浪越指圧「奥の近道」ブログ

NPO法人基本指圧研究会

鈴木先生のもとで初練習会、22名が参加

2011年01月19日 | 基本指圧研究会の報告

基本指圧研究会は1月16日の日曜日、本年初の月例練習会を豊島区勤労福祉会館で開催しました。

この日、基本指圧研究会顧問・鈴木林三先生が出席、その指導のもと午後2時半から4時半まで2時間、22名のメンバーが真剣に実技の研鑽に取り組みました。

 

鈴木先生はこの日、ことに基本的な勉強法として、「指づくり」「スクワット」「伏臥位の肩甲下部の圧しかた」について懇切丁寧に指導された。まず実際にやって手本を示し、そのあとメンバーが練習している中へ入り、個々の実技の状態を見て適切なアドバイスを与えておられました。

 

基本指圧研究会の村岡曜子リーダー(代表理事)が昨年12月に病で伏せましたが、この日は少人数ながら鈴木先生の深甚の指導に触れ、決意新たに新年の第一歩を踏み出すことができました。

 

藤原先生からリーダーの病状を説明

 

午後5時から場所を移して懇親会が設けられました。ここには元・都立墨東病院脳神経外科医長、藤原QOL研究所代表の藤原一枝先生も出席して、村岡リーダーの病状について説明されました。

 

松本勝美氏(基本指圧研究会監事)の司会で始まった懇親会は、初めに鈴木先生が挨拶。およそ次のように述べ、いっそうの精進を促された。

「今日は、難しいことをいかにわかりやすく話すかに意をくだいた」

「圧す時は姿勢が大切だ。浪越先生は天才だからどんな姿勢でも圧せた。われわれはそんなことはできない。圧すときは姿勢を正すことが大事になる」

 

つづいて村岡長治氏(リーダーの夫)が立って、「このような状態になり、皆さんに申し訳ないと曜子から言伝がありました」と述べ、鈴木先生とこの日、出席くださった藤原先生への謝辞を述べた。そのあと藤原先生の紹介と、病名が脳出血であることを報告しました。

 

次いで藤原先生から、リーダーの病気と現在の状態について詳しく話がありました。ことに現在順調にリハビリが進んでいることを話された後、もう一度検査をする予定だが、やがて自宅に近い埼玉のリハビリセンターに替わることになるでしょう、と。また、現時点でのリーダーへの接し方について、手紙の活用などに触れて話を進められた。

 

そのあと熱田大吾郎氏の音頭で乾杯。藤原先生は仕事途中のため直ちに退席されたが、「村岡さんは3ヵ月ほどしたら戻ってきますよ」と参加者に声をかけておられた。

そのあとのメンバーは残って7時まで歓談し、懇親会は有意義ななかに終了しました。  

(基本指圧研究会副代表理事・飯野とみ子 寄稿)


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