浪越指圧「奥の近道」ブログ

NPO法人基本指圧研究会

練習にも「基本」が大事と再確認

2009年02月24日 | 基本指圧研究会の報告
  2月22日の午後1時半から2時間、豊島区勤労福祉会館で2月度月例練習会が開催されました。先月学んだ「ナンバ歩き」を生かすために、肩甲下部の圧し方にこの歩き方の動きを取り入れて、レベルアップに挑戦してみました。  

  かなりマニアックな練習なので、どのように理解されるか、また伝えたい内容がどの程度伝わるか、伝え方に問題はなかったかとチェックしています。 
  メンバーの近況報告で指づくりとスクワットの話がでていたので、これも掘り下げて細かくチェックした練習をしてみました。今回は、参加人数がいつもより少な目だったので、細かくチェックできました。その内容は次のようなものでした。

 「圧している拇指の中手指節間接が屈曲できていない。圧す時に肘が曲がってしまう。床についている膝の方の大腿部を捻って使ってしまう」  

  これは正確にきちんとやるように、もっと徹底すべきだと感じました。圧す時に4指が流れてしまって拇指に圧がのらない。圧すタイミングがわずかに違っている等々、全体にどんな練習でも「基本」が大事であることを再確認しました。
  身体が本当にきちんとした動きを覚えるためには、これ等の基本的なことができていないと動きにブレが生じてしまいます。もったいないことですから自分の基本のチェックをもう1度してみると、かえってワンランク上の動きが見えてくるのではないか、と強く感じた練習会でした。