバーのアコードに乾杯です!ひとしきり感動に浸り。ここからは人力(徒歩)で進みます。
道幅は1.5mほどあり勾配もゆるく登山というよりハイキングといった風情です。途中かもしか氏に遭遇し思わずパチリ。要所要所にあと○分といったような表示が出ているので目安にもなり迷うこともないでしょう。
そんなこんなでやっと山小屋につきました。朝4時前に出発し9時過ぎの到着です。隣接する売店で入浴料を払います。ここからさらに5分ほど歩くと野天風呂に到着です。
ガレ場を下り辿りついた野天風呂“雲上の湯”は斜面にへばりつくようにあります。沢が増水でもしたら簡単に流されてしまいそうな簡素なつくりです。公式HPによるとphは2.3とかなりの強酸性ですが、浸かってみるとそれほどハードな感じはありません。ただなぜか入った瞬間にお湯につかった部分だけが見事に真っ赤になるのが不思議です。硫黄泉らしくさっぱりしたいいお湯です。床下の自然湧出のようですが、湧出量はさほど多くはなさそうです。湯舟も以外と小さいためちょうどバランスのとれた造りではないのでしょうか。
自然のなかに人工物はこの湯舟だけ、脱衣所も屋根もあるはずがありません。女性にはかなり入りづらいと思われますが、すぐ横には沢が流れ硫黄岳も大きく望め日本一の標高だけありロケーションは最高です!しばし良泉を堪能し山小屋に戻り今度は内湯に入浴します。
本沢温泉の山小屋内は増改築をくり返したとおぼしき跡が多く見られ雑然とした感じです。目指す内湯は小屋内でも一番奥の方に位置しています。
内湯は野天とはまた違う風情があって素晴らしいです!おまけに泉質も全く違います。保温のため湯舟には木製の蓋がされていますが一枚ずつ蓋をとりはずしていくとお湯の表面に温泉成分が油膜のように漂っています。これも成分が豊富な証拠ではないのでしょうか。ちなみにこちらは男女別、女性も安心して入浴できます。
本沢温泉は野天風呂が標高日本一ということもあり野天にばかり目がいきがちで、せっかくここまできたのに内湯には入らないで帰る方も結構いるようです。がしかし、小屋の奥でひっそりと佇む内湯は泉質もよく風情もあり最高です!本沢にきたら是非内湯にも入浴することをお薦めします。
ここには初夏と晩秋に一度づづ訪問しましたが、次回は是非、雪の季節にボードを背負って訪れたいと思います。帰りの林道は滑って降りれば相当楽しそうです。
本沢温泉 http://www.mountaintrad.co.jp/honzawa/
長野県南佐久郡南牧村海尻国定公園内
現地直通、電話:090-3140-7312
入浴料:野天600円 内湯800円
※タオルと入浴記念券付き
ということで行ってきました本沢温泉。地図で確認すると静岡からはほぼ真北に位置します。距離はそう遠くないですがほとんど下道を通るため時間は結構かかります。静岡→R52→中央道→R141→松原湖→小海リエックス→稲子湯→本沢林道入り口までは車で約4時間。そこから先の林道は四駆車のみ通行可という標識もあり、とんでもない悪路でたいがいの人は林道入り口で車を停めて歩きです。ここから本沢温泉まで2時間ちょい。しっかーし、その先の車停めまで行けば徒歩は1時間ですみます。私の車は一応四駆。とはいえ滑ったときにようやく働くダメ四駆。しばし考えた末、文明の利器に頼ることにします。
噂では聞いていましたが林道は物凄い悪路です!四駆うんぬんよりも地上高が重要と思えます。※バースト注意!道幅も狭くジムニー同士でもすれ違いは困難と思います。私が行った時は運良く対向車はありませんでしたが、もし対向車があったらどうなっていたでしょう?あの道をバックで進むのは無理だと思われます。行かれる方はご注意を。距離はかなり長く感じますが2km位です。
やっとの思いで車止めまでやってきて驚きです!なななんとアコードが停まってるではありませんか!こんな悪路を頑張って走ってきた沼津ナンバーのアコードに乾杯です!ひとしきり感動に浸り。ここからは人力(徒歩)で進みます。
道幅は1.5mほどあり勾配もゆるく登山というよりハイキングといった風情です。途中かもしか氏に遭遇し思わずパチリ。要所要所にあと○分といったような表示が出ているので目安にもなり迷うこともないでしょう。
そんなこんなでやっと山小屋につきました。朝4時前に出発し9時過ぎの到着です。隣接する売店で入浴料を払います。ここからさらに5分ほど歩くと野天風呂に到着です。
ガレ場を下り辿りついた野天風呂“雲上の湯”は斜面にへばりつくようにあります。沢が増水でもしたら簡単に流されてしまいそうな簡素なつくりです。公式HPによるとphは2.3とかなりの強酸性ですが、浸かってみるとそれほどハードな感じはありません。ただなぜか入った瞬間にお湯につかった部分だけが見事に真っ赤になるのが不思議です。硫黄泉らしくさっぱりしたいいお湯です。床下の自然湧出のようですが、湧出量はさほど多くはなさそうです。湯舟も以外と小さいためちょうどバランスのとれた造りではないのでしょうか。
自然のなかに人工物はこの湯舟だけ、脱衣所も屋根もあるはずがありません。女性にはかなり入りづらいと思われますが、すぐ横には沢が流れ硫黄岳も大きく望め日本一の標高だけありロケーションは最高です!しばし良泉を堪能し山小屋に戻り今度は内湯に入浴します。
本沢温泉の山小屋内は増改築をくり返したとおぼしき跡が多く見られ雑然とした感じです。目指す内湯は小屋内でも一番奥の方に位置しています。
内湯は野天とはまた違う風情があって素晴らしいです!おまけに泉質も全く違います。保温のため湯舟には木製の蓋がされていますが一枚ずつ蓋をとりはずしていくとお湯の表面に温泉成分が油膜のように漂っています。これも成分が豊富な証拠ではないのでしょうか。ちなみにこちらは男女別、女性も安心して入浴できます。
本沢温泉は野天風呂が標高日本一ということもあり野天にばかり目がいきがちで、せっかくここまできたのに内湯には入らないで帰る方も結構いるようです。がしかし、小屋の奥でひっそりと佇む内湯は泉質もよく風情もあり最高です!本沢にきたら是非内湯にも入浴することをお薦めします。
ここには初夏と晩秋に一度づづ訪問しましたが、次回は是非、雪の季節にボードを背負って訪れたいと思います。帰りの林道は滑って降りれば相当楽しそうです。
本沢温泉 http://www.mountaintrad.co.jp/honzawa/
長野県南佐久郡南牧村海尻国定公園内
現地直通、電話:090-3140-7312
入浴料:野天600円 内湯800円
※タオルと入浴記念券付き