最近、嫁さんが友達の紹介で新しい化粧品を使い出した。
なんでも、紹介してくれた友達の話によると、その化粧品を使うと
女性の気になる肌のシミがとれ、つやがでて色が白くなり、ファン
デーション?ていうのかな?なんかよう知らんけど、それを塗らなく
ても化粧品がよくのるようになり、といいことづくめらしい。
しかも、それは話だけでなく、実際にその友達の肌がどんどんきれ
いになってきていて、友達自身が動かぬ実証として説得材料に
なっているので、少々のことでは人の話に右往左往しない嫁さん
も、それなら、と使い始めたわけ。
で、効果のほどやけど、嫁が美容院に行って髪の形が全く変わっ
ていても気付かん俺でも、確かに肌がきれいになったと分かるし、
昨日ひさしぶりに俺の家を尋ねてくれた後輩の奥さんも、きれいに
なったなぁ、と驚いていたくらい。
まぁ、世の中にはものすごい化粧品があんねんなぁ、と感心してる
んやけど、もっと感心したのがその後輩の奥さん。
俺とこの奥さんと旦那である後輩とは、前の会社で一緒に仕事を
させてもらっていて、昔から良く知っている。二人は社内恋愛で結
婚し、この少子化の時代にあって、橋下弁護士と共に子供を5
人も育てている日本の明日を担う夫婦だ。
俺達夫婦が二人の仲人をさせてもらったという縁もあって、今も家
族ぐるみで仲良くさせてもらっている。
そして、これから話をする奥さんのことにだけついて言えば、昔から
天真爛漫というのはこの人の為にあるんやろう、というくらい明るく
気立てのいい人で、まあどうしようもなく楽観的なところはちょっと
俺に似ていて、若干の○ホでもある。
で、ようやく本題やけど、なぜその奥さんに感心したかというと、結
婚して20年近く?経ち、子供を5人も育てるのに、苦労を全く
感じさせず、その天真爛漫さになんの翳りもないから。
今もスマップが好きで、ウチの娘とたまにメールをし、玄関先で俺達
とバカ話をしている姿は結婚前からおかしいくらいに、というかおかし
いねんけど、一点のぶれもない。
俺はそれを見てすごいお方やと思うと同時に、彼女がとても「美し
い」と感じたのだ。
化粧品で女性がきれいになることが悪いわけじゃないし、外見から
内面がきれいになるという効果もあって、女性にとってこの化粧品
は本当に魅力的で画期的やと思う。
でも、本当の女の人の美しさとは、奇跡的な化粧品が作りだすも
のではなく、奇跡的なまでに純粋な内面が作り出すものなのだと
いうことを今日彼女は玄関先でバカ笑いしながら教えてくれた。
彼女もこの化粧品に興味を持っていたみたいやけど、彼女にそん
なものは必要ないと思う。
PS:美しい人への伝言
こないだ、家に来てくれた時にちょっと俺のことを褒めてくれたので、
お礼に褒め返しときました。たまに俺のブログ読んでくれてるみたい
やけど、話半分、いや3分の1で聞くようにね。