浪越指圧「奥の近道」ブログ

NPO法人基本指圧研究会

7月の練習会、前半期の総復習は肩甲下部の上達を

2013年07月26日 | 基本指圧研究会の報告

  7月度月例練習会が、14午後1時半から開催されました。会場は例月の豊島区勤労福祉会館です。今年は梅雨が早く明け、連日の猛暑でうだる暑さの中、熱心な会員は会場が開く前から待ちかねて仕事の白衣への着替えもそこそこ、自主練を始めていました。

 
今年の前半を振り返ってみますと、1月の練習会では肩甲下部の構えから力が抜けた状態を体感してもらい、少し上達した状態で2月には鈴木林三先生お招きしました。3月は1月の続きで、肩甲下部の力が抜けた状態での練習。4月は総会。
 
5月は、自然な歩きの精度をあげることで肩甲下部の圧し方が上手になりますので、偏りのないきれいな歩きを階段を利用して勉強しました。6月は、年に1回の前頸部を勉強しました。

  今月は総復習として、全身が1つの動きになるように無駄のない動きを目指しました。毎月ひとつずつ、肩甲下部の構えから、力がぬけていく状態を実感できるように説明しながら進んできました。この半年で勉強した肩甲下部の集大成が、今月の練習会で圧した圧が歪みなく、安定した垂直圧になるようにそのコツを勉強しました。

 
今までも肩甲下部における身体の使い方は、折にふれて説明をしたことがあるのですが、いまひとつ理解が甘いように思われたので、再度、圧し方の確認をしながら実際の圧を受けてもらいました。身体の向きで圧が大きく変わることを納得できたのが収穫です。