浪越指圧「奥の近道」ブログ

NPO法人基本指圧研究会

東日本大震災のお見舞いを申し上げます

2011年03月13日 | 分類なし

 もの凄い地震でした。M8.8という地震の規模は、国内観測史上最大ということで、これは「阪神淡路大震災」の180倍という、とてつもない規模だそうです。

 皆さま、被害はありませんでしたか。基本指圧研究会会員で、震源地に近い方もいらっしゃるので案じています。自衛隊は直ちに8000人が出動したそうですが、10万人態勢に持っていくといっています。国民の安全確保と被害を最小限に抑えるために、全力を尽くしてもらいたいものです。

 

 地震発生のとき、私は埼玉リハビリセンター(埼玉・上尾)でした。今、週2回リハビリに通っています。140分ですが、連れてきてくれた夫はリハビリが終わるのを駐車場で待っていました。

 私は言語聴覚士(ST)の先生の指導を受けている最中でした。私は(皆さんも?)地震が大嫌いです。あわてて先生の方を見たところ、先生が凄い形相でドアにつかまっているのを見て、「私より怖がる人がいる」と思うと、少し安心しました。

 

 私の母が上福岡駅そばのマンションに住んでいます。電話がつながらないので帰りに訪ねたのですが、エレベーターが停止しているのです。エレベーター以外に外階段しかないので、11階まで歩きです。でも、無事な顔を見て一安心。

 

 そのあと自宅に帰りましたが、この地域はすべて停電です。照明はもちろん、エアコンも電子レンジも使えません。

やっと治療院(川越)に電話が通じたのですが、自宅が遠いスタッフ2人が取り残され、そこで一夜を過ごすというのです。

 夫と私もそこで夜を過ごそうということになりました。食べ物を買っていこうとしたのですが、コンビニに行ってもおにぎりもパンもない。店の人に聞くと、川越のまるひろ(百貨店)もマイン(スーパー)も午後4時で閉めたため、食べ物を求める人がそこらのコンビニにあふれ、品物が無くなってしまったというのです。

 

 それでも2軒を回り、何とか食べられる物を求めて治療院に行き、やっと遅い夕食にありつきました。

 

 東京電力によると、1211時半の時点で、関東地方でまだ105万世帯が停電しているということでした。被災地では400万世帯以上だとか。それに電話がつながらない。ことにケイタイは最悪でした。これは今後、何とかできないのでしょうか。

 

 想定を超える大地震、ということでやむを得ない点もあったかとは思いますが、政府はやるべきことに全魂を込め、また今後の対策に大いに生かしてほしいと思います。

 

 まだ余震も予想されるようです。皆さま、どうかくれぐれもご用心ください。(村岡曜子)

 (M8.8は、後にM9.0に訂正されました)

 


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