ダイソーにて

私の家の近くには二つのダイソーがあります。ひとつは普通に大きい青山ダイソー。もうひとつは大型ショッピングセンターにあります。大型ショッピングセンターと大きい青山ダイソーでは売ってるものも配置も異なります。だから私の頭の中ではホームが青山ダイソーで、大型ショッピングセンターダイソーはアウェイなんですよ。だから「ある」と思っていても「ない」事もありますし、ここにあるはずの物が見あたらない事もあります。まぁ落ち着いて探せば見つかるんですが…面倒です。いつもの配置にしてくれい…。大型ショッピングセンターよ…


俺
「あんれぇ～、ルーズリーフの替えが無いぞ…」
桃子
「あるわよ、これ」
俺
「ん？サンキュー、でもこれ穴が２６個だな」
桃子
「私はこのサイズだし皆このサイズじゃないの？」
俺
「うむ…俺は３０個の大きいサイズをつかってるんだよ」
桃子
「へぇ～…」
俺
「青山ダイソーにはあるんだけどなぁ…」
桃子
「…………ん～………」
俺
「あった？」
桃子
「ないわね」
俺
「そうか、そのうち青山ダイソーに行くかな」
桃子
「そう…」
俺
「お前の買い物はいいの？」
桃子
「私はここにしょっちゅう来たりするから………ほら☆」
俺
「早いな、上の表示看板見なくてもスイスイだな」
桃子
「えっへん」
俺
「全く…どこになにがあるやら」
桃子
「………」
俺
「ぬお…」
桃子
「どうしたの？」
俺
「前回置いてあった場所に同じ物が無いッ」
桃子
「そう。ここはしょっちゅう配置換えをするの」
俺
「なんという…」
桃子
「何を探してるの？」
俺
「リップクリームだよ」
桃子
「ああ…変わりやすそうな商品ね」
俺
「お、あった」
桃子
「良かったわね」
俺
「あ、無香性しかねぇ」
桃子
「じゃあ無難に１階のアサヒドラッグに行ったほうがいいわね」
俺
「この時間はいったい……」



よくあります。