浪越指圧「奥の近道」ブログ

NPO法人基本指圧研究会

「受け手の姿勢を整える」ことに的を絞り練習

2009年08月27日 | 基本指圧研究会の報告
  8月度月例練習会が23日(日)午後1時半から2時間、豊島区勤労福祉会館で開催されました。来月(9月27日)同窓会が主催する実技研修会に向けて、鈴木林三先生の講習をより深く理解できるようにと、今月は肩甲下部を効率よく圧すために受け手の姿勢を整えることを勉強しました。 
  受け手の姿勢の直し方ひとつで、「圧しやすさが違ってくる」ことや、「圧した効果がまるで変わってしまう」ことを皆さん理解されたようです。「今日は試験勉強の時間を割いて参加してよかった」と言っていた学生さんの声を聞くこともできました。  

  色々なことをいっぺんにやり過ぎては、かえって練習の主旨が分かりにくくなってしまうので、この日はあくまでも受け手の姿勢を直して圧し易くすることに的を絞りました。実際に自分達で姿勢を直すこの練習をした上で、来月の実技研修会での鈴木先生の講習を受ければ、かなり理解が深くなると期待しています。圧す姿勢があまりにも悪過ぎる人はチェックしましたが、意識的に受け手の姿勢の直し方中心での練習でした。  

  このところ、世界陸上がドイツのベルリンで開催されました。ジャマイカのウサイン・ボルト選手の走りに、世界中が驚き、注目しています。彼が走るのを世界中の人が楽しみに見つめているのです。 
  スポーツの世界に限らずどんな世界の人でも、一流の人は皆自分の練習の場をきちんと確保しています。バックボーンとしての訓練の上に成り立つ成果です。私達の研究会もそんな練習の場でありたいといつも考えています。どうか皆さん一流の治療家になってください。この先、そういう場としてこの研究会を育てていきたいと思っています。頑張ります! よろしくお願いします。
 

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