まほろばジャーナル。

趣味と道楽のみちくさ話し

第259号:笊蕎麦つど野へ行く。

2009年01月31日 | ◎蕎麦
つわりのワイフを家に残し、昨年足繁く通った「笊蕎麦つど野」へ。



一人で来るのは初めて。いつもは座敷で食べるけど今日はテーブル席へ。小雨の安倍路はとてものどか。



いつものように焼き味噌と蕎麦2枚。うまい。うますぎる。1枚目は、蕎麦だけで食べて、汁をちびり。また蕎麦だけを食べて汁をちびりを繰り返し、ヘンテコな食べ方で通す。二枚目は普通に頂く。



間違いなく今年も何度も通うだろう。



帰り道、足を延ばし高松のD&DEPARTMENTへ。雑貨のフロアを物色。店員さんの話だとレストランは3月頃メニューの刷新をするらしい。前回食べた時の印象は微妙だったけどその頃また行ってみたい。坊の土産に昔懐かしのビスケットを買う。

笊蕎麦つど野
住所:静岡市葵区津渡野514-2
電話:054-294-1005
営業:11:00~15:00 ※売り切れ次第終了
定休:月曜日
駐車:有
※もり840円※焼みそ210円
※合計1,890円

第258号:弁慶に行く。

2009年01月30日 | ◎和食
本日は会社を休んで病院へ。その後一度帰宅し、坊を実家に預け、ワイフと紺屋町の弁慶へ。つわり激しく、寝たきり状態のワイフとは久方ぶりの外食。これから迎える妊婦生活は苦労も多い、スタミナをつけてもらわねば。



弁慶は紺屋町にある和風肉料理屋。水曜と金曜は日替わりが「網焼きステーキ」でこれがキョーレツにうまい。普段もそこそこ混んでるがこの両日は店の外まで人が溢れるほど激混みとなる。サラリーマン諸氏が引く13時過ぎに店到着。さすがにこの時間になると並ばずに入れる。不覚にも誤って写真を消してしまい写真は↑2枚だけ。ご飯と味噌汁と(写真にはないが)ステーキに添えられたキャベツはおかわり自由でなんと800円!味もいいうえにCP良すぎ!上質な肉とニンニク風味のタレで大盛りのごはんもぺろりといける。間口が狭く場所もわかりづらいが一度行ったら何度でも通いたくなる店。



その後、田町の静鉄ストアへ。ヴィノスやまざきには置いてなかったがここにはあった!グレイス甲州2007。「色調は、輝きのある淡いレモンイエロー。ディスク、涙共にしっかりとしてる香りのボリュームは、やや強く、柑橘果実や鉱物的なミネラル香に付け加え、燻したようなスモーキーな香りが混ざり合う。味わいは、キリッと引き締まった酸味と舌先に感じるわずかな甘味が調和し、アフターに綺麗な苦味が口の中に広がりを見せる。スムーズな口当たりで優しい甲州ワインです。第5回 ジャパン ワイン チャレンジ シルバーメダル、最優秀国産ワイン賞受賞第10回 ジャパン ワイン チャレンジ トロフィー最優秀甲州・最優秀日本ワイン賞受賞。」←中央葡萄酒(株)web siteより。
TVで見て前から欲しく、買い求めた。↑上にあるとおり柑橘系の香り豊かで辛口でキリッとした飲み口。

弁慶
住所:静岡市葵区紺屋町13-6
電話:054-273-9292
営業:昼11:30~14:00 夜18:00~22:30
定休:日曜日、祝日
駐車:無し
※網焼きステーキ800円
※二人で1,600円

中央葡萄酒(株)
※グレイス甲州2007(限定35,000本) 1,890円(750ml)

第257号:病院へ行く。

2009年01月30日 | 家族の出来事
今日は会社を休んでワイフと坊と病院へ行ってきた。産婦人科です。そう、ワイフ懐妊です!その兆候があってから今日で3度めの通院となりますが、心臓が鼓動しているのがエコーではっきりと見ることができた。ちなみに現在身長3cm。病院を出てその足で保健所に行き母子手帳を貰う。ちなみに坊の予定日はワイフの誕生日と同じだった(実際は1週間ほど早く産まれた)けど、次の子の予定日は、私の誕生日の3日後。第二子は予定日より早く産まれると言うし、もしかしたら誕生日が同じになるかも。



男でも女でも元気に産まれてきてくれさえすればどちらでもいいのだが、先生氏に聞いたところ9割の親は生まれる前に性別を聞くらしい。最近はエコーも鮮明だし3Dで見れたりするので聞かなくても分かってしまいそうだが、次の子の性別はあえて聞かずにおこうと考えている。それが自然の流れかと。とにかくあと7か月、先は長いが家族でこの時間を大切にしたい。

第256号:梅ケ島温泉へ行く。

2009年01月25日 | お出かけ。静岡県内
年末の乗鞍旅行ですっかり雪が好きになった坊が、チンチン(自転車)に乗ってうき(雪)を見に行きたいというので梅ヶ島まで行ってきた。自転車はキツイので車で出発。坊と二人だけの遠出は初めてだけどチャイルドシートに乗ってほどなくして寝てくれたので助かった。



なんとなく予想はしてたけど雪は全然ナシ。冬場は閉鎖される安倍峠への林道のゲート前でようやく雪発見!



雪に枯葉をまぶして遊ぶ。



用水路に雪を落として遊ぶ。



そして、温泉街の「いちかわ(旅館)」へ。



日帰り入浴。ここは梅ヶ島温泉では珍しい源泉かけ流し。加温はしてるが梅ヶ島温泉特有のヌルスベの浴感を楽しめる。日曜の夕方に訪れる人も無く貸切状態。親譲りか坊も温泉が好きらしい。



留守番のワイフへの土産はコレ↑安くてうまいエクレール。帰りは坊の好きな青葉公園のゴロゴロ動くオブジェとライトアップされた常盤公園の噴水を見ながら帰宅。今日もいい一日だった。

第255号:卯乃木へ行く。

2009年01月24日 | ◎蕎麦
藤枝の山間においしい蕎麦屋があると聞いて出かけてみた。



林道みたいな道を抜け、向かった先は滝ノ谷川の上流、卯乃木という蕎麦屋。



道を挟んだ目の前は川、周りは山。人通りも車通りもほとんどない里山にその蕎麦屋はあった。



1時間待ちもざらと聞いていたけれど、ちょうど数組のお客が出てきたところで、店内は私たちだけの貸切状態だった。店内は店というより家の中の一室といった感じ。小物や掛け軸などがセンスよく配置され、なかなかいい設え。外は寒いが、部屋の中は日差しが気持よく、静かでポカポカ。思わず昼寝でもしたくなる



品書きは、このとおり↑。うどんもある。




↑せいろ(天付き)。天ぷらは結構なボリューム。舞茸、むかご、エリンギ、海老、芋、名前のわからない葉っぱ系数種類の内容。天つゆか塩で頂く。いろんな種類があるのは嬉しいが、ちと油切れが悪く胃にもたれる。そして蕎麦。蕎麦切りは、風味良く、のど越し、コシ、味とも良く、非常にバランスがいい。汁は、あまり口にしたことのない味、例えるなら醤油にみりんを加えたような味?鰹系の風味は感じない。初めは気にならなかったが、汁はどうも自分の口にはあわなかった。というか蕎麦切りと汁との相性があまり良くない印象を受ける。



まだお腹に余裕があったので田舎も頼む。好みではせいろだが、こちらもかなりレヴェル高し。ただ汁がやっぱり合わない。



せっかくなのでデザートも頂く。バニラの下にはコーヒーゼりー。蕎麦湯はどろどろのポタージュ系でとても美味しい。



お店と川を挟んだはす向かいにはこんな建物も。左の写真は吊り橋(かなり老朽)。それを渡ると右写真の建物。もともとこの土地にあったものでは無く安倍川上流、梅ケ島の古民家を移築したものらしい。こんな建物も自然と調和してしまう長閑な里山風景だった。

卯乃木(うのき)
住所:藤枝市瀬戸ノ谷11658-2
電話:054-639-0878
営業:11:00~売り切れ次第終了
定休:火曜・第2第4水曜
駐車:有
※せいろ(天付き)1,575円
※田舎840円
※デザート(数量限定)315円
※二人で合計5,460円

第254号:今日の出来事。

2009年01月18日 | お出かけ。静岡県内
ワイフ体調不良のため、今日も坊と二人でお出かけ。向かった先は社会科の教科書でおなじみの登呂遺跡



登呂遺跡は現在工事中のため入場区域が制限されていた。



左:古い高床式倉庫。右:新築の高床式倉庫。高床式倉庫と言えばねずみ返し。新しくなっても(当たり前だけど)ねずみ返しは健在。



大型高床式倉庫。柱の脇の坊と比較すると大きさがよくわかる。



竪穴式住居。藁ぶきと見せかけコンクリート製の物もあったりする。



中は真っ暗。坊が「こわない(怖くない)」と言うので一緒に中へ入ってみる。悠久の時の流れを感じなくもない。



次は、マッケンジー邸へ。



昨年行った富士屋ホテルを思い出すクラシックなつくり。



続いて久能海岸で砂遊び。今日も楽しい一日でした。

第252号:「ごろんごろん」と「じゃーじゃ」

2009年01月12日 | お出かけ。静岡県内


午前、上足洗の厄除地蔵尊天昌寺へ。ワイフは今年本厄。前厄の祈祷時に頂いたお札を返納し、祈祷をしてもらう。ちなみに祈祷料は4,000円。写真には写ってないがもの凄い人。



昼飯は、曲金の豊月堂へ。久しぶりに来たがこちらも凄い人。実家では昔からパンは豊月堂と決まっていたので懐かしい味。



遅い午後、坊と二人でチャリンコに乗って出かける。向かった先は坊曰く、ゴロンゴロン(青葉公園の動くオブジェ)とジャージャ(常盤公園の噴水)。坊はこれが大好き。



帰りはワイフのお土産を調達にキルフェボンへ。赤いフルーツタルトと黒イチジクのタルト。帰宅してテレビで相撲観戦。やっぱりヒールがいるほうが盛り上がる。

キルフェボン
住所:静岡市葵区両替町2-4-15
電話:054-205-5678
営業:11:00~20:00
定休:無休
駐車:有
※赤いフルーツタルト 598円
※黒イチジクのタルト 787円

第251号:佳肴へ行く。

2009年01月11日 | ◎その他の食
ブログの記事は無いが、年末日頃お世話になっている某氏よりアルポルトのランチに誘われ、一番高いコースをご馳走になってしまった。お礼を兼ね、前から気になっていた小懐石+鉄板焼きの店「佳肴」に行ってきた。エントランスは(若者が行く方では無い)クラブ風。中からママでも出てきそうだがここは中田本町の住宅地。事前にしっかりチェックしないと迷いそうな立地。



中に入るとお店の人は暖簾の奥。誰も出てこないので勝手にカウンターに座る。休日の夜、客は8割位の入り。店内はUの字型のカウンターが中央にあり、それを取り囲むように数卓のテーブル席がある。よくいえばシンプル悪く言えば少しばかり殺風景な空間。メニューは単品の他に確か事前予約が必要なコースが2通り、当日OKなコースが2通りと記憶している。我々は「ちょっと贅沢おまかせコース」をお願いする。前菜→椀物→造り→揚げ物→煮物→特選→メイン→食事→デザートといった構成。メインは魚介系、肉系の5種類から選び、物によって若干値段が変わる5,500円~6,300円のコース。



前菜は、蟹の飯蒸し。椀物は、蛤の真丈と新筍の博多。博多ってなんだろう?



造りは、黒鯛の刺身。次は揚げ物の順番だがなぜか煮物が来た。煮物は、すっぽんの茶碗蒸し。



揚げ物は、ホタテ。特選は、ローストビーフとフォアグラ。



カウンターは、このライブ感がいい。



某氏が頼んだメインは、特選黒毛和牛のヒレステーキ。



私は、サーロイン。どちらも宮崎牛らしい。



食事は、鯛飯・味噌汁・香の物。



デザートは、5種類ほどの中から選べる。写真は林檎シャーベット。これで全て。

総じてどれも美味しかった。ただ気になる点が二つ三つ。同じコース内の別の料理で味の非常によく似たソースが使われていたこと。また、別々の料理で隠し味として使われている素材が同じものだったこと。あとは値段もそこそこなのでもう少しサービスに力を入れるべきと思います。以上。

佳肴
住所:静岡市駿河区中田本町21-28サンシティオ中田ビル1階
電話:054-288-4339
営業:昼11:30~14:00 夜17:30~23:00
定休:水曜日 第1木曜日
※ちょっと贅沢おまかせコース+ビール×3、グラス白ワイン×1、グラス赤ワイン×2
※2人で合計15,800円

第250号:赤石温泉白樺荘に行く。

2009年01月10日 | お出かけ。静岡県内
発達した南岸低気圧の影響で9日は東京で初雪を観測。ここ静岡では冷たい雨も山では雪になった模様。雪と聞くと出かけたくなるのは、温暖な気候で育った者の性か私だけか。翌日の10日井川方面に出かけてきた。途中雪をバックに記念撮影をする家族を何組も見かける。



井川の降水量から推測してドカ雪を期待して出かけたが、横沢便所を過ぎても全く雪が現れない。結局富士見峠のちょっと手前から雪がチラホラと行った具合。このあたりの雪は表面がクラストしていたため夜半は雨だったのかも。



リバウェル井川スキー場まで足を延ばす。



山間部といえどもなかなか雪の降らない静岡で奇跡のように存在しているスキー場。今シーズンも12/23オープン予定が雪不足で大幅にづれこみ、本日(10日)やっとオープンしました。11時の時点で車は20台弱。出だしはなかなか厳しいようです。去年行った時の様子。



スキー場を後にさらに北上していくと森の中にかもしか発見!この辺にはたくさんいるので実はそんなに珍しくない。50mの距離をおいてしばし対峙。



県民の森を過ぎていばらく行った場所でタイヤの跡が消えた。そこからノートラックの道をしばらく進むも途中で折り返す。



次に向かったのは赤石温泉の白樺荘。本来ここが目的だった。井川の最終集落を過ぎると日向は乾燥路、日影は凍結路にはっきり分かれる。



到着したのは14時ころ。静岡市街からは二時間半ほど。



相変わらずいい味だしてます。



源泉は、東河内温泉(源泉)。かけ流し、加温有り、加水無し、塩素消毒無し。こんな素晴らしい温泉だか施設老朽化のため営業は2009年の6月中旬までの予定。7月(予定)からは新施設で営業するらしい。



現在の場所から畑薙ダム方面へ1kmほど北上した畑薙ロッジのすぐ手前に新施設の建設現場が。



白樺荘に貼ってあった新施設の建設概要は下記のとおり。

名称:静岡市南アルプス赤石温泉白樺荘
場所:静岡市葵区田代1110-5(畑薙ロッジの道を挟んだすぐ手前)
敷地:面積15,689,57m²(井川財産区からの寄附)
建物:木造一部鉄筋コンクリート造平屋、延床面積994,65m²
温泉:男女大浴場・露天風呂、多目的風呂
休憩:大広間28畳×2間
宿泊:定員26人(2人部屋×7室、4人部屋×3室、全室洋間)※4人部屋は2段ベット
食堂:座席数40人程度
営業:(日帰)10:00~18:00(4~11月)10:00~17:00(12~3月)火曜休み
営業:(宿泊)宿泊当日10:00~22:00、翌日7:00~10:00
料金:(日帰)12歳以上500円、6歳以上12歳未満200円
料金:(宿泊素泊まり)12歳以上4,000円、6歳以上12歳未満2,000円※食事付未定
予定:2009年4月開館←白樺荘の人の話では7月と言っていました。
※開館日が決まり次第市広報、ホームページに掲出。
問い合わせ:静岡市経済局商工部観光課施設担当 054-354-2424

予想はしてたけど新施設は有料になるそうだ。浴槽数も増えるので循環になったりしないか心配だ。なによりも昭和の佇まいを残す現施設がなくなってしまうのが非常に残念だ。

赤石温泉 白樺荘
住所:静岡県静岡市葵区田代1005
営業:10:00~16:00
休み:火曜日、年末年始
電話:054-260-2021
料金:無料
泉質:単純硫黄泉
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