第30号からの続きです。
玉梨温泉共同浴場を後にし、次に向かったのは大塩温泉の共同浴場です。R400を北上し只見線の会津川口駅前でR252を左折。その先は只見川とJR只見線に並走するように西に向かいます。
只見の冬は雪深いです。昔、新潟県側の奥只見丸山スキー場に行ったことがありますがこのスキー場、雪が多過ぎて1月初旬から3月下旬は閉鎖されてしまう、なんともアンビリーバボなスキー場です。昔、織田裕二君が主演した「ホワイトアウト」という珍作がありましたが奥只見ダムがモデルだったと聞いたことがあります。
そんなことはよしとして車を走らせます。ここまで来ると走っている車も少ないですが、たまに出会う軽トラックは、雪道にも関わらずもの凄いスピードです。毎度のことですが雪国の方の運転は、感心させられる点が多く、カーブなど、スリップしながらちゃんと曲がっていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/d3/408a88dfac7f3a4177b4be622d5ee867.jpg)
そうこうしているうちに大塩温泉に到着です。R252から只見川のほうへ少し入った分かりづらい場所にあります。公民館風の建物は一見してそこに温泉があるとは思えません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/71/2e20372140a9e148a5cb3ca9040f13b4.jpg)
中に入ると誰もいないようでひっそりとしています。休憩所でしょうか畳敷きの部屋や古いマッサージ機、HOT SPRING LIBRARYと名前のついた蔵書スペースもあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/ab/3be31c09b1ef25d01890dc44291762c4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/eb/a594f0a03c1158cb4b963dc101426048.jpg)
温泉は長い階段を下った先にあります。中に入ると想像どおりのいい雰囲気です。湯船も床も赤土色に変色し、成分の濃さを感じます。投入量も結構豊富で湯船の縁から溢れだしたお湯は、無造作に開けられた壁の穴からすぐ裏手の只見川に流れ落ちていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/84/594ac056b9e8ae139f797eaa89938336.jpg)
飲泉用のコップが置かれていたため口に含んでみると、強い金気と塩味+微炭酸です。それにしても山深い土地にも関わらず結構な塩っ気があるのは驚きです。壁に貼られた注意書きには、「お湯の中で入れ歯を洗わないでください」とあり思わず笑ってしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f6/89c326edbe239a2c3ea086a7f21e0e3e.jpg)
同浴のお客さんもいないため窓を全開にすると、風に乗ってきた綿雪がポタポタと体につき、なんとも気持ちがいいです。
隣の女湯からは強い訛のある地元言葉が聞こえてきます。後から妻に聞くと近所のおばあさんと同浴になったそうでいろいろと話をしたそうです。お正月で孫娘が帰省してきたこと、30~40年前に一度だけ静岡に来たこと、いつもこの温泉に入って体を暖め、家に帰って水戸黄門を見るのが一番の楽しみだそうです。地元の人に愛される温泉はやはりいいもんです。
その日3湯目ということもありいささか疲れてきましが、次は滝沢温泉の民宿松の湯さんのお湯を貰いに行くことにします。
つづく
大塩温泉共同浴場
福島県大沼郡金山町大字大塩字休場3103-1
電話:なし
時間:4月-10月 7:30~21:00/11月-3月 8:30~20:30
※含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
※入浴協力金200円以上
※12:00までは非加熱(源泉温度38℃)
※訪問日06.1月初旬
玉梨温泉共同浴場を後にし、次に向かったのは大塩温泉の共同浴場です。R400を北上し只見線の会津川口駅前でR252を左折。その先は只見川とJR只見線に並走するように西に向かいます。
只見の冬は雪深いです。昔、新潟県側の奥只見丸山スキー場に行ったことがありますがこのスキー場、雪が多過ぎて1月初旬から3月下旬は閉鎖されてしまう、なんともアンビリーバボなスキー場です。昔、織田裕二君が主演した「ホワイトアウト」という珍作がありましたが奥只見ダムがモデルだったと聞いたことがあります。
そんなことはよしとして車を走らせます。ここまで来ると走っている車も少ないですが、たまに出会う軽トラックは、雪道にも関わらずもの凄いスピードです。毎度のことですが雪国の方の運転は、感心させられる点が多く、カーブなど、スリップしながらちゃんと曲がっていきます。
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そうこうしているうちに大塩温泉に到着です。R252から只見川のほうへ少し入った分かりづらい場所にあります。公民館風の建物は一見してそこに温泉があるとは思えません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/f9/45f98de2c1809e655338acf3ed93c329.jpg)
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中に入ると誰もいないようでひっそりとしています。休憩所でしょうか畳敷きの部屋や古いマッサージ機、HOT SPRING LIBRARYと名前のついた蔵書スペースもあります。
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温泉は長い階段を下った先にあります。中に入ると想像どおりのいい雰囲気です。湯船も床も赤土色に変色し、成分の濃さを感じます。投入量も結構豊富で湯船の縁から溢れだしたお湯は、無造作に開けられた壁の穴からすぐ裏手の只見川に流れ落ちていきます。
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飲泉用のコップが置かれていたため口に含んでみると、強い金気と塩味+微炭酸です。それにしても山深い土地にも関わらず結構な塩っ気があるのは驚きです。壁に貼られた注意書きには、「お湯の中で入れ歯を洗わないでください」とあり思わず笑ってしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f6/89c326edbe239a2c3ea086a7f21e0e3e.jpg)
同浴のお客さんもいないため窓を全開にすると、風に乗ってきた綿雪がポタポタと体につき、なんとも気持ちがいいです。
隣の女湯からは強い訛のある地元言葉が聞こえてきます。後から妻に聞くと近所のおばあさんと同浴になったそうでいろいろと話をしたそうです。お正月で孫娘が帰省してきたこと、30~40年前に一度だけ静岡に来たこと、いつもこの温泉に入って体を暖め、家に帰って水戸黄門を見るのが一番の楽しみだそうです。地元の人に愛される温泉はやはりいいもんです。
その日3湯目ということもありいささか疲れてきましが、次は滝沢温泉の民宿松の湯さんのお湯を貰いに行くことにします。
つづく
大塩温泉共同浴場
福島県大沼郡金山町大字大塩字休場3103-1
電話:なし
時間:4月-10月 7:30~21:00/11月-3月 8:30~20:30
※含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
※入浴協力金200円以上
※12:00までは非加熱(源泉温度38℃)
※訪問日06.1月初旬
外さなければいいのかなあ?
東北あたりの共同湯に行くとこんなおじいさんホントにいるよね。
浴室内で横(トド)にならないでっていう注意書きも見たことあるし・・・。