11月28日午前9時30分から2時間、豊島区勤労福祉会館で11月度月例練習会が開催されました。今回は、大変マニアックな練習を披露しました。
指圧仕様のスクワットの動きの精度を上げることで、肩甲下部の“動きと圧”に画期的な上達を得ようというものです。実際、これに正面から立ち向かって練習すれば確実に上達できるのですが、これにはネックがあって、実は初めのうちは自分1人の練習で上達するのは難しいのです。
まず、微妙な感覚が分かるようになるまでは、お互いのやり方を見てどこをどうしたら良くなるか、スクワットの動きの本質を理解できるようになることが非常に重要です。ですからこの日はいかに“見る”かを中心に勉強しました。良い動きができるために、微妙な構え方の違いが分かるようになるために、お互いに構え方を見ながらの練習です。
どこまで理解してもらえるか少し心配もありましたが、おおむね理解できたようで喜んでもらえたようです。スクワットがじょうずに動けると、即座に肩甲下部の圧し方が変化して、圧に反映できるのには皆さん驚いていました。
スクワットで動きの精度があがってきたら、それを受け止められる“指”であれば、どんどん上達することが可能です。今回はたいへん好評で、「もっと練習したい」という声がありましたので、また近々実施したいと考えています。
この日の練習会は、いつにも増して皆さん熱心に取り組んでいました。熱気で室内の温度が上がってしまうほどで、実際玉の汗を流しながらの練習風景で、その熱心さには頭が下がる思いがしました。
写真は「指圧仕様のスクワット」に励む参加の会員諸氏。