浪越指圧「奥の近道」ブログ

NPO法人基本指圧研究会

10月度月例練習会、「鼠径部は重要な指圧ポイント」

2010年10月28日 | 基本指圧研究会の報告

 10月24日、豊島区勤労福祉会館にて10月度月例練習会が開催されました。

 先月、先々月と2ヵ月にわたり、肩甲下部の圧し方において拇指の感覚を頼りに、垂直圧になる構え方を自分で探す方法を学びました。

 今回は、その正しい構えの探し方の応用で、鼠径部をまっすぐに垂直圧で圧すことを勉強しました。これは非常に大事な練習です。
 そもそも鼠径部は、基本指圧ではとても重要な指圧ポイントだからです。内臓疾患、ことに虫垂炎や大腸の憩室炎等。また、ぎっくり腰や足腰の疾患には、効果を増大させてくれます。指圧師にとってありがたい重要ポイントですから、ぜひとも、より効果的に圧せるようになってください。練習を通して、そこそこ理解していただけた手応えでした。たいへん嬉しく思います。

 ここ数ヵ月、川越道場で実施して大いに上達をみている練習方法も、実際にメンバーに実演してもらって紹介しました。確実に上達が可能になる練習法ですから、ぜひともお試しいただきたいと考えています。多くの人たちに実行してもらうことで、色々な工夫も生まれてくるのではないかと期待しています。

 苦手にも甘手にも応用できる練習法です。先月から実行してみたメンバーから、バネ指が治ってしまったという嬉しい報告もありました。

 次回の練習会までにチャレンジして、結果を持って参加してくださるのを心から期待しています。この練習の先に、レベルアップがあることが確信できていますから、1人でも多くの方が理解され試されるといいでしょう。皆さんの上達を心から楽しみにしています。