8月11日、豊島区勤労福祉会館で8月度月例練習会が開催されました。この日、東京は日中37度まで気温が上がって、外に出かけるのが怖いほどでした。それでも熱心な会員は、猛暑などものともせずに参加、それぞれ練習にいそしんでいました。
例年なら8月の月例練習会はお休み。代わりに同窓会が主催する夏の講習会が母校で開催され、基本指圧研究会はそこに参加することになっているのです。しかしこの9月に指圧学校の新校舎が竣工され、晴れてお披露目です。そこで9月の練習会が、前倒しのようになって8月に開催となりました。
また、毎年秋に開催される地方講習会が8月になり、11月3日には新校舎で同窓会の講習会が開催されることになりました。新しい気持ちで参加しようと楽しみにしています。
練習会の模様ですが、これまで課題に感じていたことに取り組みました。以前から前頸部の構えが甘いと感じるときが時々あって、できたりできなかったり、しっくりせず何とかしたいと思っていました。
鈴木林三先生の指圧を受けて感じるのは、前頸部の起止部のコリを上手に出して構えられるか、どうかが大事なポイントだと思います。今回その部分に関して分かりやすい例がありましたので、練習会で披露しました。
1回だけでは、理解が難しいと思いますの、で次回さらにまた説明しながら練習しようと思っています。
また今月、せっかく前頸部に挑むのでお腹の圧し方も一緒に勉強しようと思いました。まず、前頸部を圧して実際にそのコリを手に取って「ここです」と触れながら勉強しました。その後、鼠頸部と三角胸筋溝、腋下部を圧した後、腹部(ミゾオチ)の緩み方を勉強しました。
前頸部を確実に圧すことで指圧効果が全く違うものになってしまうのを実感して欲しいと思いました。天才の技といわれる浪越徳治郎先生の前頸部の圧し方に少しでも近づけるかと思うと楽しくて、この練習は、また後日ぜひ時間をとりたいと思っています。