一歩前へ

秋草誠のブログ
困ることは考えない!
いいことばっかり考えよう!!
だから一歩前へ

お上からの手紙

2015-01-22 18:20:36 | なんだかな

今朝、メールを開くとお役所から通知が届いていました。

表題は「高大接続改革実行プラン」の策定について、となっていました。

 

このプランのキモは「高等学校基礎学力テスト(仮称)」及び「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の実態です。

 

改革の方向性は

高等学校教育・大学教育・大学入学者選抜を通じて

学力の三要素

「知能・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」

この要素をはじめとした。

これからの時代に求められる力を育成・評価するために学力評価のための新テスト(「高等学校基礎学力テスト(仮称)」及び「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」)のあり方について一体的な検討を行うとともに、新テストの一体的実施や新たな評価方法の開発等を行う組織を整備する。

と書かれていました。

 

高校と大学が連携を図るのはとてもいいことだと思うのですがぁ

もう少し、現状を把握していただけるとありがたいです。

何を?

となると思います。

 

現状の高校生、学生の学力を今一度、調査された方がいいと思っています。

この中には、さんすう(引き算、掛け算)が出来ない人が本当にいます。

さんすうが出来ない学生に聞いてみると「覚えていない」と答える学生が多くいます。

この言葉の意味をわかっていただきたいのです。

この学生たちは公式を覚えるのではなく。

答えの数字をそのまま覚えるようになっているのです。

ですから「覚えていない」と答えてしまうのです。

どうやら彼らは勉強することは

答えを記憶することと間違えてしまったようです。

こんな学生が本当にいるのです。

 

私が思っているのは

今回の「高大接続改革実行プラン」についてではなく

小・中学校の勉強というより環境を整えてほしいのです

たとえば小学校一クラスに一人の先生では現実問題を解決できません。

1クラスに二人は必要だと思います。

現状の小学生のクラスを見ればすぐ理解できるはずです。

1・2年生でも字を書けない子

足し算も出来ない子がいるのです。

3年生くらいから塾に通っている子と日本語を話せない外国人が同じクラスにいるのです。

これを一人の教員で教えろというのに無理があります。

 

中学校に入ってからはもっと大変な状況です。

教員を攻撃する子供達が多数います。

こんな現場に立っている教員の中に精神がやられ

生徒たちの前に立てない教員が増えてきています。

校長室登校の出来上がりです。

 

そんな予算がない!としたら

何か考えましょうよ。

ピーン!!

そうです。

今や日本は長寿国となってピンピン元気な仕事をしていない老人がいるじゃないですか。

教員免許がなくたって、子供達に寄り添って話を聞くことくらいは誰でもできるはずです。

老人たちはきっと喜んで学校に通ってくれるはずです。

きっと、引き算、掛け算なんて簡単に出来るようになりますよ。

子供達は能力がないのではなく

寄り添って勉強してくれる人が欲しいのです。

以前なら、母親や父親がサンシは?ロクロクは?

と家であいさつするように九九の勉強を声掛けしてくれていました。

今の環境は共働きでそんな余裕もない親が増えています。

ですから

 

どうせ俺はバカだからという子供が増えているのです。

この言葉は、これから勉強をしないからといっているようなもんです。

子供達はこの言葉を発すれば気が楽になるので使うようになってしまったのです。

悲しい現実です。

 

定年で悠々自適に暮らすではなく

老人が、失礼まだまだですよね。

定年退職をされた大人の方々が近隣の小学校に気軽に出入りできるような環境つくりをしていただきたいと思っています。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿